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大阪府泉佐野市・りんくう公園から望む海と関西国際空港連絡橋

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

大阪府

大阪府のホテル・宿泊市場

大阪市内の街と交通を中心に、府内の入口と周遊を分け、同じ客室条件で市場を読む。

Photo: 663highland / CC BY 2.5 · 2007年3月
2025年・大阪府の延べ宿泊
58,772,820人泊
2025年・大阪府の客室稼働率
78.6%
2025/3/31・大阪府の許可施設数
2,425施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

大阪府のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は58,772,820人泊、全体の客室稼働率は78.6%だった。

大阪府の宿泊には、大阪市の街や食、広域交通、空港の前後、関西各地への周遊が重なる。大阪府と大阪市は同じ範囲ではなく、都市圏の便利さを共有しても施設の使われ方は違う。入口と主な目的地を具体的に定めたい。

At a glance

ひと目でわかる、大阪府のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)2,425施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
大阪府。第8表CSVレコード34(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数1,646施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
大阪府。第8表CSVレコード34(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数773施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
大阪府。第8表CSVレコード34(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数6施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
大阪府。第8表CSVレコード34(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数128,519室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
大阪府。第8表CSVレコード34(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数58,772,820人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 27大阪府行、B34セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数24,517,740人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 27大阪府行、Q34セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比41.7%[1]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府の第2表(年計)Q34÷B34×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率78.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、B34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率49.0%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、Q34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率72.5%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、R34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率82.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、S34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率79.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、T34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率73.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
大阪府内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 27大阪府行、U34セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/5,505,080人泊[1]2025年1〜12月の比較
大阪府。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B34。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月10月/84.9%[1]2025年1〜12月の比較
大阪府。各月第8表B列比較、最高は『第8表(10月)』B34。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/31,548,060人泊[1]2025年暦年・確定値
大阪府。原Excel『第4表(年計)』 27大阪府行、E34セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)シティホテル/14,169,910人泊[1]2025年暦年・確定値
大阪府。原Excel『第4表(年計)』 27大阪府行、F34セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)53.7%[1][2]2025年暦年・確定値
大阪府。第4表(年計)E34÷第2表(年計)B34×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

都市の滞在、空港の前後泊、関西周遊の拠点

大阪では、街を楽しむ宿泊と、交通の前後泊、関西を巡る拠点を分けて見る。大阪市内への集積だけで府全域を説明せず、候補宿がどの入口と訪問先をつないでいるかを確かめたい。[1][2][3]

大阪府の2025年延べ宿泊者数は58,772,820人泊、うち外国人は24,517,740人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると41.7%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

新大阪で広域移動に備える人、梅田や難波から街へ出る人、空港へ向かう人では、荷物と到着・出発の時間が異なる。催しがある年の宿泊量も、そのまま将来の平常年に使わず、自館の日別予約と滞在目的を分けて読む必要がある。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が31,548,060人泊で最も多く、次いでシティホテルが14,169,910人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の53.7%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の大阪府全体の客室稼働率は78.6%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが82.9%、旅館が49.0%で、差は33.9ポイントだった。[1][2][3]

シティホテル、宿泊特化型、多人数の部屋や簡易宿所では、客室定員と館内サービスが違う。稼働率が高いことと一室当たりの利益は別であり、飲食・会議、清掃、連泊の条件を合わせて評価したい。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館49.0%
リゾートホテル72.5%
ビジネスホテル82.9%
シティホテル79.4%
簡易宿所73.6%
03

新大阪・梅田・難波と、空港への接続を分ける

新幹線の新大阪と都市の主な拠点、空港からの鉄道路線は別の動線を持つ。宿泊地を決める際は、広域の入口から宿、宿から主な訪問先への移動を一組にする。[3]

大阪駅側と難波・天王寺側では使う路線と街の行程が異なる。空港の前後泊では早い出発や遅い到着も確認する。駅名が同じでも出口や乗り換え、荷物を持つ歩行で利便性が変わるため、地図の距離だけで判断しない。

大阪市の値が必要な場合は市域の資料を確認し、府全域を市の市場として示さない。周辺府県への観光を受け止める宿でも、その観光入込を大阪の泊数へ加算せず、自館に泊まった実績と翌日の行程で説明する。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
新大阪・大阪駅側広域移動、駅出口、荷物と朝の出発
難波・天王寺など都市側街の行程と空港鉄道への接続
空港周辺・市外の府域前後泊と現地交通、目的地別の利用
04

到着・連泊・多人数を、運営の記録から読み分ける

大阪の施設では、部屋の人数と滞在日数、到着時刻を清掃や荷物の能力へ結びつけたい。都市の規模や催しの話題だけで、個別ホテルの継続的な販売を判断しないことが必要になる。[1][3]

フロント、エレベーター、荷物置場、清掃とリネンの動線を点検する。複数人の部屋は寝具や清掃時間、連泊は清掃頻度と案内を読む。飲食・会議などを持つ施設は、客室販売と部門別の収支を分け、増室や改装に対応できる能力を確認する。

承継では、清掃・リネン・夜間対応・予約販売・設備管理の実際の契約を確かめる。特定の催しや販売先への依存は月次と日別の予約で読む。立地の便利さと、次の運営で継続できる販売・サービスの条件を別に整理したい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は大阪府全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6][7]

大阪府全域の統計と大阪市域の値は異なる。府のエリア別推計は観光庁の元データを二次利用した補正推計で、回答サンプルの制約が案内されている。市域を扱う場合はその定義を確認し、県別年次表と無条件に同じ系列にしない。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の大阪府の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業1,646施設、簡易宿所773施設、下宿6施設の合計は2,425施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

大きな市場から、同じ駅と部屋の比較へ絞る

大阪では、府全体の宿泊規模を背景に、駅と空港、部屋の定員、連泊の条件をそろえて比較したい。催しのある年の実績は、その期間と通常日を分けることで計画に使いやすくなる。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が5,505,080人泊で最多、2月が4,238,150人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は10月の84.9%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

入口から主な目的地までを描き、候補宿に泊まる利点を整理する。月次の泊数に日別予約、人数、取消、清掃と荷物の記録を添えると、客室の改装だけでなく運営で改善すべき点も見え、承継資料の確認へ進みやすい。

  • 大阪府と大阪市、エリア別推計を区別する
  • 新大阪・大阪駅・難波の動線を確かめる
  • 催し期間と通常日の予約・費用を分ける

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

大阪府の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

新大阪・大阪駅、難波・天王寺などの都市側、空港と府内の市外地域を分ける。主な目的地と利用する路線、部屋の条件をそろえて比較する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

大阪府全体の2025年客室稼働率78.6%は比較の背景情報である。多人数の部屋とシングル、飲食や会議付きの施設では運営が違う。客室定員、連泊、清掃、付帯部門を並べ、府平均から利益を直接推測しない。[1][2][3]

大阪府の数字は大阪市の宿泊規模として使えますか。

府全域には市外も含まれるため、そのまま市の値にはできない。大阪市エリアの独自推計を使う場合は、補正方法と回答サンプルの制約を確認して表示する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次統計から同じ駅と空港、客室の条件へ絞る。催し期間と通常日を分け、自館の予約・人数・清掃・荷物の実績で運営能力を確かめる。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 大阪府|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

  7. 大阪府 観光統計調査・エリア別宿泊推計の方法 ↗

    大阪府|対象:確認2026年10月27日|確認:2026-10-27

    観光庁個票の二次利用・府確定値との差による補正、回答サンプルが少ない等の制約。

掲載写真

Rinku park08s3200.jpg ↗

写真:663highland / CC BY 2.5 / 2007年3月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。