5市と県保健所、温泉の担当を区別する
県は旅館業の県書式と5市の様式が異なることを案内しています。本店や管理会社の住所ではなく、営業施設の許可番号と住所を基準にし、複数施設なら所管ごとに一覧化します。
温泉法の県窓口には県民事務所等が挙げられています。源泉の採取等と浴場の利用を分け、5市の利用申請は各市へという案内も照合して、県保健所だけへ一括して説明しない準備をします。
県の譲渡用様式で事前承認を準備する
添付例は譲渡を証する資料と、法人の場合の定款等・登記事項証明書です。契約対象が現在の許可事業全体か、当事者や予定日に食い違いがないかを照合してから申請します。
県は電子申請の導線も示していますが、提出方法の便利さと事前承認の要件は別です。一部の棟や営業だけの取得、大幅改装がある場合は、新規許可の可能性も含めて先に相談します。
県条例の接遇・宿泊拒否の扱いも引き継ぐ
旧営業者のマニュアルにある拒否条件を、そのまま新営業者の基準としないことが大切です。現在の法令と施設所在地の条例を確認し、配慮を要する宿泊者への対応や記録の扱いを運営へ反映します。
衛生・設備面も許可図面と現況を比較します。5市の施設には市の基準・手続を確認し、県条例の抜粋だけから構造基準全体を判断せず、清掃・水質・点検資料を揃えます。
名古屋市では2026年4月1日に入浴設備の構造設備基準が改正されました。市の案内は既存施設には改正前の基準を適用する一方、施行日以降に構造設備を変更する場合は改正後の基準を適用するとしています。浴場を変える計画では、ろ過器や蒸気室等の基準も現況と照合します。
同市の衛生措置は2026年7月1日から全施設に改正後の基準を適用します。既存施設であることを理由に運営面まで以前のままとせず、ろ過器の管理や浴槽水等の水質基準を確認します。これは名古屋市の扱いで、県所管や他の4市は各所管の現行基準を別に調べます。
源泉と温泉利用の申請を県民事務所等へ確認する
源泉を含む取得なら採取許可かガス濃度確認かを特定し、設備図と分析資料を受け取ります。供給を受ける宿なら供給契約、利用承諾、利用許可、施設内の給湯箇所を照合します。
合併・分割や相続と一般の売買で手続が異なるため、取引手法を温泉担当に明示します。源泉と利用施設が離れていれば所在地を分け、各証書の対象と誰が管理するかを一覧にします。
市の書類省略と設備変更を別々に読む
市と県の要求を混ぜず、現行の提出物を受付で確認します。客室区画、フロント、浴場、調理場、外来入浴の変更は現況と計画の図面を示し、承継とは別の確認を進めます。
建築・消防の履歴、給排水・保守記録を集め、改修と是正の範囲を明らかにします。申請資料の作成や現況調査、工事の担当・負担を契約工程に入れ、承継後へ判断をまとめて持ち越しません。
施設別の許可・管理・接遇資料をまとめる
許可申請と変更届、浴場の系統図、温泉分析・掲示、水質検査、清掃・保守、受付マニュアルを対象施設に結び付けます。現場担当と委託先の交代、次の点検予定、未解決事項も記録します。
申請受付、承認、引渡し、営業開始を別の確認点にします。5市と県の手数料や日数を同じとせず、現在の所管運用に合わせて当事者が工程と条件を確かめます。
Questions & answers
よくある質問
一宮市の旅館も県の保健所へ申請しますか。
一宮市は県が挙げる保健所設置5市の一つです。市の手続・様式を確認します。
温泉法も旅館業と同じ県保健所が担当しますか。
県の温泉案内は県民事務所等と5市の利用担当を区分しています。源泉・利用の別と所在地で確認します。
名古屋市で法人番号を記載すれば法人資料は全て不要ですか。
市の案内は登記事項証明の省略と定款等の提出を区別しています。定款または寄附行為は省略できないとされています。
旧営業者の宿泊拒否マニュアルをそのまま使えますか。
現行法令と所在地の条例に照らして確認します。県の案内も宿泊拒否の制限を説明しており、旧運用を無条件に承継しません。
