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TSUNAGU — SUCCESSION GUIDE

愛知県

愛知県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口

5市と県保健所、温泉の県民事務所を分け、取引手法と営業範囲から承継手続を整理する。

Photo: Bariston / CC BY-SA 4.0 · 2021年11月
最初の確認
5市と県、温泉の担当を分ける
旅館業の譲渡
効力発生前の承認
温泉
源泉・利用を別確認

Context, with sources

次の担い手へ、手続を確かに。

愛知県の旅館業は、名古屋市・豊橋市・岡崎市・一宮市・豊田市と、県の所管地域を分けて確認します。県の譲渡承認案内はこの5市を明記しており、許可の名義と営業施設の住所から申請先を特定できます。

温泉法では県民事務所等の環境担当が窓口となる手続があり、旅館業の県保健所と同じとは限りません。営業承継、源泉の採取・利用、接遇や衛生管理を分け、引渡し前に必要な資料と確認先を整理します。

At a glance

ひと目でわかる、愛知県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の受付名古屋・豊橋・岡崎・一宮・豊田の5市は市の所管です。その他の旅館業は所在地の県保健所で確認し、温泉法は担当業務ごとに窓口を調べます。[1][2]2026年10月27日参照
愛知県・施設所在地による
事業譲渡県の事業譲渡承認は譲渡人・譲受人による効力発生前の手続です。譲渡用の営業承継承認申請書は様式第2として公開されています。[2][7]2023年12月13日施行の承継制度
愛知県内の旅館業。個別の適用は管轄へ確認
条例・規則県は旅館業条例の抜粋と国の制度に基づき宿泊拒否の制限を説明しています。施設設備だけでなく、予約・受付時の対応方針も引継ぎ対象です。[3]確認時点の自治体公開資料
愛知県所管の施設。市独自の条例適用は別途確認
温泉法の相談県の温泉様式案内は、県民事務所等の環境担当と5市の利用担当を区別しています。旅館業の事業譲渡承認が温泉法の手続を代替するものではありません。[4]確認時点の公開手続
愛知県内の源泉・利用施設。採取と利用を区別
相談に用意する資料許可証、許可時・変更後の図面、営業主体、取引手法、譲渡予定日をそろえる。[8][2]事前協議時
譲渡対象の許可事業。物件購入だけとは区別
承認と工事の関係名古屋市は法人番号による登記事項証明の添付省略を案内する一方、定款等の省略はできないと説明しています。書類の一部省略を手続全体の省略とは解釈しません。[2][10]改修・運営変更の計画時
愛知県内の当該施設。建築・消防等は別制度
名古屋市の浴場基準構造設備の改正は2026年4月、衛生措置は同年7月。既存施設と設備変更時の適用を区別[11]2026年4月1日・7月1日施行
名古屋市内の旅館業施設。県所管・他の4市へ一律に適用しない
01

5市と県保健所、温泉の担当を区別する

名古屋・豊橋・岡崎・一宮・豊田の5市は市の所管です。その他の旅館業は所在地の県保健所で確認し、温泉法は担当業務ごとに窓口を調べます。[1][2][5][4]

県は旅館業の県書式と5市の様式が異なることを案内しています。本店や管理会社の住所ではなく、営業施設の許可番号と住所を基準にし、複数施設なら所管ごとに一覧化します。

温泉法の県窓口には県民事務所等が挙げられています。源泉の採取等と浴場の利用を分け、5市の利用申請は各市へという案内も照合して、県保健所だけへ一括して説明しない準備をします。

02

県の譲渡用様式で事前承認を準備する

県の事業譲渡承認は譲渡人・譲受人による効力発生前の手続です。譲渡用の営業承継承認申請書は様式第2として公開されています。[2][5][7][8]

添付例は譲渡を証する資料と、法人の場合の定款等・登記事項証明書です。契約対象が現在の許可事業全体か、当事者や予定日に食い違いがないかを照合してから申請します。

県は電子申請の導線も示していますが、提出方法の便利さと事前承認の要件は別です。一部の棟や営業だけの取得、大幅改装がある場合は、新規許可の可能性も含めて先に相談します。

03

県条例の接遇・宿泊拒否の扱いも引き継ぐ

県は旅館業条例の抜粋と国の制度に基づき宿泊拒否の制限を説明しています。施設設備だけでなく、予約・受付時の対応方針も引継ぎ対象です。[3][5][6][8][11]

旧営業者のマニュアルにある拒否条件を、そのまま新営業者の基準としないことが大切です。現在の法令と施設所在地の条例を確認し、配慮を要する宿泊者への対応や記録の扱いを運営へ反映します。

衛生・設備面も許可図面と現況を比較します。5市の施設には市の基準・手続を確認し、県条例の抜粋だけから構造基準全体を判断せず、清掃・水質・点検資料を揃えます。

名古屋市では2026年4月1日に入浴設備の構造設備基準が改正されました。市の案内は既存施設には改正前の基準を適用する一方、施行日以降に構造設備を変更する場合は改正後の基準を適用するとしています。浴場を変える計画では、ろ過器や蒸気室等の基準も現況と照合します。

同市の衛生措置は2026年7月1日から全施設に改正後の基準を適用します。既存施設であることを理由に運営面まで以前のままとせず、ろ過器の管理や浴槽水等の水質基準を確認します。これは名古屋市の扱いで、県所管や他の4市は各所管の現行基準を別に調べます。

04

源泉と温泉利用の申請を県民事務所等へ確認する

県の温泉様式案内は、県民事務所等の環境担当と5市の利用担当を区別しています。旅館業の事業譲渡承認が温泉法の手続を代替するものではありません。[4][9]

源泉を含む取得なら採取許可かガス濃度確認かを特定し、設備図と分析資料を受け取ります。供給を受ける宿なら供給契約、利用承諾、利用許可、施設内の給湯箇所を照合します。

合併・分割や相続と一般の売買で手続が異なるため、取引手法を温泉担当に明示します。源泉と利用施設が離れていれば所在地を分け、各証書の対象と誰が管理するかを一覧にします。

05

市の書類省略と設備変更を別々に読む

名古屋市は法人番号による登記事項証明の添付省略を案内する一方、定款等の省略はできないと説明しています。書類の一部省略を手続全体の省略とは解釈しません。[6][5][10]

市と県の要求を混ぜず、現行の提出物を受付で確認します。客室区画、フロント、浴場、調理場、外来入浴の変更は現況と計画の図面を示し、承継とは別の確認を進めます。

建築・消防の履歴、給排水・保守記録を集め、改修と是正の範囲を明らかにします。申請資料の作成や現況調査、工事の担当・負担を契約工程に入れ、承継後へ判断をまとめて持ち越しません。

06

施設別の許可・管理・接遇資料をまとめる

承継後は新営業者が衛生管理と営業を担います。県保健所、市、温泉担当の回答を許可番号ごとに整理して渡します。[2][6][7]

許可申請と変更届、浴場の系統図、温泉分析・掲示、水質検査、清掃・保守、受付マニュアルを対象施設に結び付けます。現場担当と委託先の交代、次の点検予定、未解決事項も記録します。

申請受付、承認、引渡し、営業開始を別の確認点にします。5市と県の手数料や日数を同じとせず、現在の所管運用に合わせて当事者が工程と条件を確かめます。

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

一宮市の旅館も県の保健所へ申請しますか。

一宮市は県が挙げる保健所設置5市の一つです。市の手続・様式を確認します。[2][5]

温泉法も旅館業と同じ県保健所が担当しますか。

県の温泉案内は県民事務所等と5市の利用担当を区分しています。源泉・利用の別と所在地で確認します。[4]

名古屋市で法人番号を記載すれば法人資料は全て不要ですか。

市の案内は登記事項証明の省略と定款等の提出を区別しています。定款または寄附行為は省略できないとされています。[6]

旧営業者の宿泊拒否マニュアルをそのまま使えますか。

現行法令と所在地の条例に照らして確認します。県の案内も宿泊拒否の制限を説明しており、旧運用を無条件に承継しません。[3]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 保健所管轄区域案内・愛知県 ↗

    厚生労働省|対象:確認時点の公開一覧(個々の表の掲載時点を参照)|確認:2026-10-27

    保健所の設置主体と市区町村別管轄。営業手続の最新受付部署・申請先は自治体の個別案内と併読する。

  2. 旅館業営業者の地位の承継の承認(譲渡) ↗

    愛知県|対象:確認時点の行政手続案内|確認:2026-10-27

    譲渡効力発生前の承認、5市と県保健所の区別、譲渡証明・法人書類。

  3. 旅館業における宿泊拒否の制限 ↗

    愛知県|対象:2023年12月13日施行制度に対応する公開案内|確認:2026-10-27

    県旅館業法施行条例4条抜粋と国の宿泊拒否制限。設備基準全体を確定する資料ではない。

  4. 温泉関係届出様式 ↗

    愛知県自然環境課|対象:確認時点の公開様式|確認:2026-10-27

    県民事務所等の温泉担当、保健所設置5市の利用手続、各種申請。

  5. 旅館業に関する申請・届出等 ↗

    愛知県|対象:確認時点の公開様式|確認:2026-10-27

    譲渡用様式第2、法人・相続との区別、電子申請の案内、市の独自様式。

  6. 旅館業 営業承継承認申請 ↗

    名古屋市|対象:2026年4月1日更新|確認:2026-10-27

    譲渡前承認、法人番号による登記事項証明の省略と定款等の省略不可、周辺図等。

  7. 旅館業の営業者の皆さまへ・事業譲渡に関する手続が整備されます ↗

    厚生労働省|対象:2023年12月13日施行|確認:2026-10-27

    全2頁。譲渡効力発生前の承認、対象許可事業の一部譲渡の対象外、許可条件と増改築の取扱い。全国一律の処理日数・費用は示さない。

  8. 旅館業法等における事業譲渡に係る規定の運用上の疑義について ↗

    厚生労働省|対象:2023年11月29日通知|確認:2026-10-27

    共通問8~12、旅館業法問1~5、旅館業法・公衆浴場法の問1。証明書類、主体、設備の同一性、建築・消防への照会。

  9. 温泉法の概要 ↗

    環境省|対象:確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    掘削・増掘・動力、採取許可とガス濃度確認、公共浴用・飲用の利用許可と成分掲示。ページ記載の古い最終改正日を現行法全体の最新改正日と解釈しない。

  10. 既存建築物の活用の促進について ↗

    国土交通省|対象:確認時点の公開資料一覧|確認:2026-10-27

    既存不適格の調査と緩和、2025年4月1日の旧ガイドライン統合、2026年9月第5版の位置付け。

  11. 名古屋市旅館業法の施行等に関する条例等の一部改正(令和8年4月1日・7月1日施行) ↗

    名古屋市|対象:2026年4月2日更新、構造設備基準4月1日・衛生措置基準7月1日施行|確認:2026-10-27

    名古屋市内の旅館業の入浴設備。構造設備の既存施設経過措置と変更時の適用、全施設に適用する7月の衛生措置を区別。愛知県全域に同じ経過措置を当てはめない。

掲載写真

Yuya Onsen.jpg ↗

写真:Bariston / CC BY-SA 4.0 / 2021年11月

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本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。