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愛媛県今治市・今治城天守から望む市街地

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

愛媛県

愛媛県のホテル・宿泊市場

都市と温泉、しまなみの自転車、県内の街と海を、泊まる時間と設備から読む。

Photo: Suicasmo / CC BY-SA 4.0 · 2017年6月
2025年・愛媛県の延べ宿泊
4,363,300人泊
2025年・愛媛県の客室稼働率
57.2%
2025/3/31・愛媛県の許可施設数
950施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

愛媛県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は4,363,300人泊、全体の客室稼働率は57.2%だった。

愛媛県には松山の街と城、道後の温泉、しまなみの島と自転車、南予の街や海がある。松山市の宿泊と県全域は同じ範囲ではなく、都市の便利さと周遊の宿では必要な業務も異なる。

At a glance

ひと目でわかる、愛媛県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)950施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
愛媛県。第8表CSVレコード45(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数414施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
愛媛県。第8表CSVレコード45(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数532施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
愛媛県。第8表CSVレコード45(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数4施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
愛媛県。第8表CSVレコード45(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数17,664室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
愛媛県。第8表CSVレコード45(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数4,363,300人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 38愛媛県行、B45セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数580,850人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 38愛媛県行、Q45セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比13.3%[1]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県の第2表(年計)Q45÷B45×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率57.2%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、B45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率48.0%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、Q45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率41.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、R45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率68.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、S45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率62.8%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、T45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率10.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
愛媛県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 38愛媛県行、U45セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/424,110人泊[1]2025年1〜12月の比較
愛媛県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B45。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月11月/65.8%[1]2025年1〜12月の比較
愛媛県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(11月)』B45。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/2,449,710人泊[1]2025年暦年・確定値
愛媛県。原Excel『第4表(年計)』 38愛媛県行、E45セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)旅館/1,040,670人泊[1]2025年暦年・確定値
愛媛県。原Excel『第4表(年計)』 38愛媛県行、C45セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)56.1%[1][2]2025年暦年・確定値
愛媛県。第4表(年計)E45÷第2表(年計)B45×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

松山・道後の滞在と、しまなみ・南予の周遊

愛媛では、松山の都市拠点と道後の温泉、今治からの島の行程、南予の滞在を分けて読む。温泉への入浴や自転車の利用をそのまま泊数にせず、どこで一夜を置くかを確認したい。[1][2][3]

愛媛県の2025年延べ宿泊者数は4,363,300人泊、うち外国人は580,850人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると13.3%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

道後の宿で湯と食事を楽しむ人、松山を拠点に街を歩く人、島を走る人では荷物と必要な時刻が変わる。同じ県内でも、館内で過ごす一泊と次の地域へ出る前後泊を分けることで、候補施設の客室やサービスの役割が明確になる。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が2,449,710人泊で最も多く、次いで旅館が1,040,670人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の56.1%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の愛媛県全体の客室稼働率は57.2%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが68.4%、簡易宿所が10.3%で、差は58.1ポイントだった。[1][2][3]

松山の都市ホテル、道後の旅館、島や南予の食事付き宿では、定員と厨房、温浴の条件が違う。自転車を扱う施設なら保管や衣類、都市型なら到着と清掃を読み、客室稼働率だけで収支を判断しないようにしたい。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館48.0%
リゾートホテル41.7%
ビジネスホテル68.4%
シティホテル62.8%
簡易宿所10.3%
03

空港・岡山側の鉄道・広島側の船と島の行程

松山空港、岡山側からの鉄道、広島側からの船などが入口になり、しまなみの自転車も別の行程を持つ。県の入口と松山・島・南予の宿までの移動を分けて確認する。[3]

都市の宿は空港や駅、道後への市内移動、島の拠点は自転車と荷物、南予は周遊と現地交通を確認する。船や鉄道の現在の条件を調べ、夕食や朝食の時刻と合わせる。地図上の距離より、実際に動ける行程で立地を評価したい。

道後は松山市域に含まれるが、都市中心部と同じ商品ではない。市の内訳と全体を重複加算せず、温泉、都市、島の各役割に近い宿を選ぶ。県外へ続く自転車の周遊も、旅行の範囲と泊まった県を分けて扱う必要がある。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
松山市・道後都市と温泉、館内滞在、市内交通
今治・しまなみ側自転車、保管、衣類と前後泊
南予などの周遊地域街と海の食、現地交通と食事
04

湯と料理、自転車の前後を支える業務を読む

愛媛の宿では、道後の館内滞在と、島や街へ動く周遊で業務を分けたい。客室の数に加え、温浴、厨房、用具と荷物を受け止める能力を確認する。[1][3]

温泉旅館は浴場と熱源、厨房と食事処、都市型は到着・出発と清掃、自転車の拠点は保管と衣類を点検する。人数を増やす改装なら、寝具や食事、清掃の能力も合わせ、客室販売だけで改善の効果を決めないことが必要になる。

承継では、温泉利用、食材、清掃、設備保守、送迎、荷物サービスの契約を整理する。日帰り入浴や飲食、宴会があれば宿泊と部門を分ける。地域の湯や景観を次の運営でも提供できるか、実際の担当者と記録から確かめたい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は愛媛県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6][7]

県全域と松山市の独自推計は地理と対象を区別する。道後地区の内訳を松山市全体へ足すと二重計上になる場合がある。入浴客、観光入込、自転車や船の利用者は人泊ではなく、客室稼働率とも異なる指標である。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の愛媛県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業414施設、簡易宿所532施設、下宿4施設の合計は950施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

都市・湯・島の役割を決め、月次の実績へ進む

愛媛では、松山の都市、道後の湯、しまなみや南予の周遊を分けると施設比較が具体化する。県の月次に候補宿の人数、食事、連泊、用具の記録を添えたい。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が424,110人泊で最多、6月が289,930人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は11月の65.8%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

道後なら入浴と夕食、都市なら街への動線、島なら自転車と翌朝の出発を一日の行程にする。売上と維持費、休館整備を並べると、地域の魅力を支える改装と運営改善の目的を共有しやすくなる。

  • 県と松山市、道後地区の内訳を区別する
  • 船・空港・自転車の行程を確かめる
  • 温浴・厨房・用具保管の能力を点検する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

愛媛県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

松山の都市部、道後の温泉、今治・しまなみ、南予を分ける。旅程と部屋・食事の条件が近い宿で比較し、道後の市内の位置も確認する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

愛媛県全体の2025年客室稼働率57.2%は比較の背景情報である。温泉旅館と都市ホテル、自転車の拠点では定員と業務が違う。入浴、食事、荷物、営業日を合わせて読む。[1][2][3]

松山市の数字と道後地区の数字を足せますか。

市全体に道後が含まれる資料なら二重計上になる。地域区分と対象施設を確認し、全体と内訳を分けて表示する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次に都市・湯・島の一泊の役割を添える。温浴、厨房、荷物、自転車、交通の実績を読み、継続できるサービスと必要な設備を整理する。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 愛媛県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

  7. 令和7年 松山市観光客推定表 ↗

    松山市|対象:2025年暦年|確認:2026-10-27

    市内全体と道後周辺の内訳、県の人泊と独自の人数推計の違い。

掲載写真

View of Imabari from castle keep tower 20170610-2.jpg ↗

写真:Suicasmo / CC BY-SA 4.0 / 2017年6月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。