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三重県志摩市・横山展望台から望む英虞湾

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

三重県

三重県のホテル・宿泊市場

都市と余暇、参宮と海、古道の歩き旅を分け、泊まる場所と提供サービスを見る。

Photo: Alpsdake / CC BY-SA 4.0 · 2014年12月
2025年・三重県の延べ宿泊
9,368,570人泊
2025年・三重県の客室稼働率
57.6%
2025/3/31・三重県の許可施設数
1,564施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

三重県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は9,368,570人泊、全体の客室稼働率は57.6%だった。

三重県には北側の都市と余暇施設、伊勢の参宮、鳥羽・志摩の海と食、伊賀の歴史、熊野古道の行程がある。南北に広い県で、名古屋や関西からの入口も複数ある。旅をつなぐ一泊と、宿を目的にする滞在を分けて考えたい。

At a glance

ひと目でわかる、三重県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)1,564施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
三重県。第8表CSVレコード31(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数1,275施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
三重県。第8表CSVレコード31(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数284施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
三重県。第8表CSVレコード31(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数5施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
三重県。第8表CSVレコード31(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数30,013室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
三重県。第8表CSVレコード31(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数9,368,570人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 24三重県行、B31セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数380,310人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 24三重県行、Q31セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比4.1%[1]2025年1〜12月(年確定値)
三重県の第2表(年計)Q31÷B31×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率57.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、B31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率39.8%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、Q31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率55.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、R31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率73.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、S31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率73.1%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、T31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率33.2%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
三重県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 24三重県行、U31セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/1,040,230人泊[1]2025年1〜12月の比較
三重県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B31。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月11月/66.8%[1]2025年1〜12月の比較
三重県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(11月)』B31。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/4,365,880人泊[1]2025年暦年・確定値
三重県。原Excel『第4表(年計)』 24三重県行、E31セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)旅館/2,037,430人泊[1]2025年暦年・確定値
三重県。原Excel『第4表(年計)』 24三重県行、C31セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)46.6%[1][2]2025年暦年・確定値
三重県。第4表(年計)E31÷第2表(年計)B31×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

北勢の都市・余暇と、参宮・海・古道の滞在

三重の宿泊は、都市の拠点、伊勢志摩の参宮と海辺、熊野古道などの周遊を区分する。神宮や余暇施設への来訪人数は泊数ではなく、宿の役割は前後の行程から確かめる必要がある。[1][2][3]

三重県の2025年延べ宿泊者数は9,368,570人泊、うち外国人は380,310人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると4.1%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

伊勢を訪ねて鳥羽・志摩へ泊まる人、北側の余暇施設を訪ねる家族、古道を歩く人では荷物と滞在時間が違う。地域の観光名を並べるだけでは商圏を絞れないため、到着の交通、同行人数、夕食、翌日の目的地を記録と照合したい。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が4,365,880人泊で最も多く、次いで旅館が2,037,430人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の46.6%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の三重県全体の客室稼働率は57.6%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが73.4%、簡易宿所が33.2%で、差は40.2ポイントだった。[1][2][3]

都市型ホテル、海辺のリゾート、食事付き旅館、小さな周遊拠点では定員と厨房、温浴の条件が違う。伊勢志摩の食を売る宿なら客室だけでなく食事の利益と提供能力を、歩く人の宿なら荷物や洗濯などを合わせて読む。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館39.8%
リゾートホテル55.9%
ビジネスホテル73.4%
シティホテル73.1%
簡易宿所33.2%
03

名古屋・関西側の鉄道と、南側への現地行程

三重へはJRや近鉄の鉄道、車などの入口がある。北側の都市、伊勢志摩、熊野の行程を一律のアクセスとしてまとめず、最寄りの到着点から宿と観光先への移動を確認する。[3]

中部国際空港からの接続を使う行程も、実際の運行と乗り換えは旅行時点に確認する。鉄道で着く客は荷物と送迎、車で巡る客は駐車、古道を歩く客は次の区間への出発を確認し、食事の提供時間との整合を見たい。

伊勢への来訪と志摩の宿泊が同じ旅に含まれる場合でも、それぞれ別の統計である。行政の範囲と編集上の周遊圏を使い分け、県内の近さより宿が支える一日の行程から競合を選ぶほうが比較しやすい。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
北勢・都市や余暇の地域交通、家族の人数、会場からの行程
伊勢・鳥羽・志摩参宮と海、食事、館内で過ごす時間
伊賀・熊野の周遊地域歴史・歩き旅、荷物と次の出発
04

海の食と歩き旅、それぞれに必要な業務を読む

三重の宿では、家族の滞在、海の食、歩く旅のどれを提供するかで運営が変わる。客室の稼働だけでなく、食事と荷物、移動を支える能力を確認したい。[1][3]

海辺の旅館は仕入れ、献立、厨房と食事処、温浴の管理を点検する。古道の行程を受け止める宿なら、濡れた衣類や荷物、早い出発、次の交通の案内を確認する。複数人の利用を増やす改装は、寝具と清掃、食事の能力も合わせて検討する。

承継では、食材供給、温泉や熱源、送迎、清掃、体験・荷物サービスの契約を整理する。客室以外の飲食や宴会があれば部門を分ける。経営者の個人の案内や料理に依存する業務を把握し、継続できる商品を具体化したい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は三重県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

三重県の統計は伊勢志摩だけの値ではない。伊勢神宮の参拝者、余暇施設の来場者、古道の利用者は宿泊者と異なる母集団である。周遊で複数地域へ立ち寄る人を、旅行者の実人数として重複計上しないことが必要になる。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の三重県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業1,275施設、簡易宿所284施設、下宿5施設の合計は1,564施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

一泊の行程を決め、月次と提供能力を照合する

三重では、都市拠点、参宮と海、歩き旅のどれを支えるかを先に決めたい。県の月次を背景に、同行人数、食事、泊数、移動を候補宿の記録へ結びつける。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が1,040,230人泊で最多、2月が570,910人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は11月の66.8%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

北側の施設なら会場と家族の到着、伊勢志摩なら参宮から海の宿への移動、熊野なら歩く区間と朝の出発を描く。客室を売る前後の業務まで整理すると、地域の魅力を実際のサービスへ変える改装の目的が明確になる。

  • 北勢・伊勢志摩・熊野の行程を分ける
  • 参拝や入場の人数と宿泊を区別する
  • 厨房・荷物・送迎の提供能力を確かめる

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

三重県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

北勢の都市・余暇、伊勢鳥羽志摩の参宮・海、伊賀や熊野の歴史・周遊を分ける。入口と客室の使い方が似る施設を比較する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

三重県全体の2025年客室稼働率57.6%は比較の背景情報である。海の食事付きと都市の素泊まり、歩く人の宿では部門と定員が異なる。稼働客室に食事、温浴、荷物対応の実費を添えて読む。[1][2][3]

伊勢神宮の参拝者数から宿泊市場を計算できますか。

日帰りや県内利用、複数の参拝を含む可能性があり、泊数と一致しない。宿泊地を別に確認し、参拝人数を客室需要や売上へ直接置き換えない。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次の背景と自館の参宮・海・歩き旅の行程を合わせる。厨房、荷物、送迎、部門別実費を確認し、継続して提供する滞在を決める。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 三重県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Ago Bay.JPG ↗

写真:Alpsdake / CC BY-SA 4.0 / 2014年12月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。