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徳島県神山町・高根山悲願寺の境内

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

徳島県

徳島県のホテル・宿泊市場

阿波おどりの行事日と通常日、渦潮や自然活動を分け、年間の営業を読み解く。

Photo: Hotaru2022 / CC BY-SA 4.0 · 2023年10月
2025年・徳島県の延べ宿泊
2,663,200人泊
2025年・徳島県の客室稼働率
52.6%
2025/3/31・徳島県の許可施設数
721施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

徳島県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は2,663,200人泊、全体の客室稼働率は52.6%だった。

徳島県には徳島市の阿波おどり、鳴門の渦潮、山と川の活動、南側の海、遍路の行程がある。行事の夜と普段の一泊では宿の使われ方が違い、県内の場所によって交通も変わる。客室を売る日の中身まで確かめたい。

At a glance

ひと目でわかる、徳島県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)721施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
徳島県。第8表CSVレコード43(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数407施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
徳島県。第8表CSVレコード43(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数313施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
徳島県。第8表CSVレコード43(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数1施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
徳島県。第8表CSVレコード43(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数9,438室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
徳島県。第8表CSVレコード43(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数2,663,200人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 36徳島県行、B43セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数230,080人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 36徳島県行、Q43セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比8.6%[1]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県の第2表(年計)Q43÷B43×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率52.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、B43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率26.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、Q43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率55.1%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、R43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率66.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、S43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率55.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、T43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率28.5%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
徳島県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 36徳島県行、U43セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/285,230人泊[1]2025年1〜12月の比較
徳島県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B43。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月5月/59.1%[1]2025年1〜12月の比較
徳島県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(5月)』B43。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/1,519,370人泊[1]2025年暦年・確定値
徳島県。原Excel『第4表(年計)』 36徳島県行、E43セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)旅館/425,740人泊[1]2025年暦年・確定値
徳島県。原Excel『第4表(年計)』 36徳島県行、C43セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)57.1%[1][2]2025年暦年・確定値
徳島県。第4表(年計)E43÷第2表(年計)B43×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

行事の市街地と、鳴門・山・海・遍路の行程

徳島では、阿波おどりなどの行事を目的にする宿泊と、鳴門や山・川・海の滞在、歩く行程を分けて読む。行事への来訪人数を、そのまま年間の宿泊規模や平常日の需要へ置き換えない。[1][2][3]

徳島県の2025年延べ宿泊者数は2,663,200人泊、うち外国人は230,080人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると8.6%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

街で踊りを楽しむ人、渦潮を見る人、川で活動する人、遍路を進む人では荷物と時刻が変わる。県の知名度のある行事だけに年間の販売を帰さず、通常日と催しの日、連泊、同行人数を自館の記録から整理したい。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が1,519,370人泊で最も多く、次いで旅館が425,740人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の57.1%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の徳島県全体の客室稼働率は52.6%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが66.4%、旅館が26.9%で、差は39.5ポイントだった。[1][2][3]

徳島市の都市ホテル、鳴門のリゾート、山・海の食事付き宿、歩く人の拠点では定員と部門が違う。活動用具や衣類、早朝出発、温浴と食事を含めて比較し、客室稼働率だけで運営の負荷や利益を判断しない。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館26.9%
リゾートホテル55.1%
ビジネスホテル66.4%
シティホテル55.9%
簡易宿所28.5%
03

空路・高速バス・船の入口と、県内の最終移動

徳島へは空路や高速バス、鉄道、和歌山側からの船などの入口がある。入口と宿、山や海の目的地を分けて確認し、県内すべてを同じ交通条件にしないことが大切になる。[3]

市街地へ着く行程と、山や南側の海へ向かう行程では乗り換えと車の使い方が違う。宿は荷物、駐車、送迎、食事の提供時間を交通と照合する。船やバスの現在の運行は公式の時刻で確認し、古い観光案内から断定しない。

鳴門と徳島市、山・川の活動地域、南側の海を区分する。県内を巡る旅行でも、行事を見た夜と活動後の休息では宿の役割が変わる。近隣施設の一覧より、客室とサービスが近い宿で競合を選びたい。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
徳島市・都市側行事と通常日、到着と夜の帰着
鳴門・海辺の滞在渦潮や景観、食事、複数人の部屋
山・川・南側の海活動・遍路、用具と早朝の出発
04

行事の受け入れと、活動客の通常営業を分ける

徳島の宿は、催しの日に集中する業務と普段の運営を分けて確認したい。活動や歩く行程を支える場合は、客室以外の荷物、衣類、食事、交通案内も商品になる。[1][3]

行事の夜は帰着と清掃、臨時の人員、通常日との差を記録で確認する。山や海の宿は用具の保管と乾燥、早い出発、厨房や浴場を点検する。販売客室を増やす計画では、部屋の人数を食事と清掃が受け止められるかも確かめたい。

承継では、行事日の協力先、食材、清掃、送迎、活動提供、設備保守の契約を整理する。経営者の料理や案内に依存する業務も明確にする。地域の行事や自然の魅力と、実際に継続できるサービスの範囲を分けることが必要になる。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は徳島県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

県全体の泊数は徳島市の行事の宿泊だけではない。阿波おどりの来訪や渦潮観光、船の利用は人泊と異なる。遍路など県をまたぐ行程も、県内で泊まった実績と区別し、観光人数を重複加算しない。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の徳島県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業407施設、簡易宿所313施設、下宿1施設の合計は721施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

行事日と通常日を区分し、月次の計画へ落とす

徳島では、行事の一夜と山・海の通常の滞在を分けることで、年間運営を読みやすくできる。県の月次を背景に、自館の催しの日、平常日、活動客の予約を確認したい。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が285,230人泊で最多、1月が170,870人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は5月の59.1%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

市街地なら夜の帰着、鳴門なら景観と食事、山や海なら活動前後、遍路なら早朝の出発を行程にする。好調月だけでなく通常日の販売と休館整備を読み、設備と人員の改善をどの滞在へ使うかを明確にする。

  • 行事当日・前後泊・通常日の販売を分ける
  • 山・海の用具と早朝出発を確認する
  • 県をまたぐ行程と県内の泊数を区別する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

徳島県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

徳島市の行事と都市、鳴門の海辺、山・川・南側の海を分ける。遍路や活動の行程も含め、入口と食事・荷物の条件が近い宿を比べる。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

徳島県全体の2025年客室稼働率52.6%は比較の背景情報である。行事の都市泊とリゾート、歩く人の宿では人数と帰着、清掃、食事が違う。客室の販売に付帯業務と営業日を添える。[1][2][3]

阿波おどりの集客から年間売上を予測できますか。

行事の人数には日帰りも含まれ、平常日と同じ需要ではない。自館の当日泊と前後泊、通常日の予約・取消を確認して年間の計画を作る。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次に催しと通常日、活動・歩く行程を重ねる。夜の帰着、用具、食事、清掃を確認し、特定の日だけでなく年間の提供能力を読む。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 徳島県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Kamiyama Higanji.jpg ↗

写真:Hotaru2022 / CC BY-SA 4.0 / 2023年10月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。