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和歌山県田辺市龍神村・ごまさんスカイタワーから望む山並み

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

和歌山県

和歌山県のホテル・宿泊市場

海辺の滞在と信仰・歩く旅を分け、長い海岸と山の移動を宿の役割から読む。

Photo: Naokijp / CC BY-SA 4.0 · 2021年11月
2025年・和歌山県の延べ宿泊
4,955,910人泊
2025年・和歌山県の客室稼働率
48.4%
2025/3/31・和歌山県の許可施設数
1,458施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

和歌山県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は4,955,910人泊、全体の客室稼働率は48.4%だった。

和歌山県には和歌山市の街、白浜の海と温泉、高野山、熊野古道、南側の海岸の景観がある。海辺に留まる滞在と山や道を巡る旅では、必要な客室と業務が違う。入口から一夜の行程へ絞ることが市場理解につながる。

At a glance

ひと目でわかる、和歌山県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)1,458施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
和歌山県。第8表CSVレコード37(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数588施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
和歌山県。第8表CSVレコード37(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数870施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
和歌山県。第8表CSVレコード37(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数0施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
和歌山県。第8表CSVレコード37(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数16,665室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
和歌山県。第8表CSVレコード37(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数4,955,910人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 30和歌山県行、B37セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数877,270人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 30和歌山県行、Q37セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比17.7%[1]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県の第2表(年計)Q37÷B37×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率48.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、B37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率36.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、Q37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率50.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、R37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率62.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、S37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率68.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、T37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率23.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
和歌山県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 30和歌山県行、U37セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/554,310人泊[1]2025年1〜12月の比較
和歌山県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B37。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月11月/54.5%[1]2025年1〜12月の比較
和歌山県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(11月)』B37。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)旅館/1,469,420人泊[1]2025年暦年・確定値
和歌山県。原Excel『第4表(年計)』 30和歌山県行、C37セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)ビジネスホテル/1,365,730人泊[1]2025年暦年・確定値
和歌山県。原Excel『第4表(年計)』 30和歌山県行、E37セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
旅館の人泊構成比(全体を分母に計算)29.6%[1][2]2025年暦年・確定値
和歌山県。第4表(年計)C37÷第2表(年計)B37×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

都市と海辺の滞在、信仰・歩き旅を区分する

和歌山では、和歌山市の都市拠点、白浜の余暇、高野山や熊野の行程を分けて読む。県内を訪ねた人数と宿泊地は同じ指標ではなく、どこで一夜を置くかを確認したい。[1][2][3]

和歌山県の2025年延べ宿泊者数は4,955,910人泊、うち外国人は877,270人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると17.7%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

白浜で海や湯を楽しむ家族と、古道を歩く人、高野山を訪ねる人では、荷物と食事、朝の出発が変わる。地域の観光資源をまとめて一つの客層とせず、自館が受け止める行程と、連泊・人数・交通を予約記録から分けて読む必要がある。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、旅館の延べ宿泊が1,469,420人泊で最も多く、次いでビジネスホテルが1,365,730人泊だった。旅館の泊数は県全体の29.6%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の和歌山県全体の客室稼働率は48.4%。確認できる施設タイプではシティホテルが68.4%、簡易宿所が23.7%で、差は44.7ポイントだった。[1][2][3]

海辺のリゾートや温泉旅館、都市ホテル、小規模な巡礼・周遊拠点では定員と食事、入浴、サービス時間が異なる。客室稼働だけで評価せず、歩く人への荷物や衣類の対応、複数人の清掃、飲食の部門まで確認する。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館36.7%
リゾートホテル50.9%
ビジネスホテル62.7%
シティホテル68.4%
簡易宿所23.7%
03

大阪側・名古屋側の鉄道と、空港からの現地移動

和歌山へは大阪側や名古屋側からの鉄道、車、南紀白浜空港などの入口がある。高野山、白浜、熊野では最終行程が違うため、県の入口と目的地を分けて地図に置きたい。[3]

海岸を移動する行程と山へ向かう行程では、同じ距離でも必要な乗り換えが変わる。宿から次の古道の区間へ出る時間、荷物を預ける場所、送迎と夕食の時刻を確認する。空路の便利さも宿までの接続と合わせて評価する必要がある。

県内の長い海岸と山を一律の近隣商圏として扱わない。都市の前後泊、白浜の館内滞在、高野山・熊野の行程という役割で施設を比べると、部屋の見た目以外に必要な運営が明らかになる。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
和歌山市・北側の入口大阪側の交通と都市の滞在
白浜・海辺の余暇地域空港・鉄道、温泉、家族と食事
高野山・熊野の行程山と歩き旅、荷物、早朝の出発
04

湯と海の余暇、歩く旅の後の休息を分ける

和歌山の宿は、海辺で館内を楽しむ人と、道や山へ動く人で必要な業務が違う。客室に入る前後の荷物、食事、移動を含めて提供能力を確かめたい。[1][3]

リゾートや温泉旅館は浴場・熱源、厨房、複数人の寝具と清掃を点検する。歩く旅の宿は濡れた衣類、洗濯、次の区間への案内と早朝対応を確認する。地域の魅力が同じでも、どこまで宿がサービスを担うかで収支は変わる。

承継では温泉利用、食材、清掃、送迎、荷物や体験サービスの契約を整理する。料理と案内が特定の担当者に依存していないかも確認する。宿泊以外の入浴・飲食があれば部門を分け、次の運営で維持できる範囲を具体化したい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は和歌山県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

和歌山県全域の宿泊統計は白浜や熊野だけの値ではない。古道や寺院、海水浴などの来訪人数は人泊と異なる。白浜という名称も他県の地域と重なるため、本ページは和歌山県内の地理を対象とし、所在地を明記して読む。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の和歌山県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業588施設、簡易宿所870施設、下宿0施設の合計は1,458施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

海辺・都市・山の役割を決め、月次と運営を合わせる

和歌山では、目的地に留まる宿と周遊をつなぐ宿を分けると比較が進めやすい。県の月別値に、候補施設の連泊、食事、荷物、営業日を添えて読みたい。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が554,310人泊で最多、2月が298,520人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は11月の54.5%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

白浜なら海と温泉の時間、高野山・熊野なら朝の出発と次の区間、都市なら交通の前後を行程にする。複数人、歩く人、早い出発に対応する業務を設備と照合すると、改装や承継で継続する商品の前提を整理しやすい。

  • 都市・白浜・高野山・熊野の行程を分ける
  • 最終交通と荷物・食事の時刻を確認する
  • 温浴・厨房・歩き旅のサービスを区分する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

和歌山県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

和歌山市の都市拠点、白浜の海と湯、高野山・熊野の信仰や歩く行程を分ける。入口と前後の移動が似る宿を、サービス条件と合わせて比較する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

和歌山県全体の2025年客室稼働率48.4%は比較の背景情報である。温泉リゾートと歩き旅の宿、都市ホテルでは人数と食事、荷物が違う。稼働に定員と営業日、付帯費用を添えて読む。[1][2][3]

熊野古道の利用者数を宿泊人数に置き換えられますか。

歩く区間と宿泊地、日帰りの有無が別にあるため置き換えられない。複数の地域にまたがる行程も区分し、宿泊統計と施設の予約を確認する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次に海辺・山・都市の行程を重ね、湯、食事、荷物、早朝の出発を確認する。地域の魅力を支える業務と設備を一つずつ読む。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 和歌山県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

2021 Views from Ryujin Gomasan Sky Tower 001.jpg ↗

写真:Naokijp / CC BY-SA 4.0 / 2021年11月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。