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山梨県山中湖村・明神山から望む山中湖

TSUNAGU — SUCCESSION GUIDE

山梨県

山梨県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口

甲府市と県保健所を分け、温泉利用では林務環境事務所も含めて実際の申請先を確認する。

Photo: Alpsdake / CC BY-SA 4.0 · 撮影年月の記載なし
最初の確認
旅館業と温泉の受付を区別
旅館業の譲渡
効力発生前の承認
温泉
源泉・利用を別確認

Context, with sources

次の担い手へ、手続を確かに。

山梨県の旅館業は甲府市内なら市保健所、それ以外は県の保健所へ確認します。一方、温泉利用の県所管窓口は林務環境事務所で、2026年の温泉手引きは甲府市内の利用を市保健所へ案内しています。営業と温泉を同じ担当と決めないことが重要です。

旅館業の承継、旅館等の設置協議、温泉の利用者変更は別々の確認項目です。県の最新手引きと許可後の届出案内を使い、建物・営業・湯の権利と許可を対応づけて売買前に整理します。

At a glance

ひと目でわかる、山梨県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の受付旅館業は甲府市と県保健所で分かれます。温泉利用は県の林務環境事務所と甲府市保健所の区別があり、制度別に確認します。[1][2]2026年10月27日参照
山梨県・施設所在地による
事業譲渡県は旅館業営業者地位譲渡承継承認申請書を公開しています。許可事業全体を受け継ぐかを整理し、譲渡前の承認を工程へ入れます。[2][7]2023年12月13日施行の承継制度
山梨県内の旅館業。個別の適用は管轄へ確認
条例・規則県は2024年にサウナ・岩盤浴等の一部構造基準の適用について改正を公表しています。知事が認める条件を伴うもので、全施設への無条件の緩和ではありません。[3]確認時点の自治体公開資料
山梨県所管の施設。市独自の条例適用は別途確認
温泉法の相談2026年の温泉手引きは営業譲渡・施設売却を新規の利用許可へ進む区分にしています。旅館業の承継承認と同じ手続にはなりません。[4]確認時点の公開手続
山梨県内の源泉・利用施設。採取と利用を区別
相談に用意する資料許可証、許可時・変更後の図面、営業主体、取引手法、譲渡予定日をそろえる。[8][2]事前協議時
譲渡対象の許可事業。物件購入だけとは区別
承認と工事の関係県は一定の施設について設置協議を別に案内しています。軽微な変更でも協議が必要な場合があり、承継だけで計画全体が整理されるとは限りません。[2][10]改修・運営変更の計画時
山梨県内の当該施設。建築・消防等は別制度
01

営業住所と温泉の所在地で窓口を特定する

旅館業は甲府市と県保健所で分かれます。温泉利用は県の林務環境事務所と甲府市保健所の区別があり、制度別に確認します。[1][2][4]

保健所一覧では笛吹市・山梨市・甲州市は峡東、富士河口湖町・山中湖村などは富士・東部です。同じ県内でも営業の受付は異なり、温泉の源泉と利用施設の住所が別なら両方を記載します。

県の2026年温泉手引きは、利用許可の要否を林務環境事務所へ、甲府市内の施設は市保健所へ問い合わせるよう案内しています。古い別制度のページから県全域の窓口を推定しません。

02

譲渡用申請で効力発生前の承認を得る

県は旅館業営業者地位譲渡承継承認申請書を公開しています。許可事業全体を受け継ぐかを整理し、譲渡前の承認を工程へ入れます。[2][6][7][8]

県の様式案内には譲渡を証する書類と、法人が受け継ぐ場合の定款・寄附行為の写し等が示されています。契約対象、許可範囲、当事者、効力発生日の整合を確認して申請資料にします。

富士・東部の案内は譲渡後や大きな構造変更などで新規申請となる場合を示しています。営業種別を変える計画や一部取得も先に示し、引渡し後の変更届だけで済むとは扱いません。

03

県条例の例外規定を自己判断で適用しない

県は2024年にサウナ・岩盤浴等の一部構造基準の適用について改正を公表しています。知事が認める条件を伴うもので、全施設への無条件の緩和ではありません。[3][6]

浴室の外部からの見通しや区画を変える計画は、設備と運営を示して相談します。県の改正案内は甲府市内では市条例を遵守するよう明記しているため、県の例外を市内施設へ流用しません。

改装の前提となる現況図、許可図面、変更履歴、衛生管理記録を整理します。営業者変更と設備変更を別項目にし、構造の確認と日常の水質・清掃管理の両方を引き継ぎます。

04

温泉利用の営業譲渡は新規区分も確認する

2026年の温泉手引きは営業譲渡・施設売却を新規の利用許可へ進む区分にしています。旅館業の承継承認と同じ手続にはなりません。[4][9]

同手引きは源泉側の採取許可・ガス濃度確認と、利用側の許可を分けています。源泉の証書、利用権の資料、分析書、施設図、引湯経路を受け取り、誰が何の許可を持つかを明らかにします。

法人の合併・分割や相続については別の承継区分があります。取引手法を先に特定し、甲府市内なら市保健所、それ以外なら県の温泉担当で、申請と利用開始の順序を確認します。

05

設置協議と設備改修を旅館業承継と分ける

県は一定の施設について設置協議を別に案内しています。軽微な変更でも協議が必要な場合があり、承継だけで計画全体が整理されるとは限りません。[5][6][10]

2026年改正の指導要綱に関する県案内も確認し、対象となる計画かを尋ねます。客室区画、フロント、浴場、食事提供、外来入浴の変更は、既存と計画の図面を分けて説明します。

建築確認・検査の履歴、消防の点検、排水等の資料を集めます。必要な調査・是正と協議の担当を当事者で決め、工事費だけでなく申請資料を整える工程も売買日程へ反映します。

06

営業と源泉の引継ぎ資料を別々に保管する

新営業者が管理を続けられるよう、旅館業と温泉の証書・図面を対象別に整理します。県保健所と林務環境事務所、市の回答を区別します。[2][4][7]

温泉分析・成分掲示、浴槽水検査、清掃・消毒、源泉設備の保守と供給契約を一覧にします。書類上の名義だけでなく現場担当や委託先の引継ぎ、次の点検予定まで確認します。

相談日、担当部署、追加書類、承認・許可等の結果を保存します。古い掲載日の費用や日数を保証として使わず、現在の所管運用と各施設の状況に合わせて営業開始条件を確かめます。

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

県内の温泉利用はすべて保健所へ出しますか。

2026年手引きは県所管の利用を林務環境事務所、甲府市内の利用を甲府市保健所へ案内しています。旅館業の窓口と区別します。[4]

旅館業の事業譲渡には何を添えますか。

県の案内は譲渡を証する書類と、法人の場合の定款等を挙げています。受付で現行の提出物を確認します。[2]

県のサウナ関係の緩和は甲府市でも同じですか。

県の改正案内は甲府市内では市条例を遵守するよう明記しています。県の例外規定を市へそのまま適用しません。[3]

旅館業を承継すれば温泉利用も承継扱いですか。

別制度です。県の温泉手引きは一般の営業譲渡・施設売却を新規利用許可の区分としており、取引原因と所管で確認します。[4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 保健所管轄区域案内・山梨県 ↗

    厚生労働省|対象:確認時点の公開一覧(個々の表の掲載時点を参照)|確認:2026-10-27

    保健所の設置主体と市区町村別管轄。営業手続の最新受付部署・申請先は自治体の個別案内と併読する。

  2. 旅館業営業者地位譲渡承継承認申請書 ↗

    山梨県|対象:2024年7月8日更新|確認:2026-10-27

    譲渡証明、法人定款等、各県保健所の受付。甲府市は別に所管を確認。

  3. 山梨県旅館業法施行条例等の一部改正について ↗

    山梨県|対象:2024年7月22日公布・7月23日更新|確認:2026-10-27

    サウナ・岩盤浴等の構造基準の個別例外、条例全文、甲府市は市条例と明記。

  4. 温泉の手引き ↗

    山梨県大気水質保全課|対象:2026年3月26日現在|確認:2026-10-27

    本文53~64頁等。県は林務環境事務所、甲府市内の利用は市保健所。営業譲渡・施設売却は新規利用許可の区分。

  5. 旅館(衛生薬務課) ↗

    山梨県|対象:2026年6月15日更新|確認:2026-10-27

    事業譲渡の事前承認、2026年4月の指導要綱改正、食事・変更等。

  6. 旅館業営業許可取得後の各種申請・届出について ↗

    山梨県富士・東部保健所|対象:2024年9月19日の公開資料|確認:2026-10-27

    軽微変更と大規模変更、承継の対象、設置協議が別途必要な場合。

  7. 旅館業の営業者の皆さまへ・事業譲渡に関する手続が整備されます ↗

    厚生労働省|対象:2023年12月13日施行|確認:2026-10-27

    全2頁。譲渡効力発生前の承認、対象許可事業の一部譲渡の対象外、許可条件と増改築の取扱い。全国一律の処理日数・費用は示さない。

  8. 旅館業法等における事業譲渡に係る規定の運用上の疑義について ↗

    厚生労働省|対象:2023年11月29日通知|確認:2026-10-27

    共通問8~12、旅館業法問1~5、旅館業法・公衆浴場法の問1。証明書類、主体、設備の同一性、建築・消防への照会。

  9. 温泉法の概要 ↗

    環境省|対象:確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    掘削・増掘・動力、採取許可とガス濃度確認、公共浴用・飲用の利用許可と成分掲示。ページ記載の古い最終改正日を現行法全体の最新改正日と解釈しない。

  10. 既存建築物の活用の促進について ↗

    国土交通省|対象:確認時点の公開資料一覧|確認:2026-10-27

    既存不適格の調査と緩和、2025年4月1日の旧ガイドライン統合、2026年9月第5版の位置付け。

掲載写真

Lake Yamanaka from Mount Myojin (2019-10-26).jpg ↗

写真:Alpsdake / CC BY-SA 4.0 / 撮影年月の記載なし

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。