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博多駅のJR博多シティ屋上にある鉄道神社の鳥居

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

福岡県

福岡のホテル・宿泊市場

2025年の市の稼働と資料ごとに違う対象年を明示し、空港と街の滞在を比較する。

Photo: そらみみ / CC BY-SA 4.0 · 2014年12月
福岡市の市公表の客室稼働率
80.6%(2025年)
福岡県全体の客室稼働率(参考)
72.1%(2025年)
福岡市の旅館業許可施設数
828施設(2025/3/31)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

福岡市のホテル・旅館を検討するため、市区の公式資料と行政の施設ストックを分けて整理した。県の参考値は地理を明示し、宿泊者・人泊・稼働率の異なる指標を同じ数値として扱わない。

福岡市には博多の広域交通、天神などの街、食と夜、港からの行程がある。九州の入口でもあるが、県全体や北九州市とは範囲が違う。空港の便利さを背景にしながら、自館に泊まる行程を具体化したい。

At a glance

ひと目でわかる、福岡のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
市区内の旅館業営業許可施設数(3区分合計)828施設[1]2025年3月31日現在
福岡市。厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。
市区内の旅館・ホテル営業施設数730施設[1]2025年3月31日現在
福岡市。厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。
市区内の簡易宿所営業施設数98施設[1]2025年3月31日現在
福岡市。厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。
市区内の下宿営業施設数0施設[1]2025年3月31日現在
福岡市。厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。
市区内の旅館・ホテル営業客室数40,417室[1]2025年3月31日現在
福岡市。厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。
旅館・ホテル営業1施設当たりの客室数(許可表から計算)55.4室/施設[1]2025年3月31日現在
厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。旅館・ホテル営業の客室数÷同施設数をTSUNAGUが計算。簡易宿所・下宿の客室は分子に含まない。中央値ではない。
市公表の客室稼働率80.6%(2025年)[2]2025年暦年の客室稼働率/2026年5月資料
PDF5ページ(本文4)『2 宿泊の状況(1/2)』客室稼働率推移の2025年80.6%。資料は観光庁宿泊旅行統計。客室数の12月末ストックと稼働率の年値は別の指標。
市税務統計から算出した延べ宿泊者数1,939万人(2024年・人泊指標)[2]2025年暦年の客室稼働率/2026年5月資料
同PDF5ページ参考欄。福岡市税務統計の宿泊数を元に算出。2025年の値ではない。
福岡県の延べ宿泊者数(県全域参考)25,483,210人泊[4]2025年暦年・確定値
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 40福岡県行、B47セル。単位:人泊。福岡市の値ではない。
福岡県の全体客室稼働率(県全域参考)72.1%[4][5]2025年暦年・確定値
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、B47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。福岡市の値ではない。
福岡県の旅館客室稼働率(県全域参考)31.3%[4][5]2025年暦年・確定値
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、Q47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。福岡市の値ではない。
福岡県のビジネスホテル客室稼働率(県全域参考)77.8%[4][5]2025年暦年・確定値
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、S47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。福岡市の値ではない。
福岡県のシティホテル客室稼働率(県全域参考)72.4%[4][5]2025年暦年・確定値
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、T47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。福岡市の値ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

空港・新幹線の前後泊と、街・会場の都市滞在

福岡市では、交通の前後、街や食、会場への宿泊を区分する。市の稼働率は確認できるが、統計の版年と各項目の実績年は同じではなく、表ごとに対象を保つ必要がある。[2][3]

市の2026年版観光統計は、2025年の客室稼働率80.6%を掲載する。一方、同頁の延べ宿泊者数の参考値は2024年であり、資料の版年だけで全項目を2026年や2025年の実績として扱わない。

博多で翌朝の新幹線に備える人、天神など街へ出る人、港や会場を使う人では荷物と帰着、連泊が違う。空港に着いた人全員が市内に泊まるとは限らないため、自館の予約を入口、訪問先、人数、泊数へ分けて読みたい。

02

施設数と稼働指標を分け、同じ客室条件で比べる

2025年3月31日現在の福岡市の行政施設ストックは、旅館・ホテル営業730施設、簡易宿所98施設、下宿0施設で、3区分の合計は828施設。旅館・ホテル営業の客室数は40,417室だった。[1][2][4][5]

シティホテルと宿泊特化型、多人数の部屋、飲食・会議付きの施設では定員と部門が違う。市の年末の施設数と厚労省の年度末許可数は時点と除外条件も異なる。数の差を新規供給と即断せず、対象施設を確かめることが必要になる。

広域の背景として、福岡県全体の2025年客室稼働率は72.1%、ビジネスホテルは77.8%、旅館は31.3%だった。いずれも福岡市単独の値ではなく、同じ立地の競合や自館の予測にそのまま当てはめない。市の数値が別の年や年度なら、県の年次表と混ぜた増減率を計算しない。

行政表から旅館・ホテル営業の客室数を同施設数で割ると、福岡市は1施設当たり55.4室になる。小規模施設と大型ホテルを含む算術平均で、典型的な宿の規模を示す中央値ではない。候補宿の規模と定員を重ね、清掃・厨房・フロントの能力を同じ客室条件で比較するための入口として使いたい。

行政上の営業区分2025年3月31日現在の施設数
旅館・ホテル営業730施設
簡易宿所営業98施設
下宿営業0施設
03

博多・天神・港と、空港からの接続を分ける

福岡空港、博多駅、天神などの街、港は異なる移動段階を持つ。空港と中心部が近いという利点を、最寄り駅の出口と荷物、食事・出発の時刻まで具体化して確認したい。[3]

空港から宿へ着いて街や会場に出る順序、翌朝の新幹線や船をたどる。博多と天神を同じ立地にせず、主な訪問先に使う路線を確認する。到着・帰着が集中する日も含め、フロントと荷物の能力が行程に合っているかを点検する。

博多、天神・中心の街、港や会場の行程を役割で分ける。太宰府や北九州など県内の別地域は周遊先として扱い、市の統計へ入れない。交通と定員、付帯機能が近い施設を比べることで、営業の違いが明確になる。

比較する商圏・役割候補施設で見る条件
博多駅側新幹線・空港接続、荷物と前後泊
天神など中心部街と食、夜の帰着、市内交通
港・会場への行程船や催し、人数と朝夕の動線
04

高い稼働の背景を、荷物・連泊・清掃の記録で読む

福岡市の施設では、市の稼働だけで自館の利益を推測せず、人数、連泊、到着時刻と実費を確かめたい。客室の販売に清掃、朝食、荷物、館内部門の能力が対応しているかを読む。[1][3]

フロント、エレベーター、荷物置場、清掃とリネンを点検する。連泊はサービス頻度、多人数は寝具と朝食、会場利用は帰着の集中を確認する。部屋を増やす改装は、厨房や清掃、夜間対応の委託範囲まで合わせて検討する必要がある。

承継では清掃、夜間対応、朝食、予約販売、設備保守、法人や会場関連の契約を整理する。特定の販売先への依存は月別と日別で読む。都市や空港の規模と、次の運営が継続できる販売・サービスの条件を分けたい。

05

市区の実数・県の参考値・行政ストックの対象をそろえる

市の2026年版の資料でも、稼働率は2025年、延べ宿泊の参考は2024年というように対象年が異なる。市の年末の施設表と2025年3月末の行政ストックも別の時点として読む。[1][2][4][5][6]

需要指標は『市公表の客室稼働率』を『2025年暦年の客室稼働率/2026年5月資料』の範囲で掲載した。施設数は2025年3月31日現在の行政上のストックであり、毎月の販売可能客室や営業日とは別の資料である。許可区分の旅館・ホテルと、宿泊旅行統計のビジネス・シティなどのタイプも同じ分類ではない。

市の年末表は下宿や社員寮・保養所、風俗関連などの除外条件が案内され、厚労省の旅館業の供給表と同一ではない。県の値には市外も含まれる。版年だけで全項目を同年として並べず、母集団と期間を項目ごとに確認する。

06

項目ごとの年と対象をそろえ、都市の一泊へ絞る

福岡市では、博多、天神、港や会場の役割を先に定めると比較が進む。資料の各項目の実績年を保ち、自館の人数、連泊、清掃、付帯部門へ結びつけたい。[1][2][3][4]

空港から着き、街で過ごし、新幹線や船へ出る一日を描く。客室の人数と荷物、朝食、清掃の能力を同じ月の売上・費用で読むと、改装だけでなく運営で整えるべき点も具体化する。

通常日と催し、入口と目的地、人数と泊数を分類する。市の年末供給と年度末の許可表を混ぜず、同じ期間・対象の比較を作り、契約と設備の継続条件を確認する。

  • 資料の版年と各項目の実績年を分ける
  • 年末施設表と年度末許可表の除外を確認する
  • 博多・天神・港と荷物の動線を試す

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

福岡市の宿泊市場は、どの商圏に分けて見ますか。

博多駅、天神など中心部、港や会場の行程を分ける。北九州など県内の別地域を市域へ入れず、交通と客室の条件が近い宿を比べる。[3]

市の宿泊指標と県の稼働率を、そのまま比較できますか。

福岡市の稼働と県全域の稼働は地理が違う。同じ市資料でも2025年の稼働と2024年の宿泊参考などを区別し、版年だけで同じ期間と見なさない。[2][4][5]

2026年版にある施設数は、年度末の許可施設数と同じですか。

市の年末表は時点と対象施設の除外条件が異なる。厚労省の年度末表と数が違っても直ちに増減とはせず、下宿などの扱いと日付を確認する。[1][2][3]

候補施設の承継・改装では、次に何を確認しますか。

人数、連泊、荷物、朝食、清掃と付帯部門をそろえる。資料の年と母集団を保ち、通常日と催し、実際の契約と設備費から継続できる運営を読む。[1][2][3]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館業の施設数・客室数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2025年3月31日現在(2024年度末)|確認:2026-10-27

    厚労省第8表CSVレコード74、福岡県福岡市行(指定都市または中核市の再掲)。B列旅館・ホテル、C列同客室数、D列簡易宿所、E列下宿。年度末の許可ストック。3区分合計はTSUNAGU計算、原表の『-』は0として扱う。県全体に含まれる再掲を県へ加算しない。

  2. 福岡市の観光・MICE 2026年版(福岡市観光統計) ↗

    福岡市|対象:2025年暦年の客室稼働率/2026年5月資料|確認:2026-10-27

    PDF5ページ(本文4)『2 宿泊の状況(1/2)』客室稼働率推移の2025年80.6%。資料は観光庁宿泊旅行統計。客室数の12月末ストックと稼働率の年値は別の指標。

  3. 福岡市・周辺|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    都市や周辺の観光資源、交通、地域構成。周辺自治体を含む案内の場合も統計の市域とは別。商圏と運営の確認事項はTSUNAGUによる編集。

  4. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    福岡県の第2・4・8表を背景の参考値として使用。福岡市の値ではない。原表のセル番地は基本表に記載。

  5. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    人泊、実宿泊、客室稼働率、定員稼働率、外国人と施設タイプの定義。

  6. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    旅館業法許可宿泊施設の調査・推計。行政許可施設の年度末ストックとは異なる。

掲載写真

Circle of Toriis of Tetsudo Shrine on the top of Hakata Station Building at night.JPG ↗

写真:そらみみ / CC BY-SA 4.0 / 2014年12月

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本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。