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福岡県筑紫野市・二日市温泉を流れる鷺田川

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

福岡県

福岡県のホテル・宿泊市場

空港と新幹線の結節、都市の食と街、歴史や自然への行程を分けて読む。

Photo: STA3816 / CC BY-SA 4.0 · 2018年6月
2025年・福岡県の延べ宿泊
25,483,210人泊
2025年・福岡県の客室稼働率
72.1%
2025/3/31・福岡県の許可施設数
1,716施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

福岡県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は25,483,210人泊、全体の客室稼働率は72.1%だった。

福岡県には福岡市の街と食、北九州の港と歴史、太宰府、県内の海や山の目的地がある。九州の入口として通る旅も、当地で過ごす旅もあるため、交通の規模と泊まった場所を分けて考えたい。

At a glance

ひと目でわかる、福岡県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)1,716施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
福岡県。第8表CSVレコード47(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数1,315施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
福岡県。第8表CSVレコード47(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数400施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
福岡県。第8表CSVレコード47(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数1施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
福岡県。第8表CSVレコード47(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数64,550室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
福岡県。第8表CSVレコード47(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数25,483,210人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 40福岡県行、B47セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数8,421,130人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 40福岡県行、Q47セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比33.0%[1]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県の第2表(年計)Q47÷B47×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率72.1%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、B47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率31.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、Q47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率60.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、R47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率77.8%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、S47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率72.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、T47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率44.8%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
福岡県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 40福岡県行、U47セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月10月/2,299,820人泊[1]2025年1〜12月の比較
福岡県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(10月)』B47。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月11月/77.8%[1]2025年1〜12月の比較
福岡県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(11月)』B47。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/17,735,800人泊[1]2025年暦年・確定値
福岡県。原Excel『第4表(年計)』 40福岡県行、E47セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)シティホテル/3,180,580人泊[1]2025年暦年・確定値
福岡県。原Excel『第4表(年計)』 40福岡県行、F47セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)69.6%[1][2]2025年暦年・確定値
福岡県。第4表(年計)E47÷第2表(年計)B47×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

福岡市・北九州の都市拠点と、県内の目的地

福岡の市場は、福岡市と北九州市の都市宿泊、太宰府などの周遊、海や山の滞在を区分する。県名と市名が重なるが統計は別の範囲であり、県全域を福岡市の値として示さない。[1][2][3]

福岡県の2025年延べ宿泊者数は25,483,210人泊、うち外国人は8,421,130人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると33.0%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

博多を入口に九州へ動く人、街の食を楽しむ人、北九州を訪ねる人では、一泊の時間と交通が変わる。空港の利用者数や参拝者を宿泊へ直接換算せず、自館の到着経路、同行人数、連泊、翌日の目的地を予約記録から整理したい。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が17,735,800人泊で最も多く、次いでシティホテルが3,180,580人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の69.6%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の福岡県全体の客室稼働率は72.1%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが77.8%、旅館が31.3%で、差は46.5ポイントだった。[1][2][3]

都市のシティホテルと宿泊特化型、食事付きの郊外の宿では客室定員と部門が異なる。会議・宴会・飲食を持つホテルは部門別に読み、短い前後泊と連泊を区別する。稼働が同じでも清掃と食事、荷物の負荷が違うことを確かめたい。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館31.3%
リゾートホテル60.6%
ビジネスホテル77.8%
シティホテル72.4%
簡易宿所44.8%
03

空港・博多・小倉などの入口と、その先の行程

福岡空港と博多、小倉などの鉄道の入口は、各地へ進む行程を支える。九州全体への移動の便利さと、候補宿に泊まる理由を分けて確認することが重要になる。[3]

都市型は駅出口と空港接続、港を使う旅は荷物と船、県内の目的地は車や地域交通を確認する。朝の出発が早い宿泊と街で遅く過ごす宿泊では業務が違うため、食事、清掃、フロントの時刻を実際の行程と合わせて見たい。

福岡市と北九州市を同じ駅勢圏として扱わず、太宰府など周辺の来訪と宿泊も区別する。編集上の広域の旅程と統計の行政界を分け、入口と客室・サービスが近い宿から競合を選ぶと比較が具体的になる。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
福岡市・博多側空港・鉄道・街の行程、前後泊
北九州市・小倉側新幹線・港と歴史の周遊
太宰府・県内の海山参拝・自然、現地交通と食事
04

都市の到着と連泊を、清掃・荷物の能力へつなぐ

福岡の施設では、九州の入口という説明だけで予約を推測せず、到着と出発、連泊、人数を運営記録で読みたい。客室以外の飲食や会議も持つ場合は、提供能力を分けて確認する。[1][3]

フロント、エレベーター、荷物置場、清掃・リネンの動線を点検する。早朝の空港利用なら朝食や荷物、複数人なら寝具と清掃、連泊ならサービス頻度を読む。県内の食事付き宿は厨房・仕入れ・温浴まで合わせて評価したい。

承継では、清掃、夜間対応、食材、予約販売、設備保守、送迎の契約を整理する。特定の会場や販売先に依存する予約は日別と月別の実績で確認する。都市や交通の規模と、次の運営で継続できる販売条件を分けたい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は福岡県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

福岡県全体、福岡市、北九州市の値はそれぞれ範囲が異なる。市の独自統計には観光入込や実人数など別の指標があるため定義を確認する。空港・港の利用、参拝、催しの参加を県の人泊へ足し込まない。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の福岡県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業1,315施設、簡易宿所400施設、下宿1施設の合計は1,716施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

二つの都市と県内周遊の役割から月次を読む

福岡では、福岡市、北九州、県内の目的地のどの行程を支えるかを先に定めたい。県の月次に自館の前後泊、連泊、人数、食事の記録を重ねると比較が進む。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、10月が2,299,820人泊で最多、1月が1,949,500人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は11月の77.8%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

空港利用の前後、都市の街、港と歴史、県内の参拝や自然を一日の行程へ置く。通常日と催しの日、客室と付帯部門を分け、荷物・清掃・厨房のどこを整えるかを確認すると、改装と承継の目的を具体化できる。

  • 県全域と福岡市・北九州市を分ける
  • 空港・鉄道・港からの実際の行程を確認する
  • 連泊・人数と荷物・清掃能力を照合する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

福岡県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

福岡市の博多・都市側、北九州、太宰府や海山の県内周遊を分ける。入口と目的地、部屋の条件が似る宿で比較する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

福岡県全体の2025年客室稼働率72.1%は比較の背景情報である。都市の大型ホテルと宿泊特化型、郊外の食事付きでは部門と定員が異なる。人数、連泊、荷物、飲食・会議を合わせて読む。[1][2][3]

福岡空港の利用人数は福岡市の宿泊人数ですか。

空港から他地域へ動く人や地元の利用もあるため一致しない。福岡市と県全体の宿泊資料を区別し、自館の到着経路と泊数を確認する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次を背景に福岡市・北九州・県内周遊へ絞る。空港前後泊、連泊、清掃、荷物、付帯部門を記録で確認し、提供能力へ結びつける。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 福岡県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Sagita River in Futsukaichi Onsen.jpg ↗

写真:STA3816 / CC BY-SA 4.0 / 2018年6月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。