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兵庫県姫路市・姫路城の外観

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

兵庫県

兵庫県のホテル・宿泊市場

都市と港、城の周遊、有馬・城崎の湯、淡路島の滞在を別の役割として読む。

Photo: Bernard Gagnon / CC BY-SA 3.0 · 2008年4月
2025年・兵庫県の延べ宿泊
16,395,830人泊
2025年・兵庫県の客室稼働率
61.1%
2025/3/31・兵庫県の許可施設数
2,421施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

兵庫県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は16,395,830人泊、全体の客室稼働率は61.1%だった。

兵庫県には神戸の港と街、姫路の城、有馬・城崎の温泉、淡路島など多様な目的地がある。瀬戸内側と日本海側、島では入口も滞在も変わり、神戸市の数字だけで県全体は説明できない。宿が受け止める一夜を地図へ置きたい。

At a glance

ひと目でわかる、兵庫県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)2,421施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
兵庫県。第8表CSVレコード35(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数1,411施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
兵庫県。第8表CSVレコード35(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数986施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
兵庫県。第8表CSVレコード35(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数24施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
兵庫県。第8表CSVレコード35(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数46,733室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
兵庫県。第8表CSVレコード35(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数16,395,830人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 28兵庫県行、B35セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数1,991,650人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 28兵庫県行、Q35セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比12.1%[1]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県の第2表(年計)Q35÷B35×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率61.1%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、B35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率40.0%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、Q35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率55.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、R35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率79.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、S35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率72.2%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、T35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率13.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
兵庫県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 28兵庫県行、U35セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/1,710,510人泊[1]2025年1〜12月の比較
兵庫県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B35。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月11月/66.6%[1]2025年1〜12月の比較
兵庫県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(11月)』B35。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/6,701,720人泊[1]2025年暦年・確定値
兵庫県。原Excel『第4表(年計)』 28兵庫県行、E35セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)シティホテル/3,046,730人泊[1]2025年暦年・確定値
兵庫県。原Excel『第4表(年計)』 28兵庫県行、F35セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)40.9%[1][2]2025年暦年・確定値
兵庫県。第4表(年計)E35÷第2表(年計)B35×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

神戸・姫路の都市周遊と、湯・島の滞在

兵庫の市場は、神戸や姫路の都市拠点と、有馬・城崎の温泉、淡路島の滞在を分けて捉える。城への来訪や港の観光を、そのまま地域の宿泊へ置き換えず、泊まった場所を確認したい。[1][2][3]

兵庫県の2025年延べ宿泊者数は16,395,830人泊、うち外国人は1,991,650人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると12.1%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

神戸の街を楽しむ人、姫路の歴史を訪ねる人、温泉街を歩く人、島で海辺の食を味わう人では行程が違う。近い観光先をまとめて紹介する場合も、自館の予約記録では同行人数、食事、前後の移動を分け、宿泊の理由を整理する必要がある。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が6,701,720人泊で最も多く、次いでシティホテルが3,046,730人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の40.9%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の兵庫県全体の客室稼働率は61.1%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが79.3%、簡易宿所が13.4%で、差は65.9ポイントだった。[1][2][3]

神戸のシティホテル、都市の宿泊特化型、有馬・城崎の旅館、島のリゾートでは定員と部門構成が異なる。温浴・飲食の費用を含む宿を都市の客室単体の指標だけで評価せず、人数と付帯部門を合わせて読む。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館40.0%
リゾートホテル55.6%
ビジネスホテル79.3%
シティホテル72.2%
簡易宿所13.4%
03

新神戸・姫路の鉄道と、温泉・島への接続

新幹線の新神戸や姫路は都市の入口になり、県内各地への移動は別に必要になる。温泉街や淡路島への最終行程を含め、交通の入口と宿の役割を確認したい。[3]

神戸の街に近い宿と、山側の温泉、城崎、淡路島の宿では使う交通が違う。駅からの荷物、乗り換え、車と駐車、送迎と夕食を一つの行程にする。空港を利用する行程も、便数や将来の需要を推測せず、実際の接続条件を確認する。

有馬は神戸市域に含まれるが、市中心部と同じ商品ではない。神戸市の内訳と県全体を混ぜず、都市、温泉街、島それぞれの旅程で比較対象を選ぶと、館内設備や食事の提供条件を明確にできる。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
神戸・姫路の都市軸鉄道と街・城、到着前後の荷物
有馬・城崎の温泉地湯、街歩き、食事、現地交通
淡路島など海辺車と周遊、複数人、食事・景観
04

港の都市と湯・海の宿で、部門の能力を分ける

兵庫の候補施設では、都市の機能と、湯や食を楽しむ館内滞在を区分して読みたい。客室販売だけでなく、温浴・飲食・送迎を含む一日の運営を確認する。[1][3]

温泉旅館は浴場の熱源と保守、厨房と食事処、島の宿は車の到着と食材、都市型は清掃と館内施設を点検する。複数人の客室を増やす改装なら、寝具や荷物、食事の人数をどこまで受け止められるかを確かめる必要がある。

承継では、温泉利用、食材、清掃、送迎、設備保守の契約を整理する。日帰り入浴、飲食、宴会などの利用がある宿は部門別の売上と費用を分ける。街や景観の魅力と、次の運営で維持できるサービスを別の確認事項にしたい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は兵庫県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6][7]

兵庫県全域の値には神戸以外の温泉地、都市、島が含まれる。神戸市の独自推計は対象と速報・確定の区分を確認し、県の年次確定値と同じものとして扱わない。観光入込と人泊、港・空港の利用人数も区別する。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の兵庫県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業1,411施設、簡易宿所986施設、下宿24施設の合計は2,421施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

都市・温泉・島のどの一泊を支えるかを決める

兵庫では、入口と主目的を決め、同じ役割の施設で比較することが重要になる。県の月次を背景に、自館の都市周遊、温泉、島の滞在の実績を確認したい。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が1,710,510人泊で最多、2月が1,128,860人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は11月の66.6%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

神戸なら街への動線、姫路なら城と前後泊、温泉なら湯と夕食、島なら車の周遊を行程にする。客室の人数、食事、休館整備を添えると、稼働率の背景と設備更新の目的を整理でき、承継の条件も共有しやすい。

  • 兵庫県と神戸市、有馬の内訳を区別する
  • 温泉・島への最終交通と食事時刻を確認する
  • 部門別の売上と温浴・厨房の実費を読む

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

兵庫県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

神戸・姫路の都市、温泉街、淡路島を分ける。有馬は神戸市に含まれるが都市中心部と役割が違うため、食事や温浴の条件をそろえて比較する。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

兵庫県全体の2025年客室稼働率61.1%は比較の背景情報である。シティホテル、温泉旅館、島のリゾートでは定員と付帯部門が異なる。人数、食事、温浴、送迎の条件を合わせて読む。[1][2][3]

神戸市の統計へ有馬温泉の数字を足せますか。

有馬が市全体の集計に含まれているかを確認する必要がある。市域の内訳を全体へ重ねて足すと二重計上になるため、地域区分と対象施設を先に読む。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次の背景に、自館の都市・湯・島の行程を添える。定員と食事、温浴、送迎、部門別実費を確認し、継続できる滞在商品を具体化する。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 兵庫県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

  7. 神戸市 2025年延べ宿泊者数の速報推計 ↗

    神戸市・神戸観光局|対象:2025年暦年速報/2026年3月31日|確認:2026-10-27

    市の独自拡大推計であること、県全域の年次確定値とは異なる。

掲載写真

Château de Himeji02.jpg ↗

写真:Bernard Gagnon / CC BY-SA 3.0 / 2008年4月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 3.0の条件で再利用できます。