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新潟県妙高市・積雪期の赤倉温泉の町並み

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

新潟県

新潟県のホテル・宿泊市場

新潟市の拠点性、越後湯沢や妙高の雪、佐渡への船を、別の行程として読む。

Photo: Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 · 2019年2月
2025年・新潟県の延べ宿泊
10,205,090人泊
2025年・新潟県の客室稼働率
46.1%
2025/3/31・新潟県の許可施設数
2,215施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

新潟県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は10,205,090人泊、全体の客室稼働率は46.1%だった。

新潟県には新潟市の港と街、越後湯沢・妙高の雪、海岸の景色、佐渡の島旅がある。米・酒・海の食も滞在の楽しみになるが、県内のどこでも同じ客層と季節を持つわけではない。入口と目的地を分け、宿の役割を確かめたい。

At a glance

ひと目でわかる、新潟県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)2,215施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
新潟県。第8表CSVレコード22(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数1,926施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
新潟県。第8表CSVレコード22(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数279施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
新潟県。第8表CSVレコード22(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数10施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
新潟県。第8表CSVレコード22(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数43,524室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
新潟県。第8表CSVレコード22(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数10,205,090人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 15新潟県行、B22セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数848,870人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 15新潟県行、Q22セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比8.3%[1]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県の第2表(年計)Q22÷B22×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率46.1%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、B22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率28.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、Q22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率36.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、R22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率64.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、S22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率62.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、T22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率22.9%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
新潟県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 15新潟県行、U22セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/1,177,070人泊[1]2025年1〜12月の比較
新潟県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B22。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月8月/54.5%[1]2025年1〜12月の比較
新潟県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(8月)』B22。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/3,873,690人泊[1]2025年暦年・確定値
新潟県。原Excel『第4表(年計)』 15新潟県行、E22セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)旅館/2,928,160人泊[1]2025年暦年・確定値
新潟県。原Excel『第4表(年計)』 15新潟県行、C22セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)38.0%[1][2]2025年暦年・確定値
新潟県。第4表(年計)E22÷第2表(年計)B22×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

都市の宿泊、雪の滞在、島への周遊を分ける

新潟では、都市を拠点とする宿泊と、雪や温泉を楽しむ滞在、佐渡への島旅を区分する。新潟市の宿と越後湯沢の宿を同じ商圏として扱わず、旅程とサービスの条件をそろえて考える。[1][2][3]

新潟県の2025年延べ宿泊者数は10,205,090人泊、うち外国人は848,870人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると8.3%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

滑るための連泊、港から船に乗る前後泊、街を楽しむ一泊では、到着時刻や荷物、翌日の予定が違う。長岡の花火や高田の桜など行事の来訪を、そのまま年間の宿泊へ換算せず、自館で何泊したかを販売記録から読みたい。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が3,873,690人泊で最も多く、次いで旅館が2,928,160人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の38.0%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の新潟県全体の客室稼働率は46.1%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが64.9%、簡易宿所が22.9%で、差は42.0ポイントだった。[1][2][3]

都市型では鉄道・空港・港への接続、雪のリゾートでは乾燥・収納・連泊、食事付きの宿では厨房と温浴が比較点になる。売れた客室の割合だけでは、一室の人数や食事を含む収支が見えないため、客室定員と泊数を一緒に確認する。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館28.4%
リゾートホテル36.3%
ビジネスホテル64.9%
シティホテル62.3%
簡易宿所22.9%
03

新幹線の二つの軸と、港・空港への接続を読む

上越新幹線は越後湯沢から新潟市へ、北陸新幹線は妙高側への入口になる。佐渡への船や新潟空港の利用は別の移動段階として、宿までの行程へ加える必要がある。[3]

港を利用する前後泊なら、駅や空港から宿、宿から船乗り場までを時刻でたどる。雪の滞在では、駅から活動先、用具を持つ移動、送迎を確認する。県へ入る交通が便利でも最終の移動が商品に合うとは限らず、食事や荷物の運営まで合わせて見たい。

新潟市の都市・港、越後湯沢の山、妙高、佐渡はそれぞれ異なる比較単位になる。島の宿の泊数と本土の前後泊は同じ旅行に含まれる場合もあるため、旅行者の実人数と延べ泊数の使い方を分けたい。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
新潟市・港周辺鉄道・空港・船の接続と前後泊
越後湯沢・妙高雪の活動、乾燥・収納、連泊
佐渡・海岸周遊船と現地交通、食事、行程変更への案内
04

雪と船の旅程に合わせ、客室の前後の業務を見る

新潟の施設では、泊まる前後の移動を支える業務も商品になる。雪の活動と島への行程では必要な設備が違うため、客室だけの改善で十分かを確かめたい。[1][3]

雪を扱う宿なら暖房、除雪、乾燥、用具収納の実費と管理記録を確認する。船を使う人を受け止める宿では、運航変更時の連絡、荷物、食事の時刻を点検する。米や酒、海の食を提供する宿は、厨房能力と仕入れを宿泊の販売計画へ結びつけたい。

承継では、除雪・温浴設備・送迎・食材・外部体験の契約を区分する。行事日だけ臨時の人員を増やす施設は通常日の体制も別に把握する。館内と地域のサービスのどこを次の運営が担えるかを整理し、継続可能な商品として評価する。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は新潟県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

新潟県の統計は新潟市以外の雪の地域や佐渡を含む。新潟市の資料を県全体の値と混ぜず、港の旅客数や行事の入込も泊数とは区別する。複数の地域を巡った一人を人数で足す場合と、人泊を積み上げる場合の違いにも注意する。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の新潟県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業1,926施設、簡易宿所279施設、下宿10施設の合計は2,215施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

都市・山・島の役割を決め、月次から営業を組む

新潟で物件を見る際は、都市の拠点、雪の滞在、島の周遊のどれを支えるかを先に整理したい。県の月別値は共通の背景として、自館の営業日と予約の中身へ絞る。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が1,177,070人泊で最多、4月が669,300人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は8月の54.5%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

雪の宿は活動前後の用具と食事、港の前後泊は早い出発、島の宿は現地周遊の時間を行程にする。月の合計だけでなく連泊、人数、休館と整備を並べると、施設に必要な改装と業務改善の順序が明確になる。

  • 都市・雪・佐渡の比較範囲を分ける
  • 港や新幹線から宿までの時刻を確認する
  • 暖房・除雪・乾燥と食事の実費を区分する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

新潟県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

新潟市の都市・港、越後湯沢・妙高の雪、佐渡の島旅を分ける。入口と翌日の行動が似る宿を比較し、県内の地理的な近さだけでは商圏を決めない。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

新潟県全体の2025年客室稼働率46.1%は比較の背景情報である。雪のリゾートと港の前後泊では連泊、荷物、営業日が違う。人数と客室定員、食事、送迎、維持管理費を合わせて確認する。[1][2][3]

佐渡へ渡る船の利用者数は、宿泊者数ですか。

船の利用には日帰りや地域の移動も含まれるため、利用者数だけでは宿泊を示さない。島内の泊数と本土の前後泊を施設の実績から別に確認する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月別統計を背景に、雪・船・都市の行程を自館の予約へ結びつける。冬の設備費や運航変更への案内まで含め、通年の運営記録を読む。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 新潟県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Akakura onsen ski resort (49819553546).jpg ↗

写真:Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0 / 2019年2月

変更:配布元の実写画像を保存。960px版・480px版を作成。必要時の向きと解像度の調整、表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成なし。