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新潟県村上市・夕暮れの瀬波海岸

TSUNAGU — SUCCESSION GUIDE

新潟県

新潟県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口

新潟市と県の地域振興局を分け、温泉旅館・季節営業の宿を許可事業の範囲から確認する。

Photo: fredkatvox / CC BY 2.0 · 2008年10月
最初の確認
新潟市と県保健所を区別
旅館業の譲渡
効力発生前の承認
温泉
源泉・利用を別確認

Context, with sources

次の担い手へ、手続を確かに。

新潟県の旅館業は新潟市の保健所と、その他の地域を担当する県の保健所に分かれます。地域振興局の健康福祉部として案内される窓口もあるため、施設住所と管轄区域を対応づけて確認します。

十日町の公式案内は、事業譲渡の承認より先に効力が発生すると承継制度が適用されないことを説明しています。営業期間が限られる宿や温泉旅館でも、休業中か廃業済みか、何を受け継ぐかを明らかにし、許可図面と現況から準備します。

At a glance

ひと目でわかる、新潟県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の受付新潟市内は市保健所へ、それ以外は県の担当保健所に相談します。保健所と地域振興局健康福祉部の名称を対応づけて確認します。[1][2]2026年10月27日参照
新潟県・施設所在地による
事業譲渡十日町の案内は事業譲渡用を第1号様式の2として公開しています。承認前に譲渡の効力が生じないよう、申請と契約の日程を調整します。[2][6]2023年12月13日施行の承継制度
新潟県内の旅館業。個別の適用は管轄へ確認
条例・規則県条例には季節的に利用する施設や農林漁業体験民宿等に関する規定もあります。一般のホテルと同じ条件と決めず、現在の許可区分を調べます。[3]確認時点の自治体公開資料
新潟県所管の施設。市独自の条例適用は別途確認
温泉法の相談県は温泉利用許可と承継等の書式を独立して公開しています。旅館業の譲渡承認とは別に、どの許可・確認が誰に出ているかを整理します。[4]確認時点の公開手続
新潟県内の源泉・利用施設。採取と利用を区別
相談に用意する資料許可証、許可時・変更後の図面、営業主体、取引手法、譲渡予定日をそろえる。[7][2]事前協議時
譲渡対象の許可事業。物件購入だけとは区別
承認と工事の関係県の留意事項は、施設増設等には事業譲渡と別の手続が必要と説明しています。同一性を失う大幅変更なら新規許可の可能性があります。[2][9]改修・運営変更の計画時
新潟県内の当該施設。建築・消防等は別制度
01

新潟市と県保健所を所在地で分ける

新潟市内は市保健所へ、それ以外は県の担当保健所に相談します。保健所と地域振興局健康福祉部の名称を対応づけて確認します。[1][2][4]

一覧では湯沢町・南魚沼市は南魚沼保健所、十日町市・津南町は十日町保健所、妙高市・上越市は上越保健所の管轄です。広い観光圏の名称より、現在の市町村名から調べると確実です。

源泉と旅館が別の場所なら、両方の住所と証書名をまとめます。現営業者、許可番号、営業種別、譲受人、予定日、改修案を一枚にして、受付と温泉の担当を確認します。

02

将来の譲渡を証する資料で事前申請する

十日町の案内は事業譲渡用を第1号様式の2として公開しています。承認前に譲渡の効力が生じないよう、申請と契約の日程を調整します。[2][5][6]

県の留意事項は、証明資料が譲渡完了の証明ではなく、今後の譲渡を示す資料であると説明しています。当事者、対象事業、効力発生日を契約から読めるようにし、法人資料の整合も確かめます。

一つの許可で管理する複数棟の一棟だけを受け継ぐ場合は、単純な承継の対象外となります。物件一覧と許可範囲を比べ、契約名だけで制度の適用を判断せず事前に相談します。

03

季節利用施設も条例と許可条件を確認する

県条例には季節的に利用する施設や農林漁業体験民宿等に関する規定もあります。一般のホテルと同じ条件と決めず、現在の許可区分を調べます。[3][1][7]

営業期間、利用区画、客室・浴場・便所などの設備を許可図面と比較します。季節休業している宿を通年営業へ変える場合は、その運用変更を示し、従来の許可条件や追加の設備確認がないかを尋ねます。

衛生管理の記録も営業日だけの帳票に限らず、再開前の点検や清掃の履歴を集めます。県条例の基準は新潟市の所管へそのまま当てはめず、市内の施設は市の現行案内を確認します。

04

利用許可と源泉の証書・供給条件を分ける

県は温泉利用許可と承継等の書式を独立して公開しています。旅館業の譲渡承認とは別に、どの許可・確認が誰に出ているかを整理します。[4][8]

源泉を含む案件なら採取許可かガス濃度確認かを証書で特定し、源泉設備の図面を受け取ります。引湯する宿は供給元、供給契約、利用許可、分析・掲示の資料を照合します。

利用許可の合併・分割や相続の承継制度と、一般の営業売買を混同しません。浴槽の増設や源泉の変更も計画に書き、利用担当と源泉側担当のそれぞれへ必要な手続を確認します。

05

改修と営業期間の変更を図面に反映する

県の留意事項は、施設増設等には事業譲渡と別の手続が必要と説明しています。同一性を失う大幅変更なら新規許可の可能性があります。[5][9][7]

客室の増減、浴室や食堂の変更、外来入浴の導入を、現況と計画に分けて示します。季節休業中の工事でも、完成後の営業が許可の範囲に収まるかは個別に確認します。

建築確認・検査と消防点検の資料、給排水や設備保守の記録を集めます。工事の発注前に行政確認と是正の範囲を整理し、費用負担と完了時期を売買の工程へ入れます。

06

再開時にも使える管理資料を引き継ぐ

県の案内は承継後の業務状況調査に触れています。新営業者が営業を再開する時点で、図面と管理記録を提示できる形にします。[2][5][6]

許可申請・変更届、温泉利用・分析、水質検査、浴場の消毒・清掃、保守契約を施設単位で整理します。休業期間中に止めた設備や、再開前に必要な点検は、未実施事項として明確にします。

相談した部署、確認日、追加書類、承認等の結果を保存します。新潟市と県、源泉と宿の手続が混ざらないよう区分し、引渡しと営業開始の前提を当事者で確認します。

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

湯沢町と十日町市は同じ保健所ですか。

一覧では湯沢町は南魚沼保健所、十日町市は十日町保健所です。営業施設の市町村から確認します。[1]

譲渡を証する書類は引渡し完了後に作りますか。

県の留意事項は今後譲渡する旨を証する書類としています。当事者、対象、効力発生日が分かる資料で事前承認を進めます。[5]

一棟だけを買って既存の許可を承継できますか。

一つの許可事業の一部譲渡は対象外です。棟の所有権と許可事業の範囲を比較して相談します。[5]

季節営業の宿を通年化するときも確認が必要ですか。

現在の許可条件と条例上の施設区分を確認し、運営・設備の変更を所管へ示して手続を確かめます。[3][7]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 保健所管轄区域案内・新潟県 ↗

    厚生労働省|対象:確認時点の公開一覧(個々の表の掲載時点を参照)|確認:2026-10-27

    保健所の設置主体と市区町村別管轄。営業手続の最新受付部署・申請先は自治体の個別案内と併読する。

  2. 十日町 旅館等の各種手続きについて ↗

    新潟県|対象:確認時点の公開手続|確認:2026-10-27

    譲渡前の承認、第1号様式の2、譲渡証明、施設変更。十日町管内の提出例。

  3. 新潟県旅館業法施行条例 ↗

    新潟県|対象:2024年9月1日施行の公開本文・確認時点|確認:2026-10-27

    構造設備、衛生措置、季節利用施設・農林漁業体験民宿等の基準。新潟市条例とは区別。

  4. 温泉法に基づく温泉利用許可関係様式ダウンロード ↗

    新潟県|対象:確認時点の公開様式|確認:2026-10-27

    温泉利用許可・利用の承継等の様式。源泉側の許可や契約とは別。

  5. 旅館業の営業者の皆さまへ(事業譲渡の留意事項) ↗

    新潟県|対象:2023年12月13日施行制度の県案内|確認:2026-10-27

    将来の譲渡を示す資料、一部譲渡の対象外、施設増設の別手続、承継後調査。

  6. 旅館業の営業者の皆さまへ・事業譲渡に関する手続が整備されます ↗

    厚生労働省|対象:2023年12月13日施行|確認:2026-10-27

    全2頁。譲渡効力発生前の承認、対象許可事業の一部譲渡の対象外、許可条件と増改築の取扱い。全国一律の処理日数・費用は示さない。

  7. 旅館業法等における事業譲渡に係る規定の運用上の疑義について ↗

    厚生労働省|対象:2023年11月29日通知|確認:2026-10-27

    共通問8~12、旅館業法問1~5、旅館業法・公衆浴場法の問1。証明書類、主体、設備の同一性、建築・消防への照会。

  8. 温泉法の概要 ↗

    環境省|対象:確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    掘削・増掘・動力、採取許可とガス濃度確認、公共浴用・飲用の利用許可と成分掲示。ページ記載の古い最終改正日を現行法全体の最新改正日と解釈しない。

  9. 既存建築物の活用の促進について ↗

    国土交通省|対象:確認時点の公開資料一覧|確認:2026-10-27

    既存不適格の調査と緩和、2025年4月1日の旧ガイドライン統合、2026年9月第5版の位置付け。

掲載写真

Senami Beach 02.jpg ↗

写真:fredkatvox / CC BY 2.0 / 2008年10月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。