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滋賀県大津市・瀬田川洗堰から望む瀬田川下流

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

滋賀県

滋賀県のホテル・宿泊市場

大津、米原・彦根、湖西・湖北を分け、湖を眺める滞在と周遊の行程を読む。

Photo: 運動会プロテインパワー / CC BY-SA 4.0 · 2021年5月
2025年・滋賀県の延べ宿泊
4,833,790人泊
2025年・滋賀県の客室稼働率
53.2%
2025/3/31・滋賀県の許可施設数
1,018施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

滋賀県のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は4,833,790人泊、全体の客室稼働率は53.2%だった。

滋賀県は琵琶湖を囲み、城や商家の街、寺社、湖辺の活動を持つ。京都に近い南側と、新幹線の入口になる東側、湖西・湖北では行程が変わる。湖が近いという共通点の内側で、宿が提供する時間を分けて考えたい。

At a glance

ひと目でわかる、滋賀県のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)1,018施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
滋賀県。第8表CSVレコード32(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数486施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
滋賀県。第8表CSVレコード32(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数527施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
滋賀県。第8表CSVレコード32(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数5施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
滋賀県。第8表CSVレコード32(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数15,319室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
滋賀県。第8表CSVレコード32(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数4,833,790人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 25滋賀県行、B32セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数307,990人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 25滋賀県行、Q32セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比6.4%[1]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県の第2表(年計)Q32÷B32×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率53.2%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、B32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率36.5%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、Q32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率61.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、R32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率67.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、S32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率72.4%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、T32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率11.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
滋賀県内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 25滋賀県行、U32セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月8月/542,690人泊[1]2025年1〜12月の比較
滋賀県。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(8月)』B32。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月10月/60.4%[1]2025年1〜12月の比較
滋賀県。各月第8表B列比較、最高は『第8表(10月)』B32。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/1,934,580人泊[1]2025年暦年・確定値
滋賀県。原Excel『第4表(年計)』 25滋賀県行、E32セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)リゾートホテル/916,260人泊[1]2025年暦年・確定値
滋賀県。原Excel『第4表(年計)』 25滋賀県行、D32セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)40.0%[1][2]2025年暦年・確定値
滋賀県。第4表(年計)E32÷第2表(年計)B32×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

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01

都市の入口と、湖辺・歴史の目的地を読み分ける

滋賀では、京都側に接続する大津周辺と、米原・彦根などの東側、湖西・湖北の滞在を分けて読む。琵琶湖への来訪と宿泊は別の行動で、どの岸で一夜を置くかを確認したい。[1][2][3]

滋賀県の2025年延べ宿泊者数は4,833,790人泊、うち外国人は307,990人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると6.4%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

城や商家の街を巡る人、湖を楽しむ複数人の旅行、山や自然を目的とする人では、到着と出発の動線が変わる。周囲の大都市への移動が便利でも、当地に泊まる理由は別に必要である。自館の食事、景観、活動前後の時間を記録と結びつけたい。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が1,934,580人泊で最も多く、次いでリゾートホテルが916,260人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の40.0%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の滋賀県全体の客室稼働率は53.2%。確認できる施設タイプではシティホテルが72.4%、簡易宿所が11.7%で、差は60.7ポイントだった。[1][2][3]

都市ホテル、湖畔のリゾート、食事付きの旅館では客室定員と温浴・飲食の部門が異なる。景観を楽しむ部屋と短い滞在の部屋を、同じ稼働率だけで評価せず、人数と食事、営業日をそろえて比較する。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館36.5%
リゾートホテル61.7%
ビジネスホテル67.6%
シティホテル72.4%
簡易宿所11.7%
03

米原の新幹線と、京都側から湖を囲む鉄道

米原は湖の東側への新幹線の入口で、南側や西側は京都方面からの鉄道が行程を支える。湖を隔てた目的地の移動を、直線距離だけで判断しないことが重要になる。[3]

湖のどちら側に宿があるかで使う路線と道路が変わる。駅から湖畔へ、城から宿へ、活動後の荷物を持つ移動までを確認したい。車を使う周遊なら駐車、鉄道なら徒歩や送迎、翌朝の出発を食事の時間と組み合わせる。

大津と彦根、湖西と湖北を一つの近隣商圏として扱わない。湖の景観は共通の魅力でも、都市への接続、街の散策、活動の拠点という役割は異なる。入口と目的地が近い宿同士でサービス条件をそろえると比較が具体化する。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
大津・湖の南側京都側の交通と街・湖への動線
米原・彦根など東側新幹線の入口と城・歴史の周遊
湖西・湖北湖辺の滞在、活動、駐車と送迎
04

湖を楽しむ時間と、館内サービスを合わせる

滋賀の施設では、湖を眺める滞在か、湖の周囲へ動く拠点かを先に整理したい。部屋だけでなく食事、荷物、活動後の休息をどう提供するかが運営の論点になる。[1][3]

湖畔のリゾートは景観別の部屋、複数人の寝具と清掃、厨房・食事処を点検する。活動を受け止める宿なら用具の収納や濡れた衣類、早朝の出発を確認する。都市型と同じ人員配置を置かず、施設ごとの滞在時間で業務を読む必要がある。

承継では、食材、温浴や熱源の保守、清掃、送迎、外部の活動提供の契約を区分する。客室以外の飲食・会議などがある場合は収支を分ける。湖の立地の魅力と、それをサービスとして提供する業務をそれぞれ確かめたい。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は滋賀県全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

滋賀県の値は琵琶湖の一部地域だけでなく県全域の統計である。湖の利用人数や観光施設の入場者数は人泊ではない。京都府などへの周遊も地理を分け、滋賀の施設が受け止めた泊数だけを対象の資料で確認する。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の滋賀県の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業486施設、簡易宿所527施設、下宿5施設の合計は1,018施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

湖のどの岸で、どの時間を提供するかを決める

滋賀では、湖を囲む地理と入口を定めることが施設比較の出発点になる。県の月次を背景に、候補宿の景観、活動、食事、周遊の実績を確認したい。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、8月が542,690人泊で最多、2月が286,610人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は10月の60.4%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

大津なら都市との接続、彦根なら歴史散策、湖西・湖北なら自然と湖辺の滞在を行程にする。売れた月だけでなく、客室の人数、荷物、休館整備を並べると、客室・厨房・温浴のどこを更新すべきかが見えやすい。

  • 湖の各岸と入口の駅を分けて地図に置く
  • 観光入込と県内泊数を区別する
  • 景観別客室と複数人・活動の設備を確認する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

滋賀県の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

大津の南側、米原・彦根の東側、湖西・湖北を分ける。湖を挟んだ直線距離より、使う鉄道と道路、滞在目的で比較範囲を決める。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

滋賀県全体の2025年客室稼働率53.2%は比較の背景情報である。湖畔リゾートと都市の宿では景観、定員、食事が違う。客室の区分、人数、付帯部門、営業日を合わせて読む。[1][2][3]

琵琶湖に近い宿は同じ競合といえますか。

湖の岸と交通の入口により行程が異なる。景観を楽しむ館内滞在と、街や湖辺へ出る拠点も別なので、提供サービスと実際の移動をそろえて比較する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次に湖の各岸の行程と自館の食事・活動を添える。景観の部屋、複数人の清掃、荷物、送迎の実績を読み、営業能力へ結びつける。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 滋賀県|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Seta river from Setagawa-weir.jpg ↗

写真:運動会プロテインパワー / CC BY-SA 4.0 / 2021年5月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。