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東京都千代田区丸の内・夜の東京駅丸の内駅舎

TSUNAGU — HOSPITALITY MARKET

東京都

東京都のホテル・宿泊市場

大きな宿泊規模を背景に、駅・空港・街の使い方から実際の比較商圏を絞る。

Photo: Kestrel / CC BY-SA 4.0 · 2019年5月
2025年・東京都の延べ宿泊
107,900,610人泊
2025年・東京都の客室稼働率
76.3%
2025/3/31・東京都の許可施設数
7,122施設(旅館業3区分)

Context, with sources

数字から、宿のある地域を読む。

東京都のホテル・旅館を検討する際は、県全体の宿泊量と、実際に競争する商圏を重ねて読むことが出発点になる。2025年確定値の延べ宿泊者数は107,900,610人泊、全体の客室稼働率は76.3%だった。

東京都の宿泊市場は、東京駅や新宿などの都市拠点、浅草の歴史、渋谷の街、多摩や島しょの滞在までを含む。都全体の大きさと、候補施設が競争する範囲は同じではない。地名の知名度を客室の収益へ直結させず、旅程と施設の条件を読む。

At a glance

ひと目でわかる、東京都のホテル・宿泊市場。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の営業許可施設数(3区分合計)7,122施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
東京都。第8表CSVレコード20(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。B列+D列+E列をTSUNAGUが合計。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の施設数5,858施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
東京都。第8表CSVレコード20(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
簡易宿所営業の施設数1,256施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
東京都。第8表CSVレコード20(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
下宿営業の施設数8施設[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
東京都。第8表CSVレコード20(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
旅館・ホテル営業の客室数212,888室[6]2025年3月31日現在(2024年度末)
東京都。第8表CSVレコード20(地理名行)。B列=旅館・ホテル営業施設数、C列=同客室数、D列=簡易宿所、E列=下宿。原表の『-』は計算時0として扱う。宿泊旅行統計の推計施設数とは別の母集団・時点。
延べ宿泊者数107,900,610人泊[1]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 13東京都行、B20セル。単位:人泊。
外国人延べ宿泊者数60,115,730人泊[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第2表(年計)』 13東京都行、Q20セル。単位:人泊。国内に住所を有しない外国人を基本とする。
外国人宿泊の構成比55.7%[1]2025年1〜12月(年確定値)
東京都の第2表(年計)Q20÷B20×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊した旅行者の実人数の割合ではない。
全体の客室稼働率76.3%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、B20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
旅館の客室稼働率41.7%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、Q20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
リゾートホテルの客室稼働率56.5%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、R20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
ビジネスホテルの客室稼働率81.5%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、S20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
シティホテルの客室稼働率77.2%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、T20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
簡易宿所の客室稼働率48.6%[1][2]2025年1〜12月(年確定値)
東京都内の旅館業法許可宿泊施設を対象とする観光庁推計。2025年確定集計Excel『第8表(年計)』 13東京都行、U20セル。利用客室数÷総客室数、単位%。
月別延べ宿泊者数の最多月12月/9,815,380人泊[1]2025年1〜12月の比較
東京都。各月第2表B列の比較、最多は『第2表(12月)』B20。同じ年の確定値。月の日数を調整しない人数合計。
月別客室稼働率の最高月10月/80.6%[1]2025年1〜12月の比較
東京都。各月第8表B列比較、最高は『第8表(10月)』B20。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中最多)ビジネスホテル/58,121,390人泊[1]2025年暦年・確定値
東京都。原Excel『第4表(年計)』 13東京都行、E20セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
施設タイプ別の延べ宿泊者数(掲載5区分中2番目)シティホテル/34,210,220人泊[1]2025年暦年・確定値
東京都。原Excel『第4表(年計)』 13東京都行、F20セル。旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の5区分内の順位で、会社・団体の宿泊所と区分不詳は比較対象にしない。
ビジネスホテルの人泊構成比(全体を分母に計算)53.9%[1][2]2025年暦年・確定値
東京都。第4表(年計)E20÷第2表(年計)B20×100をTSUNAGUが計算、小数第1位に丸め。宿泊客本人の旅行目的割合ではない。

掲載表の出典・対象範囲をJSONで保存 →

01

都全体の宿泊量を、具体的な駅と街の利用へほどく

東京では、買い物や街歩き、都市の機能を使う宿泊が重なり、同じ区部でも利用する駅や目的地が異なる。東京都全域の統計を、東京23区だけの値や個別の繁華街の市場値と表示しないことが基本になる。[1][2][3]

東京都の2025年延べ宿泊者数は107,900,610人泊、うち外国人は60,115,730人泊。外国人の構成比は同じ原表から計算すると55.7%になる。この比率は地域全体の泊数構成であり、個々のホテルで必要になる言語対応や販売先の割合は、施設自身の予約記録で確かめたい。

東京駅を起点に移動する人、新宿を拠点にする人、浅草で歴史を訪ねる人では行程が変わる。『東京に泊まる』という大きな説明から、目的地への移動、荷物、夜の時間、同行人数を分けると、候補ホテルが担う役割を具体的に説明できる。

旅館・リゾート・ビジネス・シティ・簡易宿所の掲載5区分では、ビジネスホテルの延べ宿泊が58,121,390人泊で最も多く、次いでシティホテルが34,210,220人泊だった。ビジネスホテルの泊数は県全体の53.9%に当たる。施設タイプは旅行者本人の目的を直接調べた区分ではないため、この構成から観光・業務の人数比率は断定しない。宿泊量の大きさと客室稼働率を並べ、候補施設に近い営業の比較へ進みたい。

02

施設タイプ別の稼働率から、比較相手を絞る

2025年の東京都全体の客室稼働率は76.3%。確認できる施設タイプではビジネスホテルが81.5%、旅館が41.7%で、差は39.8ポイントだった。[1][2][3]

シティホテル、宿泊特化型ホテル、簡易宿所などは、客室定員や館内機能が異なる。多人数の部屋と一人用の部屋を同じ物差しで比べる前に、売れた部屋と人泊を並べたい。飲食や会議の部門を持つホテルは、客室以外の収支も別に読む。

客室稼働率の分母は、客室数と対象日数による総客室数である。売れた客室の割合と、何人が何泊したかは別の側面を表す。食事付きの和室と素泊まりのシングルを比較するときは、客室定員、食事売上、販売を止めた部屋も並べ、数字の差をそのまま経営の優劣にしない。

統計上の施設タイプ2025年客室稼働率
旅館41.7%
リゾートホテル56.5%
ビジネスホテル81.5%
シティホテル77.2%
簡易宿所48.6%
03

空港からの接続と、目的地へ出る駅を一組にする

羽田・成田の空港接続と、都市内で使う鉄道路線は滞在の使いやすさに関わる。成田空港は千葉県にあり、東京の宿泊と交通の入口の地理を混同しない。[3]

駅名が同じでも、出口、地下通路、乗り換え、荷物を持つ歩行経路で到着のしやすさが変わる。候補施設の説明には『主要駅に近い』だけでなく、旅行者が使う空港路線と主な訪問先への動線を添え、実際の旅程に合うかを確かめたい。

東京駅・銀座、新宿・渋谷、上野・浅草、湾岸などは異なる街の使い方を持つ。多摩や島しょは都市ホテルと別の行程になるため、都の平均を共有するだけで同じ商圏として扱わず、地域別の資料と自館の記録へ絞る必要がある。

主な商圏・立地候補物件で確認すること
東京駅・銀座など都心側広域移動と徒歩・地下動線、到着時刻
新宿・渋谷・上野・浅草など目的地と鉄道路線、街歩きと荷物
多摩・島しょ都市部と異なる交通・滞在目的の確認
04

部屋の販売と、都市の使いやすさを支える業務を読む

東京の候補施設では、立地を使いやすいサービスへ変える運営が重要になる。到着・出発が異なる客に、荷物、清掃、案内をどう提供しているかを確認したい。[1][3]

客室の人数構成、連泊、到着時刻を整理し、エレベーター、フロント、荷物置場、清掃の動線と照合する。飲食・会議などの部門があるホテルは、客室販売を増やすことで別部門の人員や設備にどの負荷が生じるかまで読む必要がある。

承継では、清掃、夜間対応、リネン、予約販売などの実際の契約を確認する。施設名や立地が同じでも、運営者が変わった後に各サービスを同じ条件で使えるとは限らない。部門ごとの売上、委託費、業務範囲をそろえて継続条件を整理する。

05

統計の対象範囲をそろえて市場を読む

本ページの共通比較は東京都全域の2025年暦年確定値を採用した。観光庁の宿泊旅行統計と、観光地への入込客数、行政の営業許可施設数は異なる指標であり、足し合わせて市場規模を作ることはできない。[1][2][4][5][6]

東京都全域には区部、多摩、島しょが含まれる。東京23区のページでは区部の資料を別に確認し、都値は都の参考値と表示する。許可された施設の数、観光庁の推計施設数、予約サイトの掲載数は母集団が違い、同じ供給量として比較しない。

延べ宿泊者数は人数と泊数を掛けた規模を表し、同じ人の再訪も含む。外国人は国内に住所を有しない者を基本とし、国籍だけを集計する施設では把握方法に差がある。2026年から調査の層化基準が客室数へ変わっているため、2025年までの推移と新しい月次は調査方法も読み合わせる。

行政上の供給は、2025年3月31日現在の東京都の許可施設数を別に確認した。旅館・ホテル営業5,858施設、簡易宿所1,256施設、下宿8施設の合計は7,122施設。これは年度末のストックで、2025年暦年の泊数・稼働率とは時点も母集団も違う。県行には指定都市・中核市が含まれるため、市の再掲を県へ足さない。

06

都平均から、同じ駅・客室条件の比較へ進む

東京では、市場全体の規模を確認した後に、駅と路線、部屋の定員、館内機能をそろえて比較対象を絞りたい。月次統計は背景となるが、それだけで個別施設の販売計画は決まらない。[1][3]

2025年の月別延べ宿泊者数は、12月が9,815,380人泊で最多、2月が7,903,260人泊で最少だった。最多月と最少月は宿泊日数の長さにも左右されるため、そのまま販売の強弱と同一視しない。客室稼働率の最高月は10月の80.6%で、人数と客室の動きを並べると計画の焦点を絞りやすい。

空港からの到着、主な目的地、夜の滞在、翌朝の出発を行程にし、候補宿の便利さを確かめる。同じ駅周辺でも提供する部屋とサービスが違えば収支は変わるため、改装案は客室だけでなく荷物・清掃・館内移動まで含めて検討する。

  • 東京都全域と東京23区の範囲を分ける
  • 駅の出口・空港接続・荷物の動線を確かめる
  • 部屋の人数と清掃・フロント能力を照合する

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

東京都の宿泊市場は、どの商圏から調べればよいですか。

まず都全域と区部・多摩・島しょを区別し、区部では主な駅、路線、訪問先を絞る。東京という名称だけで競合を広げず、部屋と滞在行程が近い宿を比べる。[3]

県全体の稼働率を候補施設の予測に使えますか。

東京都全体の2025年客室稼働率76.3%は比較の背景情報である。同じ都心でもシングル中心、多人数、飲食・会議付きなどの条件が異なる。客室定員、連泊、付帯部門、売止めを合わせて読む。[1][2][3]

東京都の数値と東京23区の数値は同じですか。

東京都全域には多摩と島しょも含まれるため同じではない。区部の統計を使う場合は、地域区分、対象時点、施設の定義を確認し、都全体の値とは区別する。[3]

2025年の宿泊統計を運営計画にどうつなげますか。

月次の背景データから同じ駅と部屋条件へ絞り、自館の予約、連泊、人数、委託費を確認する。都市の便利さを客室販売へつなぐ業務と設備を点検する。 本ページは公的な一次資料の再編集で、自社アンケートや施設別の収益査定ではない。[1][3][4]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 宿泊旅行統計調査 2025年1〜12月分(年の確定値)集計結果 ↗

    観光庁|対象:2025年暦年/2026年7月6日公表|確認:2026-10-26

    第2表(延べ宿泊者数)・第4表(施設タイプ別延べ宿泊者数)・第8表(客室稼働率)。都道府県値を使用。各数値のセル番地は本ページ基本表の対象範囲に記載。

  2. 宿泊旅行統計調査に関する用語解説 ↗

    観光庁|対象:2025年集計に付随する用語定義|確認:2026-10-26

    延べ宿泊者数・外国人・施設タイプ・客室稼働率の定義。客室稼働率は利用客室数を総客室数で除した値。

  3. 東京都|JNTO公式観光案内 ↗

    日本政府観光局(JNTO)|対象:公表日記載なし/確認時点の地域案内|確認:2026-10-27

    地域の観光資源・アクセス・エリア構成。宿泊需要の構成比や施設収益を示す資料ではない。地域特性を踏まえた運営上の論点はTSUNAGUの編集。

  4. 宿泊旅行統計調査の概要 ↗

    観光庁|対象:2025年調査の概要|確認:2026-10-26

    調査対象は旅館業法許可施設。従業者規模で全数・標本調査を区分。施設数の行政許可件数とは母集団・推計方法が異なる。

  5. 宿泊旅行統計調査の調査見直しについて ↗

    観光庁|対象:2026年1月分から適用|確認:2026-10-26

    層化基準を従業者数から客室数に変更。2025年年計と2026年月次を無条件に連結しない根拠。

  6. 令和6年度 衛生行政報告例 第8表 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数等 ↗

    厚生労働省(e-Stat)|対象:2024年度末=2025年3月31日現在/e-Stat更新2026年9月28日|確認:2026-10-27

    行政報告に基づく年度末の許可施設ストック。都道府県行は指定都市・中核市を含み、市は再掲。年間の営業許可件数というフローとは別。旅館・ホテル、簡易宿所、下宿を扱い、住宅宿泊事業の届出住宅数は含まない。

掲載写真

Tokyo Station Marunouchi Building P5228787.jpg ↗

写真:Kestrel / CC BY-SA 4.0 / 2019年5月

変更:画像ファイルの変換について:実写写真をWebPへ変換し、縦横比と画面全体を維持して高解像度版・960px版・480px版を作成。色調補正・合成・トリミング・拡大なし。 ページ内では表示枠に合わせたトリミングがあります。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。