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塩江の里

TSUNAGU — ONSEN STORIES 244

香川県 高松市

塩江温泉SHIONOE ONSEN

高松から山の湯へ、川と里の時間を訪ねる。

宿に荷物を置き、川や社寺を一つ訪ねて、夕方は温泉へ戻る一泊に。高松から山の湯へ、川と里の時間を訪ねる。

Photo: Psjk2106 / CC BY-SA 4.0 · 2023年3月
土地
香川県 高松市
湯
アルカリ性の単純温泉など、施設の源泉ごとに確認
歴史
開湯伝承

The spirit of SHIONOE

高松から山の湯へ、
川と里の時間を訪ねる。

塩江温泉は、高松市南部の山あいに広がる温泉郷です。香東川の流れと木々の緑が近く、市街地から山里へ入っていく感覚を楽しめます。岩部八幡神社の大イチョウ、萩の咲く最明寺、山を流れ落ちる滝。湯だけでなく、季節の里の表情に出会えるところが魅力です。

宿に荷物を置き、川や社寺を一つ訪ねて、夕方は温泉へ戻る一泊に。客室に温泉を引く宿もあり、自分たちの時間で湯を楽しむ滞在を選べます。旧「行基の湯」は2023年に閉館しているため、日帰り入浴は営業中の宿や施設の案内をもとに選んでください。

SHIONOE at a glance

塩江温泉の基本情報

泉質・歴史・アクセスの要点(2026年10月26日確認)
所在地香川県高松市[1]
景色の特徴川の流れと周囲の木々[2]
温泉の参考アルカリ性の単純温泉など、施設の源泉ごとに確認[3]
旅の目印岩部八幡神社のイチョウ[2]
旅の入口JR高松駅から塩江方面へ[6]

景色を楽しんだ後は、土地の湯へ。

泉質の参考
アルカリ性の単純温泉など、施設の源泉ごとに確認
湯と風景
川の流れと周囲の木々
施設選びの手がかり
川の流れと周囲の木々と、宿ごとの浴場の造りを比べる

新樺川観光ホテルはアルカリ性の湯と、全客室の温泉内湯を案内しています。塩江の紹介には硫黄泉などの表記もありますが、地域の源泉を全て同じ泉質とみなさず、利用する宿の分析表示を見るのが確実です。大浴場と客室の湯をどう使い分けるか、川側と山側のどちらに泊まるかで、一泊の過ごし方も変わります。

塩江温泉で泊まるなら、浴場の眺めと湯に入る時間も、旅を選ぶ楽しみに加えてみてください。川の流れと周囲の木々と、宿ごとの浴場の造りを比べる。内湯で落ち着く時間と、外の景色を楽しむ時間をどう配分するかで、一泊の印象は変わります。源泉の名称、加水・加温・循環ろ過などの利用方法は、施設の公式案内や浴場の掲示で確認できます。

泉質・温泉の参考資料[1][3]

土地の歩みを知り、風景を味わう。

塩江には、奈良時代の僧・行基が湯を発見し、空海が湯治を勧めたという伝承があります。伝えられてきた物語と、後の旅館や浴場の歴史は分けて紹介します。昭和初めには仏生山から塩江へガソリンカーが走り、湯治や娯楽のために人々が山里を訪ねました。

日帰り浴場の行基の湯は2000年開館、2023年5月8日に閉館したと高松市が記録しています。道の駅周辺の再整備は、工事や費用の事情を踏まえて2026年8月に計画を見直しました。計画段階の新施設を営業中として案内せず、続いている宿の湯と里の景色を、今訪ねられる魅力として伝えます。

伝承は伝承として記載し、温泉の開湯、地域の沿革、各施設の開業年を区別しています。[2][4][5]

  1. 開湯伝承

    行基の発見と空海の湯治にまつわる話が伝わる。

  2. 1929年

    観光協会の紹介による、仏生山〜塩江のガソリンカー運行開始。

  3. 2000年

    日帰り浴場・行基の湯が開館。

  4. 2023年5月

    行基の湯が閉館。

  5. 2026年8月

    道の駅エリア整備の基本計画を市が改定。

歴史の参考資料[2][4][5]

岩部八幡神社のイチョウから、土地の風景へ。

岩部八幡神社のイチョウを見た後は、次の場所へ急がず、周囲の道や眺めにも目を向けてみてください。香東川の流れと木々の緑が近く、市街地から山里へ入っていく感覚を楽しめます。新樺川観光ホテルの湯と見比べると、同じ土地の中にある風景の違いが分かります。遠くから全体を眺め、気になるものへ近づく歩き方も、この旅の楽しみです。

塩江温泉に一泊するなら、観光が終わった後の明るさの変化も味わいたいもの。川の流れと周囲の木々を昼間に楽しみ、夕方は宿の浴場へ。翌朝に窓から外を見れば、前日とは違う一日の始まりに出会えます。予定を一つ減らして、山海の旬を取り入れた宿の和会席を味わう食事と、湯に入る時間へ振り向けてもよいでしょう。

この土地の風景と物語を訪ねる。

内場ダム周辺
内場ダム周辺。温泉とあわせて楽しみたい、土地の風景。撮影:2010年1月写真クレジット ↗
01

岩部八幡神社のイチョウ

境内の大きな木が目印。秋の黄葉はもちろん、枝ぶりを見上げる時間にも山里の年月を感じます。[2]

02

新樺川観光ホテルの湯

客室の温泉内湯と大浴場を案内する宿。川側・山側の部屋を選び、宿に戻る時間を楽しみに。[3]

03

最明寺

萩の寺として紹介される、季節の花を訪ねる場所。花の時季以外も、山里の社寺として静かに参拝できます。[2]

04

不動の滝

巨石に沿う流れを訪ねる山の行程。温泉街の散歩とは別に、移動と足元を確認して計画します。[2]

滞在に加えたい、もう一つの楽しみ。

ガソリンカーの記憶

かつて仏生山と塩江を結んだ交通の歴史。今の道路や地形に、湯へ向かった人々の道を重ねます。[2]

季節の里山風景

桜、新緑、紅葉と、同じ道の表情が変わる温泉郷。見どころを一つ選び、宿での時間と組み合わせます。[2]

同じ眺めに、季節の違いを見つける。

旅の途中で出会う風景
旅の途中で出会う風景。季節や光によって、表情が変わる景色。撮影:2024年7月写真クレジット ↗

SPRING春

川沿いの木々に芽吹きを探す散歩へ。橋から上流と下流を眺め、湯上がりにも外の景色を楽しみます。

SUMMER夏

深い緑と川の音が印象に残る季節。水辺を歩く時間と、宿で涼む時間を組み合わせた一日に。

AUTUMN秋

色づく木々と水面の組み合わせを楽しむ旅へ。眺めのよい場所で立ち止まり、移動を急がない休日に。

WINTER冬

川や岩の形が見えやすくなる頃。短めの散歩の後は、宿の温泉と食事を中心にゆっくり過ごします。

季節の過ごし方は編集上の提案です。花・紅葉・積雪の様子や体験の催行状況は年ごとに変わります。

山海の旬を取り入れた宿の和会席を味わい、土地を知る。

山あいの宿で味わう食事は、季節の変化を楽しむもう一つの入口です。新樺川観光ホテルは山海の旬を使う和会席を案内しており、散策と温泉の後、移動を増やさず夕食に向き合う滞在を選べます。

高松からの道中で讃岐うどんを楽しみ、山里では宿の料理に時間を使う組み合わせもできます。昼の店と夕食の量を考えておくと、一泊の食事を無理なく楽しめます。道の駅周辺は再整備の計画があるため、過去の飲食店や浴場の案内をそのまま行程へ入れないようにします。

地域の食・文化の参考資料[3]

散策と、湯と食事から宿を選ぶ。

塩江温泉では、岩部八幡神社のイチョウを訪ねる一日と、宿で湯に入ってくつろぐ時間を一続きに考えると、泊まる場所を選びやすくなります。新樺川観光ホテルの湯も旅の目的にするなら、宿との位置関係を地図で見ておきましょう。客室の眺め、食事を取る場所、浴場までの動線を比べると、自分たちに合う一泊が見えてきます。

夕食を宿で楽しむか、町の店を訪ねるかによっても、滞在の流れは変わります。山海の旬を取り入れた宿の和会席を目当てにするなら、プランの献立や提供形式も見比べたいところ。朝の時間を急がず使えるよう、翌日の最明寺への移動を先に決め、宿に戻ってからは荷物をほどいて過ごす休日を提案します。

温泉地全体の宿泊施設総数

未確認参照資料の対象範囲による数値 [1]

温泉地の規模を知る、施設数の参考資料

確認できた公表資料からは、対象温泉地全体の旅館・ホテル総数を確定できませんでした。下記の予約サイト掲載件数は、全営業施設の総数と区別した参考値です。

参考:指定参考サイト「ゆこゆこ」の塩江温泉ページを2026年10月26日に確認。掲載宿数は3件でした。同サイト内の掲載数で、地域の旅館・ホテル・民宿の営業総数ではありません。地域全体の現営業総数は本特集では確定していません。 掲載3件[1]

宿を選ぶときの、三つの視点

  • 立地岩部八幡神社のイチョウなど、訪ねたい場所と宿との移動を確認。
  • 温泉源泉と浴場、眺望、入浴できる時間で選ぶ。
  • 食事山海の旬を取り入れた宿の和会席を楽しめる献立と、食事の形式を確認。

土地を歩き、宿でくつろぐ一泊二日。

宿での時間を大切にしながら、土地の見どころにも触れる一泊二日。以下は滞在の組み立て例です。

  1. 1日目・午後

    JR高松駅から塩江方面へ。岩部八幡神社のイチョウを訪ね、新樺川観光ホテルの湯と合わせて土地の風景に触れます。宿に荷物を預けられるかは先に確かめておきます。

  2. 1日目・夕方〜夜

    宿へ入り、川の流れと周囲の木々を楽しみながら湯に浸かります。夕食では山海の旬を取り入れた宿の和会席を取り入れた献立を選び、夜は移動を増やさずゆっくり過ごします。

  3. 2日目・午前

    朝の湯と食事の後、最明寺か不動の滝へ。見学時間と帰りの交通を見ながら、気に入った場所を一つ選んで立ち寄ります。

広域観光:綾川の流れ(綾川町)
広域観光:綾川の流れ(綾川町)。移動の合間にも目を留めたい、この地方の景色。撮影:2007年5月写真クレジット ↗

アクセスと、到着してからの過ごし方

JR高松駅からことでんバスの塩江方面便を利用する地域です。温泉郷内の各宿へは停留所からの距離や送迎を確認します。車では高松中央IC、高松西IC、脇町ICなどから国道193号方面へ。山の滝や別の集落を訪ねる場合は、バスで着く中心部からさらに移動する時間を取ります。[6]

塩江温泉の宿が、次へ繋ぐもの。

塩江温泉の宿は、川の流れと周囲の木々、岩部八幡神社のイチョウを訪ねる旅、山海の旬を取り入れた宿の和会席を味わう食事と結びついています。建物や浴場だけでなく、その季節にどこへ案内するか、何を食べてもらうかという日々の工夫も、宿で過ごす時間を育てています。土地の物語を知り、旅人の一日に合わせて迎える営みを、次の担い手へ繋いでいきたい温泉地です。

宿の記憶を、次代へ

土地の魅力を伝える宿を、次の担い手へ。

この土地で宿を営んできた方へ。これから地域の宿を受け継ぎたい方へ。TSUNAGUでは、ご自身で進めることも、必要な場面で担当者に相談することもできます。

本特集は温泉地の紹介です。写真・施設数・観光施設の記載は、TSUNAGUへの物件掲載や売却意向を示すものではありません。

Questions

塩江温泉を、もう少し知る。

どこにある温泉地ですか?

香川県高松市の高松市にある温泉地です。塩江温泉は、高松市南部の山あいに広がる温泉郷です。

泉質はどのようなものですか?

アルカリ性の単純温泉など、施設の源泉ごとに確認を参考として紹介しています。源泉や浴槽によって利用する湯は異なるため、宿泊先の温泉表示も合わせてご確認ください。

どのような歴史がありますか?

塩江には、奈良時代の僧・行基が湯を発見し、空海が湯治を勧めたという伝承があります。伝えられてきた物語と、後の旅館や浴場の歴史は分けて紹介します。昭和初めには仏生山から塩江へガソリンカーが走り、湯治や娯楽のために人々が山里を訪ねました。

旅館・ホテルは何軒ありますか?

指定参考サイトの掲載宿数は3件です(2026年10月26日確認)。地域全体で営業する宿泊施設の総数を示す値ではありません。

何を組み合わせて楽しめますか?

岩部八幡神社、最明寺などを訪ね、宿の湯と食事を組み合わせられます。旧行基の湯は2023年に閉館しているため、入浴先は営業中の宿や施設から選びます。

公共交通機関で訪ねられますか?

JR高松駅からことでんバスの塩江方面便を利用する地域です。温泉郷内の各宿へは停留所からの距離や送迎を確認します。車では高松中央IC、高松西IC、脇町ICなどから国道193号方面へ。山の滝や別の集落を訪ねる場合は、バスで着く中心部からさらに移動する時間を取ります。

Sources & photo credits

出典・写真クレジット

編集・構成:TSUNAGU。最終確認日:2026年10月26日。自治体・観光協会・施設運営者などの公表資料に基づく独自の特集です。開湯年の異説や集計時点が分からない数値は、その条件を本文に添えています。滞在プランと宿選びの提案は編集上の考察です。現地取材や独自の施設調査を実施した記事ではありません。料金・時刻・空室・当日の営業は各公式案内をご確認ください。

  1. ゆこゆこ「塩江温泉」 ↗対象地域、温泉の参考情報、掲載宿数(確認日2026年10月26日)
  2. 塩江温泉観光協会・歴史と見どころ ↗開湯伝承、ガソリンカー、社寺、滝
  3. 新樺川観光ホテル公式 ↗現在の温泉、客室風呂、料理、交通
  4. 高松市・2023年5月の記録 ↗行基の湯の開館と2023年5月8日閉館
  5. 高松市・塩江道の駅エリア整備 ↗2026年8月の計画改定と工事の状況
  6. 塩江温泉観光協会・アクセス ↗高松駅からの路線バスと車の経路

掲載写真について

Wikimedia Commonsで公開され、下記ライセンスで再利用できる実写写真を使用しています。配布元の縮小画像を保存し、表示時に枠に合わせてトリミングしています。撮影時点の風景であり、現在の施設の営業状況を示す写真ではありません。

塩江の里 ↗

原題:Shionoe Hotspring Street.jpg

写真:Psjk2106 / CC BY-SA 4.0 / 2023年3月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。

内場ダム周辺 ↗

原題:Naiba-2165-r1.jpg

写真:河川一等兵 / CC BY-SA 3.0 / 2010年1月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 3.0で提供します。

旅の途中で出会う風景 ↗

原題:高松空港 全景.jpg

写真:Yutaaka0804 / CC0 / 2024年7月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

広域観光:綾川の流れ(綾川町) ↗

原題:道の駅滝宮付近の綾川.JPG

写真:jsqwfthbfs / Public domain / 2007年5月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。