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九重の山里

TSUNAGU — ONSEN STORIES 270

大分県 九重町

筋湯温泉SUJIYU ONSEN

高原の湯の町で、打たせ湯の音を聞く。

涌蓋山の麓、標高約千メートルの筋湯へ。共同浴場と噴気の景色を訪ね、山の宿にゆっくり泊まる。

Photo: Raita Futo / CC BY 2.0 · 2022年5月
土地
大分県 九重町
湯
単純温泉・塩化物泉など。うたせ大浴場は塩化物泉の案内
歴史
古い由来

The spirit of SUJIYU

高原の湯の町で、
打たせ湯の音を聞く。

筋湯温泉は大分県九重町、涌蓋山の麓にある山あいの温泉地です。標高約千メートルの集落に宿が点在し、うたせ大浴場を中心に湯を楽しむ町が続いています。飯田高原の自然観光と、共同浴場や宿で休む一泊を組み合わせられます。

うたせ大浴場を訪ね、湯へ入り、夕食の後はゆっくり休む。翌日は小松地獄など、気になる場所を一つ選ぶ。見どころを全て回るより、土地の風景を味わう一泊を考えると、旅の輪郭がはっきりします。明るいうちに宿へ着けば、観光の途中では気づかなかった空の色や町の音にも目が向きます。

SUJIYU at a glance

筋湯温泉の基本情報

泉質・歴史・アクセスの要点(2026年10月26日確認)
所在地大分県九重町[2]
代表的な湯単純温泉・塩化物泉など。うたせ大浴場は塩化物泉の案内[1]
土地の特徴うたせ大浴場と周辺の土地を楽しむ温泉地[2]
楽しみ方小松地獄などの寄り道と宿の時間を組み合わせる[4]
滞在の手掛かりうたせ大浴場と宿の位置関係から計画[2]

筋湯温泉の湯を、風景とともに味わう。

湯の特徴
単純温泉・塩化物泉など。うたせ大浴場は塩化物泉の案内
旅の拠点
うたせ大浴場と周辺の土地を楽しむ温泉地
一泊の楽しみ
小松地獄などの寄り道と宿の時間を組み合わせる

筋湯の代表的な浴場は、高い位置から湯が落ちるうたせ大浴場です。観光協会は約3メートル、18本の打たせ湯を案内。九州温泉道の2026年4月の施設情報では塩化物泉と表示され、温泉地の単純温泉という紹介だけで各施設の泉質を統一しないことが大切です。

湯を選ぶときは、泉質名とともに浴場の造りにも注目したいもの。内湯で静かに過ごすのか、外の景色を眺めたいのかを考えると、自分に合う宿が見えてきます。筋湯温泉の名で案内される施設でも、使用源泉や浴槽の条件はそれぞれの表示に沿って読むことが大切です。

泉質・温泉の参考資料[1][3]

観光協会は958年にさかのぼる由来と、1658年に温泉地として開かれた歩みを紹介しています。

観光協会は958年にさかのぼる由来と、1658年に温泉地として開かれた歩みを紹介しています。古い由来と町の形成は分けて読みます。1897年と1949年には大火があり、復興を経て現在の温泉街が育ったことも、山の集落の歴史を知る手掛かりです。

小松地獄では噴気や熱泥、熱湯など、地中の熱の姿を見られます。2020年の豪雨後の復旧を経て2025年7月に再開したと、観光協会が発信しています。昔からの共同浴場と、自然を見学する場所を守る取り組みが、一つの温泉地を支えています。

発見や開湯にまつわる伝承は、文献記録・源泉開発・施設開業とは区別して紹介しています。確認できない年代は確定していません。[2][4]

  1. 古い由来

    観光協会は958年にさかのぼる温泉の由来を伝える。

  2. 1658年

    温泉地として開かれた歩みを地域で紹介する。

  3. 1897年・1949年

    大火を経て温泉街が復興する。

  4. 2025年7月

    豪雨後の復旧工事を経て小松地獄が再開する。

歴史の参考資料[2][4]

高原の湯の町で、打たせ湯の音を聞く。

打たせ湯の音から、木々の間の足湯へ。筋湯では共同浴場を一つずつ訪ねるだけでも山の休日になります。夜は宿で食事を楽しみ、空の様子がよければ星を眺める時間も少し。高原の朝まで泊まって、旅の速度をゆるめられます。

うたせ大浴場から宿へ戻る時間には、予定を一つ減らすくらいの余白を。湯上がりに食事を楽しみ、部屋でひと息つけば、昼に見た風景をゆっくり思い返せます。翌朝に短く散歩する日と、もう一度湯へ入る日を気分で選べることも、一泊する楽しさです。

湯のある土地を、もう少し歩いてみる。

涌蓋山
涌蓋山。温泉とあわせて楽しみたい、土地の風景。撮影:2013年3月写真クレジット ↗
01

うたせ大浴場

約3メートルの高さから湯が落ちる共同浴場。湯の音と白壁の建物が、筋湯らしい温泉の時間をつくります。[2]

02

小松地獄

噴気や熱泥などを見学する場所。2025年7月の再開案内に沿い、当日の公開状況と指定の散策路を確認して訪ねます。[4]

03

岩ん湯・薬師湯

岩の露天と檜の内湯という違う造りの浴場。男女が日替わりで入れ替わるため、その日の案内を見て選べます。[2]

04

憩いの広場の足湯

うたせ湯の裏の緑に囲まれた小さな場所。川の音を聞きながら、町歩きの途中にひと息つけます。[2]

滞在に加えたい、もう一つの楽しみ。

岩ん湯・薬師湯を楽しむ半日

岩の露天と檜の内湯という違う造りの浴場。男女が日替わりで入れ替わるため、その日の案内を見て選べます。 温泉で過ごす時間とは別に、半日の目的を一つ決める楽しみ方です。[2]

憩いの広場の足湯への寄り道

うたせ湯の裏の緑に囲まれた小さな場所。川の音を聞きながら、町歩きの途中にひと息つけます。 到着前か出発後にまとめると、宿で落ち着く時間も十分に取れます。[2]

季節を変えると、また違う旅になる。

九重の山里
九重の山里。季節や光によって、表情が変わる景色。撮影:2013年10月写真クレジット ↗

SPRING春

芽吹きや花の様子を見ながら、うたせ大浴場の周辺をゆっくり訪ねる旅へ。外を歩いた後は宿の湯でひと休み。

SUMMER夏

小松地獄などの観光と宿で休む時間を組み合わせる日へ。日中の活動を一つ選び、夕方には湯のある拠点へ戻ります。

AUTUMN秋

うたせ大浴場の景色と土地の食を楽しむ季節。朝夕の光や気温の変化も、一泊することで味わえます。

WINTER冬

温泉と宿での時間を長めに取り、土地の冬の景色を楽しむ休日へ。行き先と移動の条件を季節に合わせて選びます。

季節の過ごし方は編集上の提案です。花・紅葉・積雪の様子や体験の催行状況は年ごとに変わります。

筋湯の宿の紹介には、豊後牛や季節の山菜など、土地の味を楽しむ料理も登場します。

筋湯の宿の紹介には、豊後牛や季節の山菜など、土地の味を楽しむ料理も登場します。小松地獄では地熱で卵をゆでる楽しみも案内されています。山の観光を終えたら早めに戻り、共同浴場と夕食の間に十分休む時間をつくると、山里の一泊を味わえます。

筋湯温泉に泊まる日は、昼の寄り道の味と、夜の宿の料理を分けて楽しむのもよい選び方です。食べたいものを一つ決めておけば、散策から食事までの流れも自然につながります。献立は季節やプランで変わるため、宿を選ぶときは食材に加えて食事の形式も見ておきましょう。

地域の食・文化の参考資料[4][5]

一泊の過ごし方から、宿を選ぶ。

共同浴場へ歩ける場所か、宿の湯を中心に静かに過ごすかで選びます。客室露天や貸切湯、食事の形式にも幅があるため、登山やドライブの予定と合わせ、自分たちが休める環境を比べます。

旅の初めにうたせ大浴場や小松地獄を訪ねるなら、宿までの道順と到着時刻を合わせて考えます。部屋の向き、浴場までの移動、食事の場所を確かめると、滞在してからの一日を想像しやすくなります。宿の名前や規模だけでなく、誰とどう過ごしたいかを基準に比較してみてください。

観光協会が紹介する宿の規模

約20軒参照資料の対象範囲による数値 [2]

温泉地の規模を知る、施設数の参考資料

筋湯温泉観光協会の「筋湯温泉の紹介」は、標高約1,000mの地区に宿が約20軒と記載しています。2026年10月26日閲覧。ページ更新日と各宿の当日営業は個別に確認していないため、最新の営業施設総数を数えた値ではありません。指定参考サイトの掲載4件は別の範囲です。

参考:指定参考サイトの「筋湯温泉の宿」表示は4件。2026年10月26日確認。掲載対象の件数であり、この地域で営業する全旅館・ホテルの総数ではありません。[1]

宿を選ぶときの、三つの視点

  • 周辺の楽しみうたせ大浴場と宿の位置関係から計画
  • 湯個別源泉と利用できる浴場を確認
  • 食事土地の味と宿の夕食を組み合わせる

土地の景色と温泉を楽しむ、一泊二日。

宿での時間を大切にしながら、土地の見どころにも触れる一泊二日。以下は滞在の組み立て例です。

  1. 1日目・午後

    うたせ大浴場を中心に土地の景色や文化に触れ、午後は宿へ向かいます。

  2. 1日目・夕方〜夜

    筋湯温泉の湯を楽しみ、夕食へ。観光を急がず、部屋で休む時間を取ります。

  3. 2日目・午前

    朝の湯や短い散歩の後、小松地獄など次の目的地へ。帰りの交通に合う順路を選びます。

みそこぶし山と涌蓋山
みそこぶし山と涌蓋山。移動の合間にも目を留めたい、この地方の景色。撮影:2021年1月写真クレジット ↗

アクセスと、到着してからの過ごし方

JR久大本線の豊後中村駅から筋湯方面のバスや車などで向かいます。九重ICからは四季彩ロード方面が観光協会の案内経路。高原の宿へ到着する交通と、翌日の自然観光の移動を分けて確認し、冬は路面と天候に合う予定を選びます。[3][6]

筋湯温泉の宿が、次へ繋ぐもの。

筋湯温泉の魅力は、湯だけでなく、うたせ大浴場のある土地の景色や、そこへ人を迎える宿の営みとともに育ってきました。源泉の個性と周辺で過ごす楽しさを一緒に伝えることが、再び訪ねたくなる一泊を次へつないでいきます。

宿の記憶を、次代へ

高原の湯の町で、打たせ湯の音を聞くを次へ。

この土地で宿を営んできた方へ。これから地域の宿を受け継ぎたい方へ。TSUNAGUでは、ご自身で進めることも、必要な場面で担当者に相談することもできます。

本特集は温泉地の紹介です。写真・施設数・観光施設の記載は、TSUNAGUへの物件掲載や売却意向を示すものではありません。

Questions

筋湯温泉を、もう少し知る。

どんな場所の温泉ですか?

筋湯温泉は大分県九重町、涌蓋山の麓にある山あいの温泉地です。標高約千メートルの集落に宿が点在し、うたせ大浴場を中心に湯を楽しむ町が続いています。飯田高原の自然観光と、共同浴場や宿で休む一泊を組み合わせられます。

湯を選ぶ際に知っておきたいことは?

筋湯の代表的な浴場は、高い位置から湯が落ちるうたせ大浴場です。観光協会は約3メートル、18本の打たせ湯を案内。九州温泉道の2026年4月の施設情報では塩化物泉と表示され、温泉地の単純温泉という紹介だけで各施設の泉質を統一しないことが大切です。

歴史はどのように紹介していますか?

観光協会は958年にさかのぼる由来と、1658年に温泉地として開かれた歩みを紹介しています。古い由来と町の形成は分けて読みます。1897年と1949年には大火があり、復興を経て現在の温泉街が育ったことも、山の集落の歴史を知る手掛かりです。

周辺観光とどう組み合わせるとよいですか?

打たせ湯の音から、木々の間の足湯へ。筋湯では共同浴場を一つずつ訪ねるだけでも山の休日になります。夜は宿で食事を楽しみ、空の様子がよければ星を眺める時間も少し。高原の朝まで泊まって、旅の速度をゆるめられます。

筋湯温泉へ公共交通で行くには?

JR久大本線の豊後中村駅から筋湯方面のバスや車などで向かいます。九重ICからは四季彩ロード方面が観光協会の案内経路。高原の宿へ到着する交通と、翌日の自然観光の移動を分けて確認し、冬は路面と天候に合う予定を選びます。

宿の掲載件数は地域の全施設数ですか?

指定参考サイトの「筋湯温泉の宿」表示は4件。2026年10月26日確認。掲載対象の件数であり、この地域で営業する全旅館・ホテルの総数ではありません。

Sources & photo credits

出典・写真クレジット

編集・構成:TSUNAGU。最終確認日:2026年10月26日。自治体・観光協会・施設運営者などの公表資料に基づく独自の特集です。開湯年の異説や集計時点が分からない数値は、その条件を本文に添えています。滞在プランと宿選びの提案は編集上の考察です。現地取材や独自の施設調査を実施した記事ではありません。料金・時刻・空室・当日の営業は各公式案内をご確認ください。

  1. ゆこゆこ|筋湯温泉 ↗指定参考資料。所在地・温泉の紹介・掲載宿表示。2026年10月26日確認
  2. 筋湯温泉観光協会|温泉の紹介 ↗標高・温泉の由来と復興・共同浴場と約20軒の宿
  3. 九州温泉道|うたせ大浴場 ↗2026年4月表示の個別泉質と駅からの交通
  4. 筋湯温泉観光協会|小松地獄 ↗噴気の見学と2025年7月再開・ゆで卵
  5. 筋湯温泉観光協会|公式 ↗高原の行事・宿と豊後牛などの食事
  6. 筋湯温泉観光協会|アクセス ↗豊後中村駅・九重ICからの経路

掲載写真について

Wikimedia Commonsで公開され、下記ライセンスで再利用できる実写写真を使用しています。配布元の縮小画像を保存し、表示時に枠に合わせてトリミングしています。撮影時点の風景であり、現在の施設の営業状況を示す写真ではありません。

九重の山里 ↗

原題:Kokonoe Yume Suspension Bridge (52133305273).jpg

写真:Raita Futo / CC BY 2.0 / 2022年5月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

原掲載:https://www.flickr.com/photos/raita/52133305273/

涌蓋山 ↗

原題:Mt.Waita 01.jpg

写真:Σ64 / CC BY 3.0 / 2013年3月

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九重の山里 ↗

原題:Kokonoe "Yume" Suspension Bridge 20131004.jpg

写真:そらみみ (Soramimi) / CC BY-SA 4.0 / 2013年10月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。

みそこぶし山と涌蓋山 ↗

原題:みそこぶし山と涌蓋山2.jpg

写真:Koda6029 / CC BY-SA 4.0 / 2021年1月

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この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。