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石川県白山市白峰・吊り橋から望む柳谷川

TSUNAGU — SUCCESSION GUIDE

石川県

石川県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口

金沢市と県保健福祉センターを分け、営業承継・浴槽水管理・温泉の権利と許可を照合する。

Photo: Alpsdake / CC BY-SA 4.0 · 2018年8月
最初の確認
金沢市と県センターを区別
旅館業の譲渡
効力発生前の承認
温泉
源泉・利用を別確認

Context, with sources

次の担い手へ、手続を確かに。

石川県の旅館業は金沢市内なら市保健所、それ以外は県の保健福祉センターへ相談します。加賀、石川中央、能登中部、能登北部の担当区域を施設住所に結び付け、営業許可と温泉利用の名義を確認します。

温泉旅館では建物の復旧・改修履歴と現在の設備も重要な資料です。県は2025年4月施行の浴槽水に関する規則を公開しており、取得時には許可証だけでなく、変更図面や検査・清掃記録が現況に対応するかを確かめます。

At a glance

ひと目でわかる、石川県の旅館業承継・保健所・温泉法窓口。

要点・対象時点・確認範囲
項目確認できる内容対象時点・範囲
旅館業の受付金沢市内は市保健所、その他は県保健福祉センターが相談先です。センターの所在地と管轄市町を分けて確認します。[1][2]2026年10月27日参照
石川県・施設所在地による
事業譲渡県は譲渡による承継を譲渡前の申請として案内しています。国の制度に沿い、効力発生前に承認を得てから営業を引き継ぐ工程にします。[2][6]2023年12月13日施行の承継制度
石川県内の旅館業。個別の適用は管轄へ確認
条例・規則県は旅館業条例の水質基準を定める規則を2025年4月から施行しています。旧い検査様式や設備図だけで現在の管理を確認済みとは扱いません。[3]確認時点の自治体公開資料
石川県所管の施設。市独自の条例適用は別途確認
温泉法の相談県の温泉利用案内は利用する権利を証する書類、平面図、温泉分析書等を求めています。供給契約の継続と行政許可を別に確認します。[4]確認時点の公開手続
石川県内の源泉・利用施設。採取と利用を区別
相談に用意する資料許可証、許可時・変更後の図面、営業主体、取引手法、譲渡予定日をそろえる。[7][2]事前協議時
譲渡対象の許可事業。物件購入だけとは区別
承認と工事の関係取得前後に改修する施設は、現在の構造と許可図面との差を先に整理します。工事が終わっていることと行政上の整理が済んでいることは別です。[2][9]改修・運営変更の計画時
石川県内の当該施設。建築・消防等は別制度
01

金沢市と県センターを営業住所で分ける

金沢市内は市保健所、その他は県保健福祉センターが相談先です。センターの所在地と管轄市町を分けて確認します。[1][2][4]

県の温泉案内では加賀市・小松市等は南加賀、白山市・野々市市等は石川中央、七尾市等は能登中部、輪島市・珠洲市等は能登北部に整理されています。温泉地名だけで申請先を決めません。

建物と源泉の所在地、許可番号、現営業者、譲受人、取引手法を一枚にまとめます。旅館業と温泉利用を同じ窓口へ相談する場合も、どの許可の話かを分けて説明します。

02

譲渡前の申請と承認を契約工程へ入れる

県は譲渡による承継を譲渡前の申請として案内しています。国の制度に沿い、効力発生前に承認を得てから営業を引き継ぐ工程にします。[2][6][7]

県は譲渡を証する書類と、法人が受け継ぐ場合の定款・寄附行為の写し等を挙げています。許可事業の範囲、当事者、予定日を契約で特定し、現許可の書類と対応づけます。

一つの許可事業の一部だけを取得する場合や大幅な施設変更は、別の検討が必要です。建物の売買と営業の承継を分け、申請受付のみを手続完了と扱わないよう承認結果を確認します。

03

2025年の水質規則と現況の浴場を照合する

県は旅館業条例の水質基準を定める規則を2025年4月から施行しています。旧い検査様式や設備図だけで現在の管理を確認済みとは扱いません。[3][5][7]

大浴場、貸切風呂、客室風呂を分け、湯の供給・循環・消毒の系統を整理します。設備を更新している場合は変更図面と検査記録を対応づけ、どの基準にどう対応しているかを所管へ確認します。

金沢市所管では市の基準も参照します。共同浴場の清掃や水質検査は営業後も続くため、委託先と実施記録、未解決の指摘事項を受け取り、管理体制の引継ぎへつなげます。

04

利用権を証する資料と温泉利用許可をそろえる

県の温泉利用案内は利用する権利を証する書類、平面図、温泉分析書等を求めています。供給契約の継続と行政許可を別に確認します。[4][5][8]

金沢市は利用許可を市の窓口で扱い、掘削や動力装置等は県環境政策課への相談としています。源泉を取得する案件と、湯の供給を受けるだけの案件では、必要な証書の範囲が異なります。

採取許可かガス濃度確認か、利用は浴用か飲用か、誰の名義かを一覧化します。旅館業の譲渡承認を温泉法の承継へ読み替えず、今回の取引原因に合う手続を温泉担当へ確認します。

05

復旧・改修の履歴を新しい営業計画へつなぐ

取得前後に改修する施設は、現在の構造と許可図面との差を先に整理します。工事が終わっていることと行政上の整理が済んでいることは別です。[2][7][9]

客室、浴室、配管、避難経路の変更履歴を受け取り、届出・検査の資料と照合します。営業再開や用途変更を含む計画では、既存の許可の存続と新しい営業内容の適用を所管へ尋ねます。

建築・消防、給排水、飲食営業、外来入浴を分けて工程を作ります。追加の調査・是正が必要なら担当、費用負担、実施時点を明確にし、物件取得後に判断を丸ごと持ち越さないようにします。

06

源泉と施設の管理資料を対象別に受け継ぐ

承継後は譲受人が衛生管理を担います。許可証と図面に加えて、源泉・浴場の管理記録も新営業者が参照できるようにします。[2][4][6]

旅館業の許可申請・変更届、温泉分析・掲示、水質検査、清掃・消毒、保守契約を施設と浴槽へひも付けます。営業や設備の稼働状況を確認した時点も残し、過去の資料を現在の状態の証明に置き換えません。

受付部署と確認日、追加資料、承認等の結果を保存します。金沢市の案内と県センターの手続を区別し、未確認事項を当事者で確認したうえで引渡し・営業開始の条件を整えます。

宿・ホテルの記憶を、次代へ

この土地で続けること。
次の担い手に、つなぐこと。

地域の需要、許可の条件、設備の状態を整理すると、売却・購入・運営の選択肢を具体的に考えられます。ご自身の条件を記録するところからでも、担当者へのご相談からでも始められます。

Questions & answers

よくある質問

金沢市のホテルも県へ申請しますか。

金沢市内は市保健所、その他は県の保健福祉センターと県が案内しています。[2][1]

温泉の利用と掘削等は金沢市で一括できますか。

金沢市は利用許可を扱い、掘削・動力装置等は県環境政策課への相談としています。[5]

温泉利用には供給契約も確認しますか。

県は利用する権利を証する資料を求めています。契約上の利用条件と利用許可を分けて確認します。[4]

昔の浴槽水検査書だけで管理を判断できますか。

県は2025年施行の水質規則を公開しています。現況の浴槽と適用基準、現在の検査・清掃等の記録を照合します。[3]

Sources & scope

出典と、確認した範囲。

編集・構成:TSUNAGU。公的統計、法令、自治体・交通機関等の公表資料を読み合わせた編集記事です。原統計の作成者・許認可の所管機関は各出典に記載しています。独自の実地調査や個別案件の法的判断を示すものではありません。

  1. 保健所管轄区域案内・石川県 ↗

    厚生労働省|対象:確認時点の公開一覧(個々の表の掲載時点を参照)|確認:2026-10-27

    保健所の設置主体と市区町村別管轄。営業手続の最新受付部署・申請先は自治体の個別案内と併読する。

  2. 旅館業営業者の地位の承継の承認申請 ↗

    石川県|対象:2023年12月13日更新|確認:2026-10-27

    譲渡前申請、譲渡証明・法人定款等、金沢市と県保健福祉センターの提出先。

  3. 旅館業法施行条例施行規則 ↗

    石川県|対象:2025年4月1日施行|確認:2026-10-27

    県旅館業法施行条例7条3号の水質基準を定める現行規則と条例へのリンク。

  4. 温泉の利用許可申請 ↗

    石川県環境政策課|対象:2021年4月1日更新・確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    利用する権利、施設図、分析書等。金沢市内は市保健所、その他は県センター。

  5. 環境衛生に関する各種申請・届出について ↗

    金沢市|対象:確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    市の温泉利用と、掘削・動力等は県環境政策課という区分。

  6. 旅館業の営業者の皆さまへ・事業譲渡に関する手続が整備されます ↗

    厚生労働省|対象:2023年12月13日施行|確認:2026-10-27

    全2頁。譲渡効力発生前の承認、対象許可事業の一部譲渡の対象外、許可条件と増改築の取扱い。全国一律の処理日数・費用は示さない。

  7. 旅館業法等における事業譲渡に係る規定の運用上の疑義について ↗

    厚生労働省|対象:2023年11月29日通知|確認:2026-10-27

    共通問8~12、旅館業法問1~5、旅館業法・公衆浴場法の問1。証明書類、主体、設備の同一性、建築・消防への照会。

  8. 温泉法の概要 ↗

    環境省|対象:確認時点の公開案内|確認:2026-10-27

    掘削・増掘・動力、採取許可とガス濃度確認、公共浴用・飲用の利用許可と成分掲示。ページ記載の古い最終改正日を現行法全体の最新改正日と解釈しない。

  9. 既存建築物の活用の促進について ↗

    国土交通省|対象:確認時点の公開資料一覧|確認:2026-10-27

    既存不適格の調査と緩和、2025年4月1日の旧ガイドライン統合、2026年9月第5版の位置付け。

掲載写真

Yanagidani River from Suspension footbridge.jpg ↗

写真:Alpsdake / CC BY-SA 4.0 / 2018年8月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

本ページに含まれる当該写真の加工版も、配布元と同じCC BY-SA 4.0の条件で再利用できます。