TSUNAGUホテル・旅館の売買・M&Aポータル
雲の広がる空と、伊豆下田の多々戸浜の砂浜・海岸線
静岡県下田市・多々戸浜Photo: tmano / CC BY 4.0

DESTINATION 13 — IZU PENINSULA

伊豆・熱海・伊東・川奈・下田

海と湯のある伊豆。
次の旅のかたちへ。

海辺の休日。温泉街で過ごす一泊。森に囲まれた静けさ。
伊豆の風景と、ここで宿を営む魅力をたどります。

旅の舞台

海岸、高原、山あいの温泉街

滞在の楽しみ

温泉・食・散策・ゴルフ

宿を受け継ぐために

地域の魅力から、運営の実務へ

A PENINSULA, MANY WAYS TO STAY

同じ伊豆でも、
泊まりたい理由は違う。

緑に覆われた大室山の火口
静岡県伊東市・大室山の火口Photo: Immanuelle / CC0

海を眺めるために泊まる。温泉街を歩くために泊まる。ゴルフの前夜を、あるいは何もしない休日を過ごすために泊まる。

熱海から伊東・川奈へ、伊豆高原から下田へ。山を越えれば修善寺や天城、西側には土肥や堂ヶ島。地域ごとの風景と過ごし方を知ることは、そこにある宿の価値を考える入口になります。

このページは広域の観光・宿泊ガイドです。掲載写真や観光施設は、売却案件を示すものではありません。

01 / EXPLORE IZU

伊豆の、6つの表情。

気になる地域から、その土地で過ごす一日を思い浮かべてみてください。

熱海城と海を望む景観
静岡県熱海市・熱海城と海Photo: Batholith / Public domain

01 / 熱海・網代

街歩きと温泉を、一泊の旅に。

駅前の商店街から坂道を下り、海へ。熱海では、温泉に入る時間と、街に出る時間を一つの滞在に組み込みやすいのが魅力です。早咲きの梅や桜、海上花火、海を望む散策。季節や目的を変えて訪れる理由があります。網代・多賀まで視野を広げると、海辺でゆっくり過ごす宿の姿も見えてきます。[2][3]

  • 温泉街と海辺の散策
  • 梅・桜など季節の楽しみ
  • 駅から宿までの移動を含む滞在設計
宿を受け継ぐ視点

宿を考えるなら、駅からの坂道、送迎、駐車場、周辺の飲食店との距離まで。到着してからの過ごしやすさが、客室の魅力を支えます。

02 / 伊東・川奈

温泉街の懐かしさと、海を望む休日。

伊東の温泉街を歩き、川奈へ足を延ばすと、海を見晴らす起伏のある風景に出会います。川奈には、海沿いの地形を生かした歴史あるゴルフコースがあり、小室山からは相模湾や伊東の街を望めます。湯に浸かるだけでなく、ゴルフ、散策、海辺の食事を組み合わせられる地域です。[4][5]

  • 伊東温泉と街歩き
  • 川奈のゴルフと海景
  • 小室山からの眺め
宿を受け継ぐ視点

ゴルフや観光を目的に来る人に、朝食の時間、荷物の預かり、送迎をどう合わせるか。客室の外にある楽しみも、宿の提案になります。

03 / 伊豆高原・東伊豆

火山がつくった風景を、宿の外の楽しみに。

草に覆われた大室山と、溶岩が海へ流れてできた城ヶ崎海岸。伊豆高原では、山と海の景色が近くにあります。さらに南へ向かえば、北川、熱川、稲取と、海沿いに温泉地が続きます。高原に泊まって海岸を歩く日も、海を眺めて宿で過ごす日も。場所によって、旅の組み立て方が変わります。[1]

  • 大室山と城ヶ崎海岸
  • 北川・熱川・稲取の温泉
  • 散策と宿で過ごす時間の両立
宿を受け継ぐ視点

別荘地や高台の施設は、眺望だけでなく進入路、勾配、管理規約、夜間の移動も確認したいところ。写真で伝わる魅力と、日々の使いやすさを一緒に見ます。

参道の先に見える修禅寺の本堂
静岡県伊豆市・修禅寺Photo: Nesnad / CC BY 4.0

04 / 修善寺・天城・伊豆長岡

海から離れると、川と森の時間になる。

修善寺では、寺や川沿いを歩き、温泉街の中で一日を過ごす楽しみがあります。天城へ向かうと、森、水、わさび、文学ゆかりの道へと景色が変わります。伊豆長岡を含め、山あいの湯を旅の中心に据える選び方もあります。海辺のリゾートとは違う、静かな滞在を考えたい地域です。[6][7]

  • 修善寺温泉と寺のある街並み
  • 天城の森・水・わさび
  • 伊豆長岡から中伊豆を巡る旅
宿を受け継ぐ視点

庭、食事、湯上がりの居場所、雨の日の過ごし方。宿の中で過ごす時間を丁寧につくることが、その場所らしい滞在につながります。

下田市街の建物と街並み
静岡県下田市・市街の街並みPhoto: Syced / CC0

05 / 下田・南伊豆

海で遊び、港町を歩く。少し長く泊まりたくなる南へ。

下田には、海辺の遊びと、港町を歩く楽しみがあります。ペリーロードでは、石畳やなまこ壁、伊豆石の建物がつくる街並みに触れられます。海岸へ出かけた翌日は街で食事を楽しむ。さらに南伊豆へ足を延ばす。移動を急がず、海と町を行き来する滞在を描ける地域です。[1][8]

  • 下田の港町と開国の歴史
  • ペリーロードの散策
  • 海辺の体験を組み合わせる連泊
宿を受け継ぐ視点

夏の海だけで収支を組まず、連泊の食事、洗濯、荷物、移動手段まで考える。季節が変わっても選ばれる理由を、宿の規模に合わせて探します。

06 / 土肥・堂ヶ島・西伊豆

夕景を待つ時間まで、旅になる。

西伊豆には、入り組んだ海岸や堂ヶ島の天窓洞、海を染める夕景があります。東側の鉄道沿線とは異なり、道路やバスで巡る行程を考える地域です。夕方に宿へ戻り、食事までの時間を海を見ながら過ごす。景色を眺める居場所そのものが、滞在の楽しみになります。[1][9]

  • 堂ヶ島の海岸地形
  • 海に沈む夕日
  • 土肥・戸田を含む西海岸の温泉
宿を受け継ぐ視点

夕景を楽しむ窓やテラスの向き、雨天時の居場所、二次交通。食材の配送や海風による設備の傷みも、運営の計画と合わせて確認します。

02 / OUTSIDE THE INN

宿の外にも、
伊豆に泊まる理由がある。

海に出る。火口の縁を歩く。土地の食材に触れる。何をして過ごすかから、泊まりたい地域を探してみませんか。

朝の海を背景に架かる城ヶ崎海岸の門脇つり橋
静岡県伊東市・城ヶ崎海岸の門脇つり橋Photo: 9689tatsuya / CC BY 4.0

COAST, FOREST & WATER

同じ海でも、
眺める場所と遊び方は違う。

伊豆高原では溶岩の海岸を歩き、下田では砂浜から海へ。西伊豆では入り江や洞窟を船やカヤックで訪ねる。山あいへ入れば、水とわさびの風景に出会えます。

温泉と食事の間に何を楽しむか。地域ごとの体験を知ると、一泊の旅にも、もう一泊する旅にも、具体的な楽しみが見つかります。

01

伊豆高原

大室山で、火口の縁をひと回り。

リフトで山頂へ上がると、すり鉢のような噴火口跡と、海まで続く高原の景色が広がります。周囲約1kmの「お鉢めぐり」は、歩くにつれて眺めが変わるのが楽しみ。晴れた日は遠くの島々にも目を向けてみたくなります。

一緒に楽しむなら城ヶ崎海岸と組み合わせ、火山がつくった山と海を巡る。

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02

城ヶ崎海岸

門脇つり橋と、溶岩の海岸を歩く。

黒い岩に波が砕ける海岸線、断崖に架かるつり橋、その先の灯台。景色が大きく変わる城ヶ崎は、写真を撮りながら歩きたい場所です。つり橋だけに立ち寄るか、遊歩道へ足を延ばすか、その日の時間と歩きやすい靴に合わせて。

一緒に楽しむなら伊豆高原での昼食やカフェと一緒に、半日をゆっくり使う。

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03

堂ヶ島

船から見上げる、天窓洞の光。

海から洞窟へ進むと、天井に開いた穴から光が差し込みます。海面の色や岩肌を下から見上げられるのは、遊覧船ならでは。陸に戻ってから遊歩道を歩けば、同じ地形を違う角度で楽しめます。

一緒に楽しむなら西海岸に泊まり、洞窟巡りから夕景までを一日の楽しみに。

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04

西伊豆

SUPやカヤックで、海との距離を縮める。

海岸を眺めるだけでなく、水面へ。西伊豆にはSUPやシーカヤック、シュノーケリングの体験窓口があります。初めてなら、道具の使い方から教わるガイド付きのプランを選ぶと、岩場や入り江の景色にも目を向ける余裕が生まれます。

一緒に楽しむなら海で遊んだ後は温泉へ。体験の前後に着替えや休憩の時間も取る。

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05

下田・白浜・多々戸浜

波に乗る日も、海の中をのぞく日も。

下田にはサーフィン、SUP、シーカヤック、ダイビングなどの体験がそろいます。浜ごとに雰囲気が違うので、見たい海だけでなく、やってみたいことから滞在先を選ぶのも一案。初心者向けレッスンも観光協会の案内から探せます。

一緒に楽しむなら一日は海、もう一日は港町の散策。連泊して楽しみを分ける。

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06

天城・中伊豆

わさび田を知ると、ひと口が変わる。

澄んだ水と段々のわさび田は、伊豆の山あいを象徴する風景です。伊豆わさビジターセンターで栽培の仕組みや地域の歴史を知り、案内のあるガイド体験へ。食事で味わう香りの向こうに、水と山の暮らしが見えてきます。

一緒に楽しむなら天城の散策やわさび料理と組み合わせる。田は生産の場なので案内に沿って見学。

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07

修善寺・中伊豆

原木しいたけを、採って、味わう。

山の幸に触れたいなら、原木しいたけの収穫体験も。修善寺しいたけの里では、原木が並ぶ場所でしいたけを選ぶ楽しみがあります。いつもの料理とは違い、食材が育つところから始まる体験は、家族の旅にもよく合います。

一緒に楽しむなら修善寺温泉の散策と合わせ、海鮮とは違う伊豆の味に出会う。

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08

狩野川・伊豆の国・伊豆市

川沿いを、自転車の速さで巡る。

狩野川沿いの景色を眺めながら、温泉街や歴史のある町へ。市のサイクリングマップを手掛かりに、走る距離や寄り道を自分に合わせて組み立てられます。山道を走る旅とは違う、川と暮らしの近さを感じる過ごし方です。

一緒に楽しむなら温泉や韮山の史跡を寄り道に。経路・起伏・レンタサイクルの条件を先に確認。

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海の体験やリフト・遊覧船は、天候や海況によって休止する場合があります。開催時期・予約・参加条件は各公式案内へ。歩く区間は体力に合わせて選んでください。

03 / WALK THE TOWN

名所を結ぶと、
町で過ごす時間が見えてくる。

初めての伊豆にも、いつもと違う伊豆にも。建物や川沿い、小さな店を楽しめる散策の組み合わせを集めました。

紅葉に彩られた修善寺温泉街の川沿いと赤い橋
静岡県伊豆市・修善寺温泉街の川沿いと紅葉Photo: 伊豆市 / CC BY 4.0

湯に入り、町へ出て、また宿へ。
歩ける楽しみが、滞在を豊かにする。

熱海

坂道と路地の先に、海がある。

  1. 起雲閣
  2. 糸川遊歩道
  3. 海辺の親水公園

庭園と和洋の建築を楽しむ起雲閣から、川沿いの散策へ。糸川の周辺では店をのぞき、最後は海辺でひと休み。駅前だけで帰るには惜しい、熱海の町の奥行きに触れる歩き方です。冬から早春には、あたみ桜を目当てにする楽しみもあります。

坂道の移動にはバスやタクシーも交え、歩く区間を選ぶ。

修善寺

寺、川、竹林。湯の町をそぞろ歩く。

  1. 修禅寺・日枝神社
  2. 桂川・独鈷の湯
  3. 竹林の小径

寺に参り、川沿いへ下りて、竹林の小径へ。目的地を一つに決めず、橋や小さな店に立ち寄るのが似合う温泉街です。夕食後には、明かりのともった桂川周辺へもう一度。日中とは違う表情を楽しめます。

独鈷の湯は見学の名所です。入浴・足湯には利用できません。

下田

開国の港町に、石畳と水の音。

  1. 了仙寺周辺
  2. ペリーロード
  3. 港町の通り

なまこ壁や伊豆石の建物が残るペリーロードは、海水浴とは別の下田に出会える場所。開国の歴史をたどり、川沿いでお茶を飲み、港町で食事をする。海へ向かう前後に町を歩くと、滞在の印象がぐっと豊かになります。

店や史跡の公開時間に合わせ、昼の町歩きと夕食を分けて考える。

西伊豆・堂ヶ島

洞窟を、今度は陸の上から。

  1. 堂ヶ島の海岸
  2. 天窓洞周辺の遊歩道
  3. 海を望む景色

遊覧船で見た洞窟を陸から見下ろすと、白い岩の重なりや、海に削られた形がよく分かります。海上からの迫力と、歩いて見つける小さな景色。その両方を楽しめるのが堂ヶ島です。

岩場と階段があるため歩きやすい靴で。通行・運航の情報に合わせて巡る。

もうひとつ、寄り道を。

下田・田牛

龍宮窟

波が岩を削って生まれた海食洞。下からは大きく開いた天窓を、上の遊歩道からはハート形に見える地形を楽しめます。砂浜で過ごす日にも、地形の面白さを知る寄り道を。

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伊豆の国・韮山

韮山反射炉

幕末の大砲づくりを伝える史跡で、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産。温泉や自然の旅に産業の歴史が加わり、中伊豆を違う角度から知ることができます。

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散策の順序は編集上の組み合わせ例です。一直線の経路や徒歩だけで巡れることを示すものではありません。地図・公開時間・交通に合わせて調整してください。

04 / A HISTORY OF LEISURE

川奈には、
ゴルフとともに育った休日がある。

海を望むコースと、泊まって過ごす時間。川奈を知ると、伊豆が長くリゾートとして選ばれてきた背景にも触れられます。

川奈ホテルの創設者・大倉喜七郎が思い描いたのは、英国のカントリーライフでした。海に面した土地に大島コースが開かれ、その後にホテルと富士コースが誕生。ゴルフのために出かけ、食事を楽しみ、海を見て泊まる休日が、この地に根付いていきました。[20][21]

大谷光明が設計した大島コースと、C.H.アリソンが手掛けた富士コース。起伏や海風、バンカーに向き合う面白さに、海の景色が重なります。スコアを追うだけでなく、コースの成り立ちを知って訪ねたい場所です。[5]

2つのコースを公式案内で知る ↗
  1. 1928

    大島コース開場

    大谷光明の設計によるコースが、川奈のゴルフの歴史を開く。

  2. 1936

    ホテルと富士コースが開業

    C.H.アリソン設計の富士コースは、まず9ホールで開場。

  3. 1937

    富士コース18ホール完成

    翌年に18ホールが完成し、海に面したコースの姿が整う。

  4. 1954

    世界的スターが新婚旅行で滞在

    マリリン・モンローとジョー・ディマジオが川奈を訪れる。

MARILYN MONROE & JOE DiMAGGIO

スターが過ごした、海辺の休日。

1954年、マリリン・モンローとジョー・ディマジオは新婚旅行で川奈ホテルに2泊しました。ホテルの公式記録には、その滞在中にルームサービスで頼んだオムライスの話も残っています。壮大な景色だけでなく、食事や部屋でくつろぐ時間までが、人の記憶になる。川奈らしいリゾートの一場面です。

川奈ホテルが伝える滞在の物語 ↗

年表・来訪者:川奈ホテル公式記録。ゴルフや館内施設の利用には条件があります。予約・利用範囲は施設の公式案内で確認してください。

05 / PLACES OF PRAYER

大きな木の下で、
古い社の前で、足を止める。

寺社や御神木を訪ねる旅も、伊豆の楽しみ。パワースポットとして親しまれる場所を、その土地に伝わる由緒とともに紹介します。

熱海

01

來宮神社|大楠の前で、ひと息。

御神木の大楠を見上げると、幹の太さや伸びる枝に目を奪われます。神社では樹齢2100年以上と案内し、木を一周して長寿や願いを祈る伝承を伝えています。参拝を旅のひと区切りにして、境内の木陰でゆっくり過ごしたい場所です。

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熱海・伊豆山

02

伊豆山神社|頼朝と政子ゆかりの地へ。

源頼朝と北条政子が祈願したと伝える神社。温泉と海の街・熱海を、歴史から眺めるきっかけになります。参拝する前に由緒を読むと、旅の途中で訪れる社も、土地の記憶をたどる場所に変わります。

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修善寺

03

修禅寺・日枝神社|川の町に残る祈り。

空海が開いたと伝わる修禅寺と、その東隣の日枝神社。温泉街の中心にありながら、木々に囲まれた静けさがあります。桂川や竹林の散策と合わせて訪ねると、湯治の町として続いてきた土地の時間を感じられます。

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ご利益や御神木の伝承は、信仰・由緒として紹介しています。境内では参拝・撮影の案内を守り、静かな時間を大切に。

06 / PEOPLE & STORIES

この景色を、
あの人も見ていた。

別荘での余暇、温泉での逗留、文学に残された風景。伊豆の町には、名所の名前だけでは伝わらない物語があります。

熱海・起雲閣

別荘から旅館へ。文人を迎えた名邸。

1919年に別荘として築かれ、1947年に旅館へと姿を変えた起雲閣。太宰治や山本有三らとのゆかりが残ります。今は庭園や和洋の建築を見学でき、別荘地と湯の町が重なって育った熱海の文化を知る場所になっています。

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天城湯ヶ島・湯本館

川端康成が、筆を進めた湯の町。

『伊豆の踊子』を執筆した宿として知られる湯本館には、川端康成が滞在した部屋や文人の資料が保存されています。作品を読んでから天城を歩けば、山あいの道や川の音も、ひと味違って感じられそうです。

営業中の宿です。館内や資料の見学は、利用条件を施設へ確認してください。

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西伊豆・堂ヶ島

与謝野鉄幹・晶子が、歌に残した海。

1935年に堂ヶ島を訪れた与謝野鉄幹・晶子夫妻は、天窓洞の景色を歌に詠みました。写真の名所としてだけでなく、人が何を美しいと感じてきたのかをたどる場所としても、海と洞窟を眺めてみたくなります。

公式案内を見る ↗

ゴルフと世界のスターの滞在は、川奈の歴史の章で。文学や建築を目当てに歩くと、晴れの日も、雨の日も、旅先での楽しみが増えていきます。

石造りの旧天城隧道の入口
静岡県・旧天城隧道Photo: hoge asdf / CC BY 2.0

AMAGI / A ROAD THROUGH THE MOUNTAINS

森の道にも、
伊豆らしい時間がある。

旧天城隧道の石造りの入口と、それを囲む木々。山を越え、人が行き交ってきた道には、海岸とは違う伊豆の表情が残ります。文学ゆかりの湯ヶ島と合わせて、半島の奥へ足を延ばす旅に。

天城湯ヶ島温泉の物語へ →

07 / TASTE OF IZU

伊豆の味を、
海と山から。

金目鯛、干物、生わさび、柑橘、しいたけ。食べることや土産を選ぶことも、土地の暮らしに触れる旅です。

下田で水揚げされた赤い金目鯛
静岡県下田市・水揚げされた金目鯛Photo: morishi / CC BY 4.0
湯ヶ島の斜面に段状に広がるわさび田
静岡県伊豆市湯ヶ島・わさび田Photo: Batholith / Public domain

東伊豆・稲取

金目鯛と、港ごとの違い。

赤い魚体の金目鯛は伊豆の食を代表する楽しみの一つ。なかでも「稲取キンメ」は、稲取漁港で一本釣り・日戻り操業により水揚げされる金目鯛を指します。産地や料理の違いを聞きながら味わえば、食事そのものが土地を知る時間になります。

土地の味を公式案内で知る ↗

伊東・西海岸

干物は、朝ごはんにも旅の持ち帰りにも。

アジやカマスなどの干物が並ぶ店先は、海辺の町らしい風景。焼きたてを宿の朝食で楽しみ、気に入ったものを土産にするのも旅の定番です。ひと口の味に、魚を扱い、干し、仕上げてきた町の仕事が詰まっています。

土地の味を公式案内で知る ↗

天城・中伊豆

生わさびの香りを、山の水とともに。

食卓でおろしたての香りを楽しむ生わさび。わさび漬けや、わさびを使った地域の料理にも出会えます。わさび田や栽培の話に触れてから食べると、刺身の添え物として見ていた一つの食材が、伊豆を旅する目的になります。

土地の味を公式案内で知る ↗

伊東をはじめ伊豆各地

みかんとニューサマーオレンジ。

温暖な伊豆では、さまざまな柑橘が育ちます。生の果実だけでなく、果汁や菓子に出会えるのも楽しみ。店先に並ぶ品種が季節とともに変わるので、旅先で見つけた一つを、帰ってからも味わう土産に。

土地の味を公式案内で知る ↗

修善寺・中伊豆

肉厚のしいたけで、山の伊豆を味わう。

海鮮の印象が強い伊豆ですが、山の幸も見逃せません。原木から育つしいたけを焼いて味わったり、干ししいたけを買って帰ったり。天城の水、山の木、栽培する人の仕事が、温泉街の食を支えています。

土地の味を公式案内で知る ↗

土肥・西海岸

天草のところてん、海辺のおやつ。

西海岸では天草を使うところてんも土地の味。土肥の観光案内では地元八木沢産の天草を使う品も紹介されています。海で遊んだ後や町歩きの途中に、磯の香りとつるりとした食感を楽しむ寄り道を。

土地の味を公式案内で知る ↗

宿の食事にも、街への案内にも。

朝食にどこの干物を使うか。わさびの話を誰に聞くか。夕食は館内で出すか、町へ案内するか。地域の味を知ることは、宿の運営を考える手掛かりにもなります。

08 / STAY A LITTLE LONGER

季節を変える。
もう一泊してみる。

どこを全部回るかより、どこで時間を使いたいか。目的と季節で、伊豆の旅の組み方は変わります。

春

花と新緑を、温泉と一緒に。

熱海の花の名所や、伊豆高原・修善寺の散策へ。山と海を一日で詰め込まず、歩いた後に湯へ戻れる組み方が似合います。

夏

海で過ごす時間を、旅の真ん中に。

下田のマリン体験や、西伊豆のSUP・カヤックへ。体験に合わせて宿を選び、翌日は街歩きや食事をゆっくり楽しむ旅に。

秋

歩く旅と、夕景を待つ旅。

城ヶ崎の海岸や天城の道へ。西海岸では夕方に予定を詰めず、海を眺める時間を取るのも一案。食やゴルフを目的にした滞在も。

冬・早春

湯の町で、ひと足早い花の便り。

温泉と町の食事を楽しみ、熱海では梅やあたみ桜の時期に合わせて散策へ。開花の便りを確かめてから出かける楽しみがあります。

季節の提案です。花の見頃・海の体験・イベントの日程は年や天候で変わります。花の案内:熱海市観光協会 ↗

THREE WAYS TO TRAVEL

一泊・二泊で楽しむ、旅の組み合わせ。

以下は編集上のモデルです。交通の所要時間や施設の予約条件を確認して調整してください。

海景とゴルフを楽しむ、東海岸の一泊。

  1. 伊東の温泉街
  2. 川奈でゴルフや食事
  3. 伊東・伊豆高原に宿泊
  4. 翌日は城ヶ崎海岸

ラウンドを中心にするなら、前泊か後泊かを先に決めると、食事や観光を落ち着いて組み込めます。ゴルフをしない同行者には、小室山や街のカフェという楽しみも。

修善寺と天城で、山の伊豆を過ごす。

  1. 修善寺温泉を散策
  2. 温泉街に宿泊
  3. 天城・わさびの文化へ
  4. 土地の食事を楽しむ

川と竹林、温泉、文学、水とわさび。天城へ足を延ばしてから、湯の町での記憶を振り返る。海を目指さず伊豆を巡る、静かな休日の組み合わせです。

南と西の海を、急がず二泊で。

  1. 下田の港町と海
  2. 下田周辺に宿泊
  3. 道路で西海岸へ
  4. 堂ヶ島・土肥で夕景を待つ

南から西へ一気に通り過ぎるより、宿泊を分けて海を眺める時間を残す旅。運転やバスの移動に余裕を取り、翌朝の景色まで楽しみます。

09 / READ THE MARKET

魅力を、数字と行程でも確かめる。

地域を好きになることと、事業として判断すること。その両方のために、まず市場の大きさと季節の動きを見ます。

静岡県の宿泊市場

2025年1〜12月・年確定値 / 対象:静岡県全域

延べ宿泊者数2,240.7万人泊

原数値:22,407,160人泊

外国人延べ宿泊構成比9.9%

外国人 2,228,930人泊 ÷ 全体

リゾートホテル客室稼働率55.7%

県内の施設タイプ別集計

観光庁「宿泊旅行統計調査」。伊豆単独や個別案件の数値ではありません。県全域の集計を、そのまま一つの宿の売上見込みに置き換えずに読みます。[10]

一年を、ひとまとめにしない。

静岡県全域の月別延べ宿泊者数。2025年は8月が最も多く、6月が最も少ない集計です。伊豆の施設を検討するときは、地域・業態・曜日別の実績も重ねて見たいところです。

施設タイプ別・月別データを読む →
月別数値を表で見る
静岡県全域・2025年月別延べ宿泊者数(人泊)
月延べ宿泊者数
1月1,621,850人泊
2月1,647,360人泊
3月2,045,910人泊
4月1,733,900人泊
5月1,838,730人泊
6月1,464,000人泊
7月1,940,780人泊
8月2,527,970人泊
9月1,726,690人泊
10月1,881,750人泊
11月2,035,460人泊
12月1,942,750人泊

EAST COAST

熱海から、東海岸を南へ。

JR伊東線と伊豆急行線で、伊東・伊豆高原・伊豆急下田へ。駅から宿までの送迎や、夕食後の移動も含めて行程を考えます。

CENTRAL IZU

三島から、修善寺・天城へ。

伊豆箱根鉄道で修善寺方面へ、その先はバスや車を組み合わせます。山あいの宿では、到着後に館内で楽しめる時間も大切です。

WEST COAST

土肥・堂ヶ島へ、山を越えて。

西海岸へは道路・バスを含めた移動計画を。半島の反対側へ寄り道する場合も、実際の経路と時間を確かめて旅を組みます。

交通の案内:JR東日本 / 西伊豆町観光協会。運行・所要時間は利用時の案内をご確認ください。

10 / THE NEXT CHAPTER

この土地で、どんな宿を続けていくか。

建物をそのまま使う。運営の形を変える。次の担い手に引き継ぐ。まず、残したい価値と、実際に使える設備を見つめるところから。

STAY / 暮らすように泊まる

小さな宿・一棟貸し・保養所として。

庭や居間、景色を眺める場所を生かし、仲間や家族で過ごす滞在を考える。大きく造り替える前に、建物が持っている空間の良さを見ます。

最初に確かめたいこと

用途・営業許可、建物の適合、管理規約、近隣との関係、改修費。転用できるかは建物ごとに確認。

保養所の再生を考える →

FOOD / 街とつながる

泊食分離で、地域の食を楽しむ。

夕食を館内で出すだけでなく、地元の飲食店と連携する方法もあります。料理や人員を減らすことだけを目的にせず、食事に困らない旅の形をつくります。

最初に確かめたいこと

近隣店の営業日、席数、送迎、朝食、予約の受け渡し。連携先との合意と繁忙日の受入体制。

泊食分離と地域連携を読む →

RENEW / 直して受け継ぐ

温泉・客室・景観の価値を磨く。

窓の外の景色、湯、食事を楽しむ居場所。客が何を求めて来るのかを考え、客室、水回り、熱源、配管などの改修に優先順位をつけます。

最初に確かめたいこと

温泉の利用条件、設備診断、修繕負担、運転資金。取得費だけでなく、営業再開までの総投資額。

総投資額の組み立てを読む →

ここで紹介するのは、宿づくりを考えるための選択肢です。個別物件の適性や、転用・収益を保証するものではありません。

FOR THE NEXT OWNER, AND THE CURRENT OWNER

この土地の良さを、
分かってくれる人へ。

地域を知ることが、次の担い手との対話につながる。
買いたい方も、引き継ぎたい方も。まだ決めきっていないところから始められます。

買主・運営を考える方へ

ここで営む、次の宿を探す。

公開された情報から案件を探し、詳しい条件は売主・担当者との対話で確かめていきます。

中部の公開案件を見る →購入条件を登録する →

本番の地域区分に合わせ、中部の一覧をご案内します。伊豆所在の案件だけを示す一覧ではありません。

QUESTIONS

このガイドについて。

伊豆エリアには、どの地域を含みますか?

このガイドでは熱海・伊東・川奈・伊豆高原・東伊豆・修善寺・天城・伊豆長岡・下田・南伊豆・西伊豆を紹介しています。観光や宿泊を考える広域の案内で、行政区分や個別案件の所在地を示すものではありません。

このページの写真や紹介施設は、売却中の物件ですか?

写真は伊豆の地域景観です。観光資源や施設の紹介を、売却案件の掲載や取引関係を示すものとして使っていません。個別案件の所在地や写真は、その案件で開示された情報をご確認ください。

掲載している宿泊統計は伊豆だけの数字ですか?

統計のパネルは静岡県全域を対象とする観光庁の2025年確定値です。伊豆の各市町や、検討中の施設の稼働率とは分けて見る必要があります。対象期間・出典・施設タイプの詳細は静岡県の宿泊市場ページに掲載しています。

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現在の営業状況や、残したいもの、次の運営への希望からご相談いただけます。非公開下書きや相談窓口へのリンクを掲載しています。利用の流れと受付状況は、TSUNAGU本体の各画面でご確認ください。

監修:堤 誠之 / 運営会社

出典・写真・編集について

本文・データの出典

  1. 伊豆半島ジオパーク

    地形・温泉・東西南北と中伊豆の地域性。各スポットの詳細は公式ジオサイト案内。

  2. JR東日本|列車で行く 伊豆・熱海

    伊豆への鉄道路線と地域を巡る旅。所要時間・列車運行は利用時に確認。

  3. 熱海市観光協会|よくある質問

    梅・桜などの季節と熱海の観光案内。花の時期には年による差がある。

  4. 伊東市|小室山公園

    川奈地区にある小室山公園と山頂からの眺望。

  5. 川奈ホテルゴルフコース|公式案内

    川奈のゴルフの歴史・地形・海景。地域資源の紹介であり売却案件の紹介ではない。

  6. 修善寺温泉|観光協会・旅館組合公式サイト

    修善寺温泉の観光、温泉街、交通の案内。

  7. 伊豆市観光協会 天城温泉郷|見る・遊ぶ・体験

    天城の自然・わさび・体験などの地域資源。

  8. 下田市観光協会|ペリーロード

    下田の街並みと開国史に関わる散策路。

  9. 西伊豆町観光協会|堂ヶ島温泉郷

    堂ヶ島、夕景、海岸地形、交通の案内。

  10. 観光庁|宿泊旅行統計調査 2025年確定値・原集計Excel

    静岡県全域。第2表(年計) B29・Q29、第8表(年計) R29。伊豆単独や個別案件の数値ではない。

  11. 大室山登山リフト|山頂で楽しむ

    山頂のお鉢めぐりと眺望。散策路は周囲約1km。

  12. 伊東観光協会|城ヶ崎海岸

    溶岩海岸、門脇つり橋、自然研究路の案内。

  13. 西伊豆町観光協会|SUP・カヤックの体験案内

    西伊豆の海で行う体験、予約・開催時期の確認先。

  14. 下田市観光協会|マリンアクティビティ

    サーフィン・SUP・シーカヤック・シュノーケリング等の体験窓口。

  15. 西伊豆町観光協会|天窓洞

    天窓洞の地形、陸からの遊歩道、1935年の与謝野夫妻の来訪。

  16. 堂ヶ島マリン|洞くつめぐり

    天窓洞へ向かう遊覧船。運航・予約・料金は運営者の最新案内で確認。

  17. 下田市観光協会|龍宮窟

    田牛の海食洞、天窓と上部遊歩道から見る地形。

  18. 修善寺温泉観光協会・旅館組合|名所・史跡

    修禅寺、日枝神社、桂川沿いの竹林の小径。独鈷の湯は入浴・足湯不可。

  19. 熱海市|起雲閣

    1919年の別荘建築、1947年の旅館への転換、太宰治・山本有三などとのゆかり。

  20. 川奈ホテル|90周年・公式年表

    1928年大島コース、1936年ホテル・富士コース開業、1937年18ホール完成、1954年来訪記録。

  21. 川奈ホテル|The Kawana Story

    大倉喜七郎の構想、マリリン・モンローとジョー・ディマジオの滞在、館内の食文化。

  22. 來宮神社|大楠

    御神木と信仰。樹齢は神社案内で2100年以上とされる。周回の話は伝承として紹介。

  23. 伊豆山神社|公式案内

    源頼朝・北条政子ゆかりの神社と信仰の歴史。

  24. 湯本館|湯本館と川端康成

    『伊豆の踊子』の執筆、滞在した部屋や文人資料の保存。見学可否は施設へ確認。

  25. 伊豆わさビジターセンター|伊豆市

    伊豆のわさび栽培、地域の歴史、わさび田を知るガイド案内。

  26. 東伊豆町|稲取キンメ

    稲取漁港、一本釣り・日戻り操業によるブランドの定義。伊豆全域の金目鯛との混同を避ける。

  27. 伊東観光協会|伊東のグルメ・特産品

    干物、みかん・ニューサマーオレンジ等の柑橘と地域の味。

  28. 伊豆市観光情報|修善寺しいたけの里

    原木しいたけと収穫・食体験。営業・体験実施日は施設の案内を確認。

  29. 伊豆市観光協会土肥支部|食べる・買う

    西海岸の干物、天草のところてん、しいたけ、柑橘等。

  30. 熱海市|糸川遊歩道のあたみ桜

    糸川沿いの早咲きの桜。見頃と開花状況は年ごとに変動。

  31. 熱海市観光協会|定番スポットと季節の花

    熱海梅園、あたみ桜、春夏の花、紅葉の季節の目安。

  32. 伊豆の国市観光協会|韮山反射炉

    幕末の大砲鋳造炉と、世界文化遺産の構成資産としての位置付け。

  33. 伊豆市|狩野川周辺サイクリングマップ

    狩野川沿いから伊豆市・伊豆の国市周辺を巡るルートの確認先。

  34. 修善寺温泉|温泉街ライトアップ

    竹林の小径・桂川周辺など、夜の温泉街の散策案内。

本文・統計の確認日:2026年10月28日。地域資源の紹介と、宿の活用に関する編集上の提案を分けています。

掲載写真と利用条件

地域景観の写真です。掲載地域の特定の宿や、掲載施設との取引関係を示すものではありません。

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