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田沢湖

TSUNAGU — ONSEN STORIES 74

秋田県 仙北市

田沢湖高原温泉郷TAZAWAKO KOGEN ONSEN

駒ヶ岳の麓から、田沢湖を見晴らす湯の休日。

山を背にし、眼下に田沢湖を望む高原の立地が魅力。駒ヶ岳の麓から、田沢湖を見晴らす湯の休日。

Photo: 掬茶 / CC BY-SA 4.0 · 2021年2月
土地
秋田県 仙北市
湯
引湯によって育った高原の温泉
歴史
1961年

The spirit of TAZAWAKO KOGEN

駒ヶ岳の麓から、
田沢湖を見晴らす湯の休日。

田沢湖高原温泉郷は、秋田県仙北市、秋田駒ヶ岳の裾野に広がる温泉地です。山を背にし、眼下に田沢湖を望む高原の立地が魅力。湖畔に泊まる旅や乳頭温泉郷の湯を訪ねる旅とは場所が異なり、山と湖の両方へ向かえる拠点として一泊を楽しめます。眺望は宿や部屋によって異なるため、何を見て過ごしたいかから選びましょう。

高原では、登山をする人だけが自然を楽しめるわけではありません。アルパこまくさで山のことを知り、宿の浴場から外の光を眺め、翌日に湖畔を訪ねる。活動の量を自分に合わせて選べることが、保養地としての良さです。山へ登る日と、湯でゆっくり過ごす日を分ける滞在にも向いています。

TAZAWAKO KOGEN at a glance

田沢湖高原温泉郷の基本情報

泉質・歴史・アクセスの要点(2026年10月26日確認)
所在地秋田県仙北市の温泉地。対象は指定参考ページの地域です。[1]
湯の手掛かり引湯によって育った高原の温泉[6]
土地の歩み町営国民宿舎「駒草荘」が開業し、高原の宿泊拠点づくりが進みました。[3]
散策の起点アルパこまくさ[3]
宿数の参考指定予約サイト掲載1件。地域全体の営業総数とは異なります。[1]

土地の湯を知り、宿でくつろぐ。

泉質の手掛かり
引湯によって育った高原の温泉
湯を知る
源泉名と分析書、浴槽ごとの利用状況を確認。
滞在の楽しみ
散歩や観光の後、宿の温泉でくつろぐ。

環境省の2017年計画書は、田沢湖高原温泉を乳頭地区からの引湯による単純硫黄泉として説明しています。ただし、この計画書が扱う広い範囲には乳頭温泉も含まれ、宿によって利用する源泉の案内は異なります。高原の全施設を同じ分析値や湯の色で一括りにせず、宿の源泉名と浴槽の利用状況を確認して選びましょう。

湯を選ぶ際は、源泉名と浴場の造りを一緒に見てみてください。温泉地の名前が同じでも、宿や浴槽によって使う湯と利用方法は異なります。内湯で落ち着く時間と、外の景色を楽しむ時間を思い描くと、泊まりたい宿が具体的になります。

泉質・温泉の参考資料[6]

湯と土地の歩みを、今の風景にたどる。

高原の温泉街は、自然湧出する湯の周りに昔から宿が並んだという歩みとは異なります。環境省の計画書では、1961年に町営国民宿舎「駒草荘」が開業し、乳頭地区からの引湯と宿泊施設の誘致によって温泉街が形づくられたことを紹介しています。山と湖の間に、意図して休養の拠点を整えた歴史です。

駒草荘の跡地には、2006年にアルパこまくさが開かれました。温泉に加えて山の情報と火山防災を伝える機能を備え、泊まる場所の集まりから自然を知る拠点へ役割が広がっています。古い計画書にある施設数や源泉数は現在の総数とせず、沿革を知る資料として参照しています。

温泉の由来と、周辺の文化財・町並みの歴史を区別して紹介しています。伝承は史実や確定した開湯年として扱っていません。[3][6]

  1. 1961年

    町営国民宿舎「駒草荘」が開業し、高原の宿泊拠点づくりが進みました。

  2. 引湯と温泉街の形成

    乳頭地区から湯を引き、旅館やホテル等を誘致した歩みがあります。

  3. 2006年6月1日

    駒草荘跡地にアルパこまくさが開かれました。

  4. 現在の高原滞在

    温泉と山の情報、田沢湖観光を組み合わせる旅が楽しめます。

歴史の参考資料[3][6]

駒ヶ岳の麓から、田沢湖を見晴らす湯の休日。

アルパこまくさでは、山の情報を知り、温泉も楽しめる高原の中核施設です。登山をしない日にも、秋田駒ヶ岳を身近に知る立ち寄り先として選べます。一つの場所を時間を変えて眺めると、その日の旅に自分の楽しみが増えていきます。

秋田駒ヶ岳を訪ねる時間と、宿で湯に入る時間を分けて取ると、急がずに過ごせます。一度に見どころを回りきろうとせず、翌朝にもう一つ楽しみを残す一泊も似合います。

土地の魅力に出会う、四つの立ち寄り先。

秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳。温泉とあわせて楽しみたい、土地の風景。撮影:2017年7月写真クレジット ↗
01

アルパこまくさ

山の情報を知り、温泉も楽しめる高原の中核施設です。登山をしない日にも、秋田駒ヶ岳を身近に知る立ち寄り先として選べます。[3]

02

秋田駒ヶ岳

高原の背後に広がる山の自然が魅力。登山する場合は営業や運行だけでなく、火山・登山道情報と自分の装備・体力を確認して別の計画を立てます。[4]

03

田沢湖の湖畔

高原から湖へ降りて、水面の広がりを味わう時間を。宿から見下ろす眺めと湖岸の景色では印象が異なり、一泊で両方を楽しめます。[5]

04

高原の宿の浴場

外へ出掛けない時間も旅の主役です。窓や露天風呂から何が見えるか、休憩できる場所があるかを確認し、自分たちの過ごし方に合う宿を選びます。[2]

滞在に加えたい、もう一つの楽しみ。

山のことを知ってから湯へ

アルパこまくさで自然や防災の情報に触れ、午後は宿へ。景色を眺めるだけの旅にも、山を理解する手掛かりが一つ加わります。[3]

高原と湖を一日ずつ楽しむ

到着日は高原の温泉、翌日は湖畔と分けると移動を重ねず過ごせます。バスで周遊する場合は、戻る便と帰りの列車を先に確認しましょう。[5]

季節が変わるたび、違う楽しみを。

田沢湖
田沢湖。季節や光によって、表情が変わる景色。撮影:2021年2月写真クレジット ↗

SPRING春

高原の雪解けと新緑を眺める旅。登山や山道の利用は平地と同じ季節感で判断しない計画を。

SUMMER夏

山の花や湖畔の活動を選べる季節。登山は天気とルート条件から判断し、温泉で休む時間も。

AUTUMN秋

高原から湖畔へ色づく景色を楽しみます。標高による見頃の違いも旅の面白さになります。

WINTER冬

雪の高原に泊まり、温泉を中心に。スキーなどを加える場合は施設の営業と移動条件を個別に確認します。

季節の過ごし方は編集上の提案です。花・紅葉・積雪の様子や体験の催行状況は年ごとに変わります。

食卓からも、土地の魅力に触れる。

高原の宿では、秋田の食をどう味わうかも選ぶ楽しみになります。山荘やホテルなど宿の形式が違えば、食事会場や料理の出し方も変わります。季節の山の食材や郷土料理を希望する場合は、料理名を一律に期待せず、予約するプランの実際の献立から選びましょう。

湖畔で昼を食べ、高原の宿で夕食をいただく予定なら、移動の時刻を先に合わせておくと落ち着けます。見晴らしの良い場所で長く過ごす日ほど、夕食前の湯の時間が少なくなりがちです。食べる場所と時刻を決め、宿へ戻って休める余裕を残すのがおすすめです。

地域の食・文化の参考資料[2][5]

過ごしたい一日から、宿を選ぶ。

田沢湖高原温泉郷では、アルパこまくさなどの見どころを訪ねる旅と、宿で落ち着く時間をつなげて選ぶと、一泊の目的が定まります。客室の雰囲気に加え、浴場と食事の場所まで見て、自分たちが過ごす一日を思い描いてみてください。

宿までの移動は、最寄り駅や停留所からの実際の道順で確認しましょう。観光の荷物を預けられる時間と、夕食の開始時刻を合わせておくと、到着後も落ち着いて過ごせます。温泉は利用する源泉と浴槽ごとの案内を見て選べます。

温泉地全体の宿泊施設総数

未確認参照資料の対象範囲による数値 [1]

温泉地の規模を知る、施設数の参考資料

確認できた公表資料からは、対象温泉地全体の旅館・ホテル総数を確定できませんでした。下記の予約サイト掲載件数は、全営業施設の総数と区別した参考値です。

参考:指定参考ページ「ゆこゆこ」の宿一覧で確認した掲載宿数は1件です。確認日:2026年10月26日。同サイトの掲載範囲に限る参考値で、地域全体で営業する旅館・ホテルの総数ではありません。[1]

宿を選ぶときの、三つの視点

  • 立地アルパこまくさなど、訪ねたい場所から宿までの移動を確認。
  • 温泉利用する源泉と、内湯・露天風呂など浴場の構成を確認。
  • 食事と滞在食事場所と開始時刻、客室で過ごす時間から選ぶ。

一泊二日、景色と温泉をゆっくり楽しむ旅。

宿での時間を大切にしながら、土地の見どころにも触れる一泊二日。以下は滞在の組み立て例です。

  1. 1日目・午後

    アルパこまくさを訪ね、宿へ向かう前に土地の風景を楽しみます。荷物を預けられるか確認し、見学と移動に余裕を持たせます。

  2. 1日目・夕方〜夜

    明るいうちに宿へ入り、温泉と夕食を楽しみます。食後は部屋で休み、翌朝の散策に楽しみを残しておきます。

  3. 2日目・午前

    秋田駒ヶ岳など、気になった場所を一つ選びます。営業や見学の条件を確かめ、帰りの交通に合わせて出掛けましょう。

秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳。移動の合間にも目を留めたい、この地方の景色。撮影:2012年8月写真クレジット ↗

アクセスと、到着してからの過ごし方

JR田沢湖駅からは乳頭線など、高原方面へ向かうバスの利用を確認します。宿ごとに最寄り停留所が異なるため、「高原に着けば歩ける」と考えず、降車場所と宿までの道順を見ておきましょう。山上へ向かう交通と温泉へのアクセスは別に確認し、冬は路面と運行に余裕を持たせてください。[3][7]

田沢湖高原温泉郷の宿が、次へ繋ぐもの。

田沢湖高原温泉郷の宿が迎えるのは、湯に入る時間だけではありません。アルパこまくさを訪ねる旅と宿の食事をつなぎ、土地の楽しみを伝えることも、おもてなしの一つです。建物や浴場とともに、その場所でどう過ごしてもらうかという工夫も、次の担い手へ受け継いでいきたい価値です。

宿の記憶を、次代へ

田沢湖高原温泉郷の湯と、おもてなしを次へ。

この土地で宿を営んできた方へ。これから地域の宿を受け継ぎたい方へ。TSUNAGUでは、ご自身で進めることも、必要な場面で担当者に相談することもできます。

本特集は温泉地の紹介です。写真・施設数・観光施設の記載は、TSUNAGUへの物件掲載や売却意向を示すものではありません。

Questions

田沢湖高原温泉郷を、もう少し知る。

田沢湖高原温泉郷はどこにありますか?

秋田県仙北市の温泉地です。山を背にし、眼下に田沢湖を望む高原の立地が魅力。

どのような温泉を楽しめますか?

環境省の2017年計画書は、田沢湖高原温泉を乳頭地区からの引湯による単純硫黄泉として説明しています。ただし、この計画書が扱う広い範囲には乳頭温泉も含まれ、宿によって利用する源泉の案内は異なります。高原の全施設を同じ分析値や湯の色で一括りにせず、宿の源泉名と浴槽の利用状況を確認して選びましょう。

近くで何を楽しめますか?

アルパこまくさ、秋田駒ヶ岳などがあります。アルパこまくさで自然や防災の情報に触れ、午後は宿へ。景色を眺めるだけの旅にも、山を理解する手掛かりが一つ加わります。

歴史を知るなら、どこに注目すればよいですか?

高原の温泉街は、自然湧出する湯の周りに昔から宿が並んだという歩みとは異なります。環境省の計画書では、1961年に町営国民宿舎「駒草荘」が開業し、乳頭地区からの引湯と宿泊施設の誘致によって温泉街が形づくられたことを紹介しています。山と湖の間に、意図して休養の拠点を整えた歴史です。

旅館・ホテルは何軒ありますか?

指定参考ページ「ゆこゆこ」の宿一覧で確認した掲載宿数は1件です。確認日:2026年10月26日。同サイトの掲載範囲に限る参考値で、地域全体で営業する旅館・ホテルの総数ではありません。

一泊二日ではどう過ごせばよいですか?

アルパこまくさを訪ね、宿へ向かう前に土地の風景を楽しみます。荷物を預けられるか確認し、見学と移動に余裕を持たせます。翌日は秋田駒ヶ岳などを一つ選び、帰りの交通に合わせて過ごすことを提案しています。

Sources & photo credits

出典・写真クレジット

編集・構成:TSUNAGU。最終確認日:2026年10月26日。自治体・観光協会・施設運営者などの公表資料に基づく独自の特集です。開湯年の異説や集計時点が分からない数値は、その条件を本文に添えています。滞在プランと宿選びの提案は編集上の考察です。現地取材や独自の施設調査を実施した記事ではありません。料金・時刻・空室・当日の営業は各公式案内をご確認ください。

  1. ゆこゆこ「田沢湖高原温泉郷」 ↗指定対象の所在地・温泉地の範囲・交通案内を参照。掲載宿件数は表示を確認できた場合だけ採用。2026年10月26日確認。
  2. 田沢湖・角館観光協会・田沢湖高原温泉郷 ↗秋田駒ヶ岳麓の立地と景観。
  3. 仙北市・アルパこまくさ ↗2006年開業、温泉と情報・防災施設。
  4. 仙北市・秋田駒ヶ岳登山道情報 ↗山へ入る前の最新ルート確認先。
  5. 田沢湖・角館観光協会・田沢湖エリア ↗高原と湖畔の違い、周辺の楽しみ。
  6. 環境省・田沢湖高原温泉郷計画書2017 ↗1961年の駒草荘、引湯と温泉街形成。広い指定範囲と過年度の数値を区別。
  7. 田沢湖・角館観光協会・アクセス ↗高原の最寄り交通と停留所の相違。

掲載写真について

Wikimedia Commonsで公開され、下記ライセンスで再利用できる実写写真を使用しています。配布元の縮小画像を保存し、表示時に枠に合わせてトリミングしています。撮影時点の風景であり、現在の施設の営業状況を示す写真ではありません。

田沢湖 ↗

原題:Mount Akita-Komagatake seen from Lake Tazawa 20210213.jpg

写真:掬茶 / CC BY-SA 4.0 / 2021年2月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。

秋田駒ヶ岳 ↗

原題:Lake Tazawa 20170709.jpg

写真:掬茶 / CC BY-SA 4.0 / 2017年7月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。

田沢湖 ↗

原題:Lake Tazawa and Kansa-gū 20210213.jpg

写真:(Tea-making tea) 掬茶 / CC BY-SA 4.0 / 2021年2月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 4.0で提供します。

秋田駒ヶ岳 ↗

原題:View of Mt. Akita-Komagatake from Lake Tazawa.jpg

写真:掬茶 / CC BY-SA 3.0 / 2012年8月

変更:配布元の実写写真からWebP配信版へ変換。高解像度版の画素寸法を維持し、960px版・480px版を作成。必要時の向きの調整と表示枠に合わせたトリミングあり。色調補正・合成・拡大なし。

この写真と表示用トリミングの改変部分は、元写真と同じCC BY-SA 3.0で提供します。