01 / TRANSFER
家と土地、荷物と権利。何を受け渡すかから。
空き家の売買では、土地建物の名義だけでなく、敷地の範囲、道路、離れや物置、家具、井戸・浄化槽等の設備まで、取引の対象を確かめます。「家一式をそのまま」と話していても、売主が持ち帰りたい物と、買主が使いたい物が同じとは限りません。
| 対象 | 主な確認資料 | 合意しておくこと |
|---|---|---|
| 土地・建物と敷地の権利 | 登記、公図、測量図、建築資料、相続関係の資料。 | 誰が所有し、どこまで売るか。未登記の増築、共有持分、道路や隣接農地も含まれるか。 |
| 家具・設備・残置物 | 写真、設備表、残す物と持ち帰る物の一覧。 | 何を引き渡し、誰がいつ、どの費用で処分するか。第三者の所有物や借りている設備も区別します。 |
| 買主の利用計画に必要な条件 | 用途地域、接道、建築、農地、管理規約、営業制度。 | 住宅、賃貸、二拠点、宿泊等、予定する使い方の可否。土地建物の売買だけで、宿泊営業の手続きまで済むわけではありません。 |
相続した家では、相続登記や遺産分割の状況も最初に確認します。相続登記には申請義務があり、権利者を確かめないまま募集や工事を先行させると、後で日程を組み直すことがあります。必要な書類と手続きは司法書士等と整理します。[5]
売るか、活かすかをまだ決めていない方へ →02 / SELLER
片付ける前に、今の状態を記録する。
最初の相談に、家の中を空にしておく必要はありません。所在地、名義、家を使わなくなった時期、分かっている不具合、残っている荷物、今後の希望が分かれば、確認の順序を相談できます。危険な状態を放置することとは分けて、売却のために先払いする工事や処分を見直します。
家族の希望と、売れる状態の確認を並行する。
相続人が複数いる場合は、価格だけでなく、いつまでに整理したいか、残したい家具や仏壇、近隣との約束等を共有します。権利関係の整理と遺品整理は別の作業です。大切な物を誤って処分しないよう、持ち帰る物を先に決め、買主へ引き渡す範囲は一覧と写真で残します。
分かっている傷みを、説明できる資料に。
雨漏りの場所と時期、シロアリや腐朽、給湯器・配管の故障、増改築、過去の修繕、浄化槽や井戸の管理記録を集めます。直していない箇所も、その状態と経緯を伝えることが買主の予算づくりに役立ちます。確認できていない部分は、未確認のまま区別して伝えます。
検討中も、安全と近隣への配慮を続ける。
施錠、飛散しそうな屋根材、倒木、排水、草木の越境などを点検します。売却の方針が未定でも、建物を適切に管理する責任は続きます。自治体から助言・指導等を受けている場合は、その文書も相談時に共有します。管理不全空家等の指定や勧告の有無は、税の取扱いにも関わる場合があります。[9]
非公開で今の状態から相談を始める →03 / BUYER
古さよりも、次の使い方に必要な条件を見る。
庭付き住宅を自分で直して暮らす人、戸建て賃貸を営む人、週末の拠点を探す家族、宿泊運営を検討する事業者。空き家の買主には異なる目的があります。売る方が買主の計画を知ることは、どの傷みを先に直し、何を残して渡すかを話し合う助けになります。
| 利用計画 | 初めに見る条件 |
|---|---|
| 住宅として住む・二拠点で使う | 仕事・買物・通院、公共交通、駐車場、災害リスク、通信、断熱と水回り。週末に通えることと、毎日の暮らしやすさを分けて確かめます。 |
| DIYを交えた戸建て賃貸 | 近隣の賃貸募集と成約の把握、必要修繕、借主に任せる工事の範囲、保険と管理。家賃収入から空室・修繕・管理費を差し引いた収支を見ます。 |
| 宿泊事業として活かす | 営業制度と用途地域、消防・建築、条例、清掃・緊急対応、交通と周辺環境。広い庭や眺望に、実際に運営できる体制を添えて検討します。 |
| 近隣事業者の寮・拠点等に使う | 建物用途、定員、通勤、駐車、設備、使用者と所有者の責任分担。宿泊施設の離れとして利用する案も、個別の法令・許可条件を確認します。 |
総予算は、購入代金、登記・税・報酬等の取得費、調査、残置物処分、修繕、外構・擁壁、設備、当面の維持費を含めます。見た目の内装より先に、雨漏りや安全、給排水、接道など、後から計画全体を変える項目を確認します。金融機関には、住宅用か事業用かを正確に伝えます。
宿泊活用では、旅館業と住宅宿泊事業を分けて調べます。住宅宿泊事業には住宅の設備・居住等の要件、年間180日の上限、管理義務、自治体条例による制限があり、空き家ならどれでも届出できるわけではありません。住宅宿泊事業とマンスリー賃貸を組み合わせれば自動的に通年稼働できる、という前提で購入しないことが大切です。[3]
公開されている空き家の匿名概要を見る →04 / PRICE
売買価格より先に、使える総予算と手元に残る資金。
査定額、売出価格、買主の提示額、成約価格は、それぞれ役割が違います。査定額は資料と現況からの見立て、売出価格は募集条件、提示額は買主の利用・修繕計画を踏まえた提案、成約価格は最終合意です。購入時の価格や借入残高だけで、今の売買価格が決まるわけではありません。
近隣相場は、似た条件の成約と募集を分けて見る。
同じ「〇〇台」でも、接道、階段、駐車場、擁壁、建物の状態、土地の権利で負担は変わります。不動産情報ライブラリ等の取引情報を使う際は、取引時期、面積、建物の条件、地域の範囲を確かめます。売出中の価格、公示地価等の土地指標、個別住宅の成約価格を一つの平均にまとめず、それぞれの用途に応じて比べます。[11]
売主の手残りと、買主の取得後費用は別々に計算する。
買主は改修費や処分費を含む総予算から提示額を考えます。売主が先に工事をしても、その費用が同じだけ売価に上乗せされるとは限りません。現況で引き継ぐ案と、解体や片付けをして渡す案を、工事期間中の維持費や借入返済も含めて比べます。
| 項目 | 現況のまま売却 | 解体して売却 |
|---|---|---|
| 仮定の売買代金 | 600万円 | 800万円 |
| 解体・整地費 | 0万円 | 240万円 |
| 登記・報酬等の売却経費(仮定) | 60万円 | 60万円 |
| 工事・売却待ちの追加維持費 | 0万円 | 20万円 |
| 借入返済 | 200万円 | 200万円 |
| 上の支出を差し引いた資金 | 340万円 | 280万円 |
現況売却は600−60−200=340万円、解体後売却は800−240−60−20−200=280万円。この仮定では現況売却が60万円上回ります。相場、工事見積もり、実際の成約例ではなく、譲渡所得税等を計算する前の比較です。測量、残置物、担保抹消等の条件が違えば結果は変わります。
解体により住宅用地の特例の適用関係が変わる場合もありますが、実際の税額は現在の認定、面積、評価、負担調整等によって異なります。「解体すれば一律に何倍」とはせず、解体前に自治体の固定資産税担当へ確認します。[9]
解体と現況売却の手残りを試算する →05 / DISCLOSURE
相談を始めても、すぐに住所が公開されるわけではありません。
売却の相談を始めることと、広く募集を知らせることは別です。TSUNAGUでは、新しく登録した案件は完全非公開から始まります。会員向け又は一般向けに匿名の概要を掲載する場合も、売主の選択と運営の審査を経て表示されます。[7]
情報の深さは、D1が匿名の概要、D2が施設名や所在地、D3が決算書・登記・契約書などの資料です。D2は買主の確認、案件ごとの秘密保持手続、売主の承認を経て共有し、D3は資料・閲覧者・期間ごとに許可します。公開範囲を広げても、財務資料や個別の会話がそのまま公開されるわけではありません。
住所、外観、庭、窓からの景色にも、物件を特定する手掛かりがあります。元の写真や契約書を共有する前に、どの相手に何を見せるかを確認します。すでに閲覧・保存された情報は回収できないため、承認と記録、秘密保持の手続きを重ねて情報を守ります。
情報開示と秘密保持の仕組みを確認する →06 / DILIGENCE
空き家売買の前に確かめる、5つの土台。
1.名義、境界と、売る権限。
登記名義、相続、共有、抵当権を確認し、売主として誰が契約するかを明らかにします。公図と現況の塀が一致しない場合や、測量図が古い場合は、境界の確認範囲と費用を協議します。土地建物のほか、私道や離れ、隣接地の名義も照合します。借入が売却代金で完済できない場合は、抵当権抹消等の条件について金融機関との調整が必要です。
2.用途地域、再建築、農地を別々に確認。
堤が空き家相談で重視するのは、見た目の建物だけでなく、その土地で何ができるかという点です。市街化区域・市街化調整区域の別、用途地域、建築基準法上の道路と接道、従前の開発・建築許可、地目と農地の扱いは、それぞれ確認先と判断基準が違います。市街化調整区域だから全て再建築不可、市街化区域だから全て建替え可能、と決めず、敷地と計画に即して調べます。用途地域により使える建物の用途にも制限があります。[2]
地域によっては線引きのない都市計画区域もあります。例えば八街市は、市内全域が非線引き区域と案内されています。全国の空き家に市街化区域・調整区域の二分を当てはめず、自治体の都市計画図と建築・開発窓口で確認することが出発点です。[12]
庭に見える場所でも農地を含む場合は、農地としての権利移動と、宅地・駐車場等への転用を区別します。農地法の許可等や、農用地区域の手続きが必要となることがあります。家の購入と同時に好きな用途へ変えられる前提では進めず、農業委員会等へ事前に照会します。[10]
3.私道、給排水、井戸・浄化槽の負担。
道路の所有者・持分、通行や掘削の承諾、将来の修繕分担を確認します。私道持分がないことだけで結論を出さず、権利と契約の状況を調べます。水道は公設か私設か、井戸なら利用者・水質・ポンプ、浄化槽なら維持管理・清掃・検査の記録と排水先を確認します。接続先が近くに見えても、直ちに接続できるとは限りません。
4.建物、擁壁と、安全のための整備。
屋根・雨漏り、床下・シロアリ、給排水、電気、断熱、増改築、擁壁・崖地・階段を調べます。検査済証がないことと、建物が違法であることは同義ではありません。建築時の資料と現況を建築士等が照合し、適合状況や追加調査を整理します。買主の改修や用途変更に必要な手続きも、その計画に応じて確認します。[4]
5.「現況のまま」の範囲を、契約で具体的に。
現況有姿という言葉だけで、売主の説明や責任が全てなくなるわけではありません。雨漏り等の既知の不具合、設備の動作確認、残置物の所有・処分、引渡し後の負担を契約書と付属書類に具体的に記載します。契約不適合責任の内容や期間を合意する場合も、当事者の属性や法令による制約を踏まえ、専門家と確認します。[1]
自治体別の実務ポイントと相談先を調べる →07 / PROCESS
調査と資金の確認を済ませて、引渡し日を決める。
空き家売買の順序は、資料整理と登録、買主との対話、現地調査と資金確認、契約、決済・引渡しです。相続、道路、境界、融資など、建物以外の確認が日程を左右します。片付けの日を先に決めるよりも、どの状態で引き渡す合意かを先に固めると、二度手間を減らせます。[6]
| 工程 | 準備と日程の考え方 |
|---|---|
| 資料整理・非公開登録 | 最初の1〜3週間を資料集めと希望整理に充てる計画例。相続人・名義・管理状態の確認が必要な場合は先に着手します。 |
| 買主との対話・現地確認 | 募集期間は固定できません。利用目的、現況引渡しへの理解、資金、希望時期を確認し、必要な秘密保持手続きを経て対話します。 |
| 調査・見積もり・融資確認 | 候補が決まった後に4〜8週間程度の調査枠を置く計画例。測量、道路、農地、開発・建築、営業等の手続きによって数か月以上かかる場合もあります。 |
| 契約・決済準備 | 残置物、既知の不具合、融資、必要な許可・承諾、担保抹消等の条件を確認します。関係者の手続きが整う日から引渡しを逆算します。 |
| 決済・引渡し | 登記、代金・各種費用の精算、鍵、設備・管理記録を引き継ぎます。売主が持ち帰る物と買主が引き受ける物を最終照合します。 |
期間は段取りを考えるための例です。買主が見つかる時期や行政・金融機関の審査を約束するものではありません。判明した課題を途中で隠さず共有し、契約条件と日程を調整します。
掲載・検索・当事者間のメッセージや交渉、エージェントへの相談は無料です。TSUNAGUを通じて取引を進める場合は、ジャパンリアルターの契約サポートを利用し、成約時に売主・買主それぞれに報酬が発生します。業務の範囲と金額は、契約手続きに入る前に確認できます。株式譲渡・事業譲渡・複合取引などは、対象と算定基準を確認して個別に見積もります。[8]
現在の料金と契約サポートの範囲を見る →加盟不動産会社の掲載案件は、その会社との契約・料金を確認します。
08 / RENEWAL
6つの選択肢を、負担と希望から比べる。

Photo: Koda6029 / CC BY-SA 4.0
家を売るかどうか決まらないときは、所有を続ける理由と、続けるための支出を書き出してみます。収入だけでなく、手間、事故や修繕への責任、家族が使う可能性も比較の対象です。買主の側も、安く買うことを目的にせず、取得後に続けられる使い方を選びます。
| 選択肢 | 期待できること | 負担・確認すること |
|---|---|---|
| 現況売買 | 売主が先に全面改装や解体をせず、買主の計画で引き継ぐ案。 | 価格、残置物、不具合、権利、契約上の負担。売れる時期や金額は個別に異なります。 |
| 住宅として賃貸 | 所有を続けながら、暮らしの場として使ってもらう案。 | 生活需要、修繕、賃貸借の種類、管理、空室、DIYの範囲。賃料収入だけで手残りを判断しません。 |
| 宿泊活用 | 地域の魅力や建物の特徴を滞在に生かす案。 | 営業制度・条例・建築・消防、規約、初期費用、清掃と緊急対応。常に売却より有利とは限りません。 |
| 自己利用・二拠点 | 思い出の家を、家族の暮らしや趣味の拠点として使い直す案。 | 通う頻度、整備と維持、空ける期間の管理。貸す場合は別に制度・契約を確認します。 |
| 解体・更地化 | 危険を解消し、土地としての利用や売却を検討する案。 | 費用、再建築の可否、解体後の税、地中埋設物等。建物を残す案との比較を先に行います。 |
| 維持・管理 | 相続や家族の方針を相談する間、建物を保つ案。 | 点検、草木、通風等の管理、税・保険、遠隔時の連絡先。次に方針を見直す時期も決めます。 |
再生するなら、安全・暮らし・魅力の順に。
雨漏りや腐朽、給排水、電気、擁壁などを先に確認し、そのうえで断熱、使いやすい水回り、通信を整えます。古い建具や庭は価値になることがありますが、残すことと安全性の確保を両立させます。DIYで触れられる内装と、専門工事が必要な設備・構造を分けることも大切です。
宿にする計画は、地域の日常とつながる計画に。
広い庭、海や山への近さ、個性的な建物は滞在の魅力になります。一方で、駐車、夜間の音、ごみ、清掃、緊急時の駆けつけまで運営の一部です。住宅として売る案や貸す案も同時に残し、適切な整備費と現実的な管理体制を比べます。
戸建て・古民家の整備と宿泊活用を詳しく読む →09 / GUIDES
地域の暮らしと、取引の実務をつなぐ。
空き家エリア特集では、郊外住宅地の歴史や地域の魅力、インフラ、自治体の窓口を地域ごとに調べられます。この始め方ガイドからは、費用比較、再生、用語の詳しい解説へ進めます。別荘地の管理規約や温泉契約が関わる物件は、別荘特集も合わせて参考にしてください。
10 / FAQ
空き家を売る・買う前のご質問。
書類、荷物、土地の条件。最初に気になることから整理します。
相続登記や書類の整理が終わっていなくても相談できますか?
はい。現在分かる名義、相続人、所在地、建物の状態から相談できます。売買を進める際は、相続登記や遺産分割の状況、契約する方の権限を確認し、必要な手続きを司法書士等と整理します。
荷物や古い家具が残ったままでも売却を検討できますか?
はい。持ち帰る物、買主へ渡せる物、処分する物を写真と一覧で整理し、費用と作業時期を相談できます。第三者の所有物や借りている設備も確認します。先に全て処分する必要があるとは限りません。
現況有姿で売れば、売主は不具合の責任を負いませんか?
現況有姿という表現だけで全ての責任がなくなるわけではありません。既知の不具合、設備の状態、残置物、引渡し後の負担を具体的に伝え、契約不適合責任の内容や期間も、当事者の属性や法令の制約を踏まえて確認します。
再建築できない可能性がある家でも相談できますか?
はい。売却相談はできますが、接道、都市計画、従前の許可、敷地の権利などを調べ、利用や改修の範囲を確認する必要があります。再建築の可否は区域の名称だけで決まらず、価格、融資、将来利用にも影響します。
庭や駐車場として使っている土地に農地が含まれる場合は?
土地の登記と現況、農地法上の扱いを確認します。農地としての権利移動と、宅地・駐車場等への転用は別の手続きです。農業委員会等へ、必要な許可や農用地区域等の条件を事前に照会します。
空き家を買えば民泊や一棟貸しにできますか?
立地、用途地域、建築・消防、条例、管理規約、住宅の状態と運営体制によって異なります。住宅宿泊事業の届出と旅館業の許可は別の制度です。住宅宿泊事業には対象住宅等の要件と年間180日の上限があり、取得前に計画を管轄窓口へ確認します。
解体してから売る方が、税金や手残りの面で有利ですか?
物件によって異なります。解体費、解体後の売買価格、売却までの維持費、住宅用地の特例の適用、再建築の可否を比べます。税額が一律に何倍になるとは限らないため、解体前に自治体の固定資産税担当等へ確認します。
相談・掲載と成約時の費用はどう違いますか?
掲載・検索・当事者間のメッセージや交渉、エージェントへの相談は無料です。TSUNAGUを通じて取引を進める場合は契約サポートを利用し、成約時に売主・買主それぞれに報酬が発生します。業務範囲と金額は契約手続きに入る前に確認できます。 加盟不動産会社の掲載案件は、その会社との契約・料金を確認します。
11 / CONSULT
家の中も、気持ちも。整理の途中から相談できます。
売るかどうかまだ決まっていない、書類が足りない、残置物が多い。そうした状況も含めて、分かることからお伝えください。買主の方は、住宅・賃貸・二拠点・宿泊等の目的、地域、総予算と整備できる範囲を伝えると、必要な確認を進めやすくなります。
現況のまま非公開で相談を始める →空き家の匿名概要を探す →購入条件を登録する →売買や活用の進め方を相談する →12 / SOURCES
出典・編集方針・写真クレジット
編集・構成:TSUNAGU編集部(ジャパンリアルター株式会社)。最終確認日:2026年11月2日。官公庁・自治体の公表資料、TSUNAGUの利用案内、既存の地域特集をもとに、空き家の売買を始める際の確認事項と利用の選択肢を編集した実務ガイドです。費用と期間は前提を示した計算・段取りの例です。個別の権利、建築、農地、営業、税務の判断は、所在地と利用計画に応じて確認します。
実務の背景は、代表取締役・空き家相談士、堤 誠之の不動産売買と旅館法人の再生・運営経験です。土地の区域区分、建替え、農地の条件が価値判断を左右するという本人の見解を、自治体の制度上の区分と照らして整理しています。
代表者の経歴と相談できる領域を見る →堤 誠之/ジャパンリアルター株式会社 代表取締役・空き家相談士
不動産業界21年目。旅館法人3社の代表として再生・運営に関わり、宿泊施設の売買・事業承継、企業保養所、空き家・空き別荘の相談に対応。個別の法律・税務・建築判断は、必要に応じて専門家と連携します。
代表者の経歴と相談できる領域を読む →制度・利用方法の出典と確認範囲
- e-Gov法令検索「民法」売買契約の内容への適合と当事者の権利・義務。現況有姿の文言のみで一切免責とはしない/確認日:2026-11-02
- 国土交通省「用途地域による建築物の用途制限」用途地域により建築物の用途・規模等が制限されること。条例・特例等を含む個別判断は自治体で確認/確認日:2026-11-02
- 観光庁「住宅宿泊事業者編」対象住宅・居住等の要件/年間180日上限/届出・管理義務。マンスリー併用による一律通年営業を保証しない/確認日:2026-11-02
- 国土交通省「既存建築物の現況調査ガイドライン」建築資料と現況を調査し適合等の状況を区分。検査済証不在のみで違法と判断しない/確認日:2026-11-02
- 法務省「相続登記の申請義務化に関する概要資料」相続登記の申請義務。本文では個別の起算日や罰則を断定せず専門家確認へ接続/確認日:2026-11-02
- TSUNAGU「ご利用・商談・契約の流れ」登録・対話・契約準備・引渡しの利用案内/確認日:2026-11-02
- TSUNAGU「情報開示と秘密保持の仕組み」公開範囲と情報の深さの区別/D1〜D3/共有の取消しと保存済み情報の限界/確認日:2026-11-02
- TSUNAGU「料金について」無料範囲/成約時に各当事者へ報酬/事前の説明と同意/確認日:2026-11-02
- 国土交通省「空き家の税金について」住宅用地に対する固定資産税等の課税標準の特例/管理不全空家・特定空家等への勧告と特例除外。実際の税額を一律の倍率で表さない/確認日:2026-11-02
- 農林水産省「農地の売買・貸借について」農地の権利移動には原則として許可等が必要。具体的な転用・農用地区域等は農業委員会ほかへ確認/確認日:2026-11-02
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ 不動産価格(取引価格・成約価格)情報」実取引の価格情報を比較する入口。この記事では新たな相場の独自集計・成約統計を掲載していない/確認日:2026-11-02
- 八街市「農地法第4条、第5条の許可申請について」八街市全域が非線引きであること/農地区分・農用地区域と転用申請。全国一律の区域判断に用いない/確認日:2026-11-02
- TSUNAGU「堤 誠之 代表者紹介」公開された経歴・空き家相談士としての相談領域/確認日:2026-11-02
写真クレジット
小川町の町並み
Photo: Subcommandante / CC BY-SA 3.0 / 写真原典
小川町・宮ノ入集落から望む官ノ倉山
Photo: Koda6029 / CC BY-SA 4.0 / 写真原典