TSUNAGUホテル・旅館の売買・M&Aポータル
五箇山(相倉集落)
富山県・五箇山(相倉集落)Photo: SHori / CC BY 4.0

DESTINATION 16 — JAPAN

金沢・加賀温泉郷・能登・越前

庭を歩き
北陸の手仕事へ

金沢の庭園と文化、加賀の湯と器、富山の港町と合掌造り、福井の禅と庭。北陸には、静かに時間を使いたくなる場所が重なります。能登は復旧の途上にあり、訪問先ごとの最新案内を確かめながら、その時に迎えている店や文化へ。海と山、暮らしの技を知る滞在へ出かけましょう。

旅の舞台

北陸の周遊・滞在圏

楽しみを探す

体験・歴史・散策・土地の味

宿を受け継ぐために

風景と暮らしから、運営の実務へ

A PLACE, MANY WAYS TO STAY

ひとつの土地に、長く目を向ける

苔の里
石川県・苔の里Photo: SHori / CC BY 4.0

北陸の旅は、名所の数を増やすより、庭や器、町の仕事に時間をかけると豊かになります。金沢では兼六園と文化施設、加賀では共同浴場を中心とする街区と九谷焼。富山では漁船が並ぶ内川、山側では合掌造りの住まい、福井では禅の伽藍と水を生かした庭が待っています。県をまたぐ日は移動を独立した時間として取り、一つの拠点で朝夕まで過ごしてみてください。

能登半島地震やその後の豪雨の影響は、地域や施設ごとに異なります。掲載写真は撮影当時の景観を伝えるもので、現在の営業や通行を示しません。2026年10月28日に確認した県観光連盟の案内では、営業再開や工事、交通の情報が別々に案内されています。訪れる直前に施設と交通の情報を確かめることを前提に、いま受け入れられる場所で買物や食事、文化を楽しむ旅を考えましょう。

地域の観光・宿泊ガイドです。写真や紹介施設は、売却中の案件を示すものではありません。

01 / EXPLORE THE AREA

地域ごとに違う、
泊まりたい理由。

気になる町や風景から、ここで過ごす一日を探してみてください。

01 / 金沢

庭と考える時間

兼六園の池や曲水、築山を巡り、城公園の石垣や建物へ。さらに鈴木大拙館や泉鏡花記念館へ足を延ばすと、城下町の景色に思想と文学の奥行きが加わります。庭の中で明るい水面から木陰へ進む感覚、展示を見て静かに考えるひととき。金沢は、少し立ち止まることで魅力が伝わるまちです。関心のあるテーマを選び、歩く範囲を絞るとゆっくり味わえます。[1][2][3][4][5][6]

  • 兼六園
  • 金沢城公園
  • 鈴木大拙館
宿を受け継ぐ視点

展示替えの休館と庭園の入園時間を分けて確認しましょう。雪や雨の日の徒歩経路、荷物の預け先を具体的に選ぶと、まちなかの滞在が快適になります。

02 / 山代・加賀

湯の曲輪と九谷

共同浴場を中心に通りが巡る山代の湯の曲輪。古総湯の建築や九谷焼のタイルを眺め、器の店、魯山人ゆかりのいろは草庵へ向かう散策が楽しめます。旅先で使いたい湯のみや小皿を一つ選ぶ時間も、この土地らしい体験です。入浴、工芸、甘味を近い範囲で組み合わせられ、宿へ戻る道にも小さな楽しみが見つかります。[7][8][9][10]

  • 山代の総湯・古総湯
  • 魯山人寓居跡いろは草庵
  • 九谷焼の店
宿を受け継ぐ視点

共同浴場と宿の浴場では利用方法が違います。入浴の案内、展示の休館、絵付けの予約を確認し、歩いて回る範囲を先に決めると過ごしやすい地域です。

03 / 山中温泉

渓谷と漆器のまち

鶴仙渓では、川の音を聞きながら橋と木立の間を歩けます。あやとりはしやこおろぎ橋を眺め、川床で一息つく時間は、湯の町に泊まる楽しみの一つ。ゆげ街道には山中漆器や九谷焼の店が並び、自然の散策から器の世界へ無理なく移れます。深い緑の季節と紅葉の季節で風景が変わり、同じ道を再び歩きたくなる場所です。[11][12]

  • 鶴仙渓
  • あやとりはし
  • ゆげ街道
宿を受け継ぐ視点

渓谷の遊歩道と街道は足元が異なります。川床の実施時期と天候判断、雨後の通行案内を確認し、坂や階段が難しい人には街道を中心に組み立てましょう。

04 / 七尾・和倉・能登

今ある営みに触れる

能登を訪ねるときは、復興特設サイトの個別案内から行き先を選びます。七尾の食や和倉の祭り文化を紹介する施設など、地域を知る入口があります。一方、護岸の復旧工事や、宿泊施設ごとの営業の違いが残ることも公式案内に示されています。いつかの景観写真だけで予定を決めず、迎えている店や公開施設で土地の品物や文化に触れる旅を。[13][14][15][16][26]

  • 七尾の食と買物
  • 和倉の祭り文化
  • 能登の里山
宿を受け継ぐ視点

訪問直前に施設、交通、道路をそれぞれ確認します。工事区間や立入制限への配慮、宿泊の直接確認が必要です。地域全体の営業再開としてまとめて案内しません。

05 / 富山・新湊・五箇山

港町と山の住まい

新湊の内川には漁船が並び、個性のある橋が川をまたぎます。水辺の道を歩くと、観光の舞台である前に働く港町だと感じられます。山側の五箇山では合掌造りと田畑、雪持林が一体の風景に。海辺と山里は移動を分け、どちらかで腰を落ち着けると、北陸の暮らしの幅を味わえます。ます寿しや山里の豆腐も楽しみです。[17][18][19][25]

  • 内川
  • 相倉合掌造り集落
  • 五箇山の公開資料館
宿を受け継ぐ視点

新湊と五箇山は徒歩の一圏ではありません。公共交通の接続と集落の見学時間を確認し、日没後の散策や私有地への立入は地域の案内に従ってください。

06 / 福井・越前・奥越

禅と水の庭

福井市の養浩館庭園では、池と書院の関係をゆっくり眺められます。永平寺ではいまも続く修行の場に触れ、勝山の平泉寺では苔と石敷道をたどる。庭園、伽藍、かつての宗教都市の跡はそれぞれ異なる時間を感じさせます。食事は越前おろしそば、冬には水ようかん。土地の文化を歩いて知った後の味が、滞在の記憶を深めてくれます。[20][21][22][23][24]

  • 養浩館庭園
  • 大本山永平寺
  • 平泉寺白山神社
宿を受け継ぐ視点

三か所は交通を挟む行き先です。屋内参拝と屋外の石道で履物や歩く条件が違うため、天候に合わせて訪問先を絞ると落ち着いて楽しめます。

02 / OUTSIDE THE INN

宿の外にも、
旅の楽しみを。

歩く、体を動かす、手を動かす。何を楽しむかから、次の滞在を考えてみませんか。

01

金沢

兼六園で水と起伏をたどる

池、築山、曲水、橋、茶亭。兼六園は園内を歩くにつれて景色が変わる回遊式の庭です。名の知られた灯籠だけでなく、水が流れる方向や木立の陰影を追ってみましょう。広がる景観と細部の両方に目を向けると、庭を歩く時間そのものを楽しめます。[1][2][3]

一緒に楽しむなら金沢城公園へ進み、石垣や城下町の歴史と庭づくりを同じ日に味わえます。

公式案内を見る ↗
02

金沢

大拙館で静かに考える

鈴木大拙館は展示、学習、思索の空間を庭と回廊で結ぶ場所です。資料を読むだけでなく、水鏡の庭を眺めて立ち止まる時間にも意味があります。旅の予定を埋めるための展示巡りから少し離れ、自分の速度で過ごしてみたい文化施設です。[4][5][6]

一緒に楽しむなら泉鏡花記念館などを選んで文化を巡る日に。複数館を回るなら展示の案内と開館日を見て、無理のない順で訪ねましょう。

公式案内を見る ↗
03

山代

器の町で絵付けを楽しむ

九谷焼の店や体験ギャラリーでは、色や模様を自分の手で選ぶ楽しみがあります。作品を見る、絵付けを体験する、普段使いの器を探す。どの方法でも、湯の町と工芸の近さを感じられます。旅の一皿を持ち帰れば、帰宅後の食卓にも山代の時間が残ります。[7][8][9]

一緒に楽しむならいろは草庵や古総湯を合わせ、器を使った暮らしと湯の文化に触れる午後に。

公式案内を見る ↗
04

山中

鶴仙渓と川床でひと休み

渓谷の木立と水音を楽しんだら、実施期間中の川床で甘味と休憩を。橋のかたちや川の表情が、温泉街の散策に変化を加えます。ゆげ街道の店を訪ねる時間も残し、歩いた後に器を選ぶなど、自然と手仕事を一緒に楽しんでみてください。[11][12]

一緒に楽しむならこおろぎ橋周辺やゆげ街道と組み合わせると、温泉街の中で一日をゆっくり使えます。

公式案内を見る ↗
05

和倉

祭り文化を知る訪問先を選ぶ

和倉温泉お祭り会館を紹介する県の案内では、曳山や映像を通じて七尾の祭りを学ぶ訪問先が示されています。祭り当日だけでは分からない道具や地域の営みを知る機会です。訪問時の公開と周辺工事、移動条件を確かめ、いま受け入れている場所から地域を訪ねましょう。[13][14][15][16]

一緒に楽しむなら七尾での買物や食事と合わせ、宿泊は各施設へ直接確認してから組み立てます。

公式案内を見る ↗
06

新湊

内川の橋と漁船を眺める

川沿いに漁船が連なる内川は、水辺の暮らしが近くに感じられる町です。橋ごとに見える家並みや船の位置が変わり、行きと帰りでも印象が違います。潮の匂いや船の音に耳を向け、急いで写真を撮るより、川に沿って歩く時間を楽しみましょう。[17][25]

一緒に楽しむなら新湊の食事と組み合わせる港町の午後に。観光船は別の体験として運航案内を確認を。

公式案内を見る ↗
07

五箇山

合掌造りと和紙の手仕事へ

相倉の公開資料館では、合掌家屋の中で山村の暮らしや産業を知ることができます。手漉きの和紙体験も、この土地で手を動かす楽しみ。茅葺屋根の外観から一歩入ると、生活と仕事のためにつくられた空間の工夫を感じられます。[18][19]

一緒に楽しむなら集落の見学と山里の食事を合わせ、相倉か菅沼の一方を丁寧に訪ねる旅もおすすめです。

公式案内を見る ↗
08

福井

庭園から禅の伽藍へ

養浩館庭園では池を囲む景観を味わい、永平寺では回廊で結ばれた伽藍を訪ねます。二つの空間は庭と修行道場という異なる性格ですが、静かに歩くことで建築と自然の関係が伝わります。展示を読むように急がず、光や木の質感に目を向けてみてください。[20][21][23]

一緒に楽しむなら福井を拠点に日を分けてもよい行き先です。参拝後の昼食におろしそばを選べます。

公式案内を見る ↗

体験の開催日・参加条件・交通や通行の状況は、各公式案内から確認してください。行程は天候や歩きやすさに合わせて。

03 / WALK THE TOWN

名所を結んで、
町を楽しむ。

建物、路地、水辺、小さな店。名所だけを急いで巡らず、その間の時間も楽しめる組み合わせです。

金沢

庭園と思想の散策

  1. 兼六園
  2. 本多町周辺
  3. 鈴木大拙館

庭の起伏と水の景色を楽しみ、文化施設の多い地域へ。大拙館で庭を眺める時間まで残しておくと、まちを歩くリズムが落ち着きます。見学先を増やしすぎず、関心のある展示を一つ選ぶ散策です。雨の日には水面や石の色にも違う表情が現れます。[1][2][4][5]

館ごとの休館・展示替えを確認。

公式案内を見る ↗

山代

湯の曲輪と魯山人の道

  1. 総湯
  2. 薬王院温泉寺
  3. いろは草庵

浴場を中心とする街区を歩き、寺と魯山人ゆかりの場所を訪ねます。器の店や甘味処へ寄る時間も加えると、歴史を学ぶ道が気軽な町歩きになります。建物の格子や看板、九谷焼の色に目を向けながら、湯の町の細部を楽しんでみましょう。[7][8][9]

入浴と資料館の受付は別に確認。

公式案内を見る ↗

山中

渓谷と器の街道

  1. あやとりはし
  2. 鶴仙渓
  3. ゆげ街道

橋から川を見下ろし、木立の遊歩道を歩き、街道へ戻る散策です。自然の中にいる時間と店先を見る時間が交互に現れ、長く歩いた実感よりも小さな発見が残ります。川床が開く時期は休憩を加えて、山中漆器の軽さや手触りにも触れてみてください。[11][12]

雨後の路面と川床の実施を確認。

公式案内を見る ↗

新湊

橋を渡る港町歩き

  1. 内川沿い
  2. 東橋
  3. 川岸の町並み

内川の両岸を歩き、橋を渡って目線を変える散策です。係留された船と家々が近い景観から、港の仕事と生活が並んでいることが伝わります。橋の形を見比べたり、川の光を眺めたり、同じ場所に少し留まるのも楽しみ。店で食事を取れば、水辺の景色と食の記憶が一緒に残ります。[17]

船の作業や生活道路の通行に配慮。

公式案内を見る ↗

散策の順序は編集上の提案です。公開時間、実際の経路、移動手段を確かめて調整してください。

04 / HISTORY & CULTURE

水の庭、湯の街区、器の手仕事

北陸の景観には、水を取り込む庭、湯を中心に暮らす街区、山に合わせた住まいが残ります。工芸は展示室だけでなく、風呂のタイルや食卓の器にも。景色と日々の仕事を一緒に見ることで、この地域の文化が身近になります。

金沢城は1583年に前田利家が入城した後、本格的な城づくりが進んだと紹介されています。兼六園では池、築山、曲水などが変化する回遊の景観を楽しめます。城を背景にした都市の歴史と、庭の中を歩いて味わう美しさ。二つを同じ日の中で訪ねると、金沢のまちの地形にも目が向きます。

九谷焼は1655年に加賀の九谷村で初めて焼かれたと地域の資料に記されています。山代では、窯跡や器の店、魯山人の寓居が工芸の歩みを伝えます。古総湯のタイルやステンドグラスは、湯の体験に彩りを加える存在。美術品だけでなく、使われる空間の中で工芸を見ることが、この土地らしい楽しみになります。

五箇山の合掌造り集落は、1995年に白川郷とともに世界文化遺産へ登録されました。田畑や林を含む景観には現在の暮らしがあります。能登もまた、工芸や祭りと暮らしが続く土地です。2024年の地震とその後の雨の影響を踏まえ、写真の中の過去と訪問時の状態を分け、地域が発信する現在の案内に沿って訪ねたい場所です。

[3][9][10][13][15][18][19]歴史・文化の公式案内 ↗
  1. 1583年

    前田利家が金沢城へ

    能登から入城し、本格的な城づくりが進みました。

  2. 1655年

    九谷焼の始まり

    旧九谷村で初めて焼かれたと紹介されています。

  3. 1995年

    五箇山が世界文化遺産へ

    白川郷とともに合掌造り集落が登録されました。

  4. 2024年

    能登半島地震

    地域ごとの復旧と営業再開の歩みが続いています。

05 / PLACES OF PRAYER

社や寺の前で、
足を止める。

人々が祈りを重ねてきた場所を、その土地に伝わる由緒とともに訪ねます。

山代

01

薬王院温泉寺と湯の町

総湯や古総湯の近くにある寺は、湯の曲輪の散策で訪ねたい場所です。地域の由緒では白山信仰との関係や明覚上人の歴史が紹介されています。湯と器のまちの中に祈りの場があることを感じ、境内の静けさを味わってみてください。周囲の店や展示と近い距離で巡れるのも魅力です。[7][8]

公式案内を見る ↗

永平寺

02

いま続く禅の修行道場

道元が1244年に開いた永平寺は、現在も僧侶が修行する道場です。回廊で結ばれた伽藍を歩くと、木造建築の重なりと山の緑が印象に残ります。観光施設の展示を見るように一方的に眺めるのではなく、案内に沿い静かに参拝を。門前の食事と合わせ、ゆっくり訪ねたい場所です。[21]

公式案内を見る ↗

勝山

03

平泉寺の苔と石敷道

平泉寺白山神社の周辺では、苔や杉、石敷道が重なる風景に出会えます。白山信仰と、かつて多くの坊院があった場所の歴史が重なる景観です。御手洗池などに伝わる話は伝承として読み、遺跡の道と自然の表情を楽しみましょう。雨の日には色が深まる一方で滑りやすいため、足元はtipに沿って選びます。[22]

公式案内を見る ↗

由緒やご利益にまつわる話は、各地の信仰・伝承として紹介しています。参拝・見学・撮影の案内に沿ってお楽しみください。

06 / PEOPLE & STORIES

人の足跡から、
土地を知る。

この場所で暮らし、旅をし、作品を残した人たち。名前と土地のつながりを知ると、見慣れた景色にも別の物語が見つかります。

金沢

鈴木大拙と考えるための館

金沢が生んだ仏教哲学者・鈴木大拙。大拙館は、その考えや足跡を伝えるとともに、来館者自身が思索する場所として設けられています。展示を見てから水鏡の庭を眺めると、旅の途中で静かな時間をつくる意味が伝わります。人物の名を知るだけでなく、空間の中で考える体験ができることが、この館を訪ねる魅力です。[4][5]

公式案内を見る ↗

金沢

泉鏡花と生家跡の記念館

泉鏡花記念館は、鏡花が幼少期を過ごした生家跡に建ちます。作品の世界と生涯、美意識を紹介する展示があり、金沢の文学を知る入口になります。通りや川を歩く前後に作品や資料へ触れると、まちの印象にも別の奥行きが加わります。企画展示は変わるため、訪れた日のテーマに沿って楽しんでみてください。[6]

公式案内を見る ↗

山代

北大路魯山人といろは草庵

魯山人が若いころ山代に滞在した寓居が、いろは草庵として公開されています。看板を彫った仕事部屋や書斎などの案内は、料理と器にまたがる表現者の一面を伝えます。九谷焼の店や窯元の外観を巡るコースと組み合わせれば、土地と人との具体的な関係を歩いて知ることができます。[8][9][10]

公式案内を見る ↗

07 / TASTE OF THE PLACE

旅先の味を、
食卓とお土産に。

その場で味わう一皿も、帰ってから楽しむ一品も。土地の食材と、つくる人の仕事に触れる楽しみがあります。

羽咋市神子原の水田
石川県・遠い記憶(石川県羽咋市神子原の水田)Photo: chika_hattori / CC BY 4.0

能登・羽咋

里山の米と水田の景観

神子原地区の棚田は、米づくりと地域の保全がつくってきた景観です。羽咋市の案内は神子原米と地域の直売の取り組みを紹介しています。田の形を眺めるだけでなく、販売される米や地域の品物を選ぶと、景色を支える営みが身近に。写真は撮影当時の水田であり、いまの作況や訪問可否は現地の案内を用います。[26]

土地の味を公式案内で知る ↗

富山

笹の香りのます寿し

富山を代表する郷土料理として親しまれるます寿し。笹を開き、酢飯と魚を一緒に味わう体験は、食事にも旅の土産にも向いています。店ごとに厚みや酢の加減が異なり、好みを探す楽しみがあります。移動中に食べるものと持ち帰るものを分け、保存と食べ頃の案内に沿って楽しみましょう。[25]

土地の味を公式案内で知る ↗

富山湾

白えびなど季節の魚介

富山湾の寿司文化では白えび、ホタルイカ、寒ぶりなど、季節ごとの魚介が紹介されています。その日に出会える品を聞き、握りや料理で味わうと旅の季節が食卓に表れます。年間を通じて同じ魚が並ぶと決めず、料理人の提案に耳を傾けるのも港町の楽しみです。内川の散策後に食事の時間を取りたいところです。[17][25]

土地の味を公式案内で知る ↗

五箇山

山里の豆腐と郷土料理

合掌造りの集落を訪ねた日は、五箇山豆腐や山菜、川魚などの郷土料理にも目を向けてみてください。家の構造を見た後の食卓から、山村の暮らしが近く感じられます。店や季節によって用意される料理が違うため、その日に味わえる品を選ぶ楽しみがあります。お茶と甘味を取る時間も、集落でのひと休みに向いています。[19]

土地の味を公式案内で知る ↗

越前

大根おろしとそばの香り

冷たいそばに大根おろしや削り節、ねぎなどを合わせる越前おろしそば。そばの香りと大根の辛みが重なる、福井らしい一杯です。麺やおろしの加減には店ごとの個性があります。温かい料理ばかりになりやすい冬の旅でも、土地で親しまれる食べ方を味わってみたいところ。工芸や寺の見学の合間の昼食にも似合います。[23]

土地の味を公式案内で知る ↗

福井

冬に楽しむ水ようかん

福井では水ようかんが冬の味として親しまれています。黒糖や小豆の風味、柔らかさは作り手ごとに異なり、箱を開けて少しずつ食べる時間も楽しみです。宿での甘味や帰宅後の土産に選ぶなら、冷蔵の条件と賞味期限を見て購入を。雪の風景や町歩きとともに記憶に残る、北陸の冬らしい一品です。[24]

土地の味を公式案内で知る ↗

食の楽しみを、宿の提案にも。

朝食に使う食材、町へ出かける夕食、連泊する人への案内。地域の食を知ることは、仕入れや人の引継ぎを考えるときにも役立ちます。

08 / STAY A LITTLE LONGER

季節を変える。
もう一泊してみる。

どこを全部回るかより、どこで時間を使いたいか。目的と季節に合わせた旅の提案です。

春

庭と水田に光が戻る

金沢や福井の庭園では、木々と水面の変化を楽しめます。山里の田には季節の営みがあり、五箇山では家と田畑が一体の景観を見せます。花の名所を急いではしごするより、庭の中を一周して光の違いを感じる時間を。山側の雪の残り方は平地と別に確認します。[1][2][18][20]

夏

渓谷と港町を訪ねる

山中の鶴仙渓では木陰と川音、内川では水辺の町並みを楽しめます。川床で休み、器の店を巡るなど、自然と文化を近い範囲で味わえる季節です。暑い時間には展示や食事を加え、日中の歩行を短く区切ると過ごしやすくなります。能登の訪問条件は直前の情報で。[11][13][15][17]

秋

器と庭を丁寧に見る

鶴仙渓の木々や庭園に秋の色が重なり、温泉街の散策が楽しい季節です。山代の器の店で一枚の皿を選び、土地の味を思い出す土産にするのもおすすめ。紅葉の進み方は場所で違うため、一つの拠点に時間をかける旅なら、その日の景色を落ち着いて味わえます。[9][11][12][20]

冬

雪の景色と冬の甘味

庭園の冬景色、合掌造りの屋根、温泉の湯気。屋外は足元と道路を確かめ、室内の文化や食事を組み合わせて楽しみましょう。福井の水ようかんなど、冬に味わいたい土地の品もあります。写真と同じ積雪を求めるより、訪れた日の光と暮らしの表情を味わう滞在に。[1][18][19][24]

THREE WAYS TO TRAVEL

一泊・二泊で楽しむ、旅の組み合わせ。

施設の予約条件や交通に合わせて調整する、編集上のモデルです。

二泊で金沢と加賀の器へ

  1. 金沢の庭園
  2. 金沢泊
  3. 山代・いろは草庵
  4. 加賀温泉郷泊

金沢で庭と文化施設を楽しみ、翌日は加賀へ移動して湯の曲輪と九谷焼を訪ねます。山中を加える場合も、渓谷と街道を歩く時間を独立して確保を。都市と温泉を慌ただしくつなぐのでなく、夕方に宿へ戻って食事と湯の時間を味わえる二泊の案です。[1][5][7][8][9][11]

一泊で富山の港町と山里へ

  1. 新湊・内川
  2. 富山周辺泊
  3. 五箇山・相倉
  4. 公開資料館

初日は川沿いの港町を散策し、翌日は交通を確かめて五箇山へ。異なる風景を日ごとに分けることで、働く港と山の住まいをそれぞれ丁寧に見られます。集落では公開時間の中で資料と手仕事を楽しみ、食事にはます寿しや山里の郷土料理を選んでみましょう。[17][18][19][25]

一泊で福井の庭と禅へ

  1. 養浩館庭園
  2. 福井泊
  3. 永平寺
  4. 越前おろしそば

庭園の水と建築を眺め、翌日は伽藍の参拝へ。平泉寺を加える場合は交通と歩行を見て日程を延ばす選択もできます。移動先を多くするより、一つの空間で立ち止まる旅です。食後に水ようかんを選ぶなど、季節の小さな楽しみを添えてください。[20][21][22][23][24]

09 / READ THE MARKET

魅力を、
市場の数字でも確かめる。

地域への関心を、事業としての検討へ。観光庁の確定統計から、都道府県全域の宿泊規模を確認します。

2025年1〜12月・確定値/対象は各都道府県全域
対象延べ宿泊者数外国人構成比リゾートホテル
客室稼働率
石川県9,516,310人泊22.5%17.1%
富山県3,928,440人泊9.8%37.6%
福井県3,929,570人泊2.8%49.3%

この表は各都道府県全域の集計です。金沢・加賀温泉郷・能登・越前だけの実績や、個別施設の収支を示すものではありません。外国人構成比は外国人延べ宿泊者数÷全体から算出。[27]

石川県全域の、月別の動き。

2025年の月別延べ宿泊者数です。各地の旅館・ホテルを検討する際は、広域の季節変動に加え、その施設の営業日や客層、月別の実績を重ねて見ます。

宿泊市場の詳しい特集へ →
月別数値を表で見る
石川県全域・2025年月別延べ宿泊者数
月延べ宿泊者数
1月594,970人泊
2月607,670人泊
3月791,140人泊
4月802,540人泊
5月855,380人泊
6月660,750人泊
7月758,640人泊
8月961,380人泊
9月734,640人泊
10月928,970人泊
11月986,260人泊
12月833,980人泊

10 / THE NEXT CHAPTER

この土地で、
どんな宿を続けていくか。

風景や文化の魅力と、日々の運営に必要な条件。その両方を確かめながら、取得・再生・承継を考えます。

01 / LOCAL PRACTICE

復旧と営業を施設単位で確認する

能登では、地域名だけで営業やアクセスを一律に案内できません。地震や雨の後の施設公開、工事、道路、鉄道やバスを別々に確認し、確認日を付けて運用する必要があります。取得や運営を検討する個別施設の状態は、景観写真や地域の営業再開記事から推測しません。建物・設備・契約の記録と現地調査を分け、利用者へ約束できる範囲を明確にしましょう。[13][14][15][16]

最初に確かめたいこと

  • 施設の直接回答と確認日
  • 工事・道路・公共交通
  • 個別建物と設備の調査

02 / LOCAL PRACTICE

雪と雨の日の動線を整える

北陸の宿では、駅や駐車場からの移動、濡れた荷物や履物の扱いが滞在を左右します。庭園、石道、集落の道は天候で歩きやすさが変わるため、同じ散策時間を一律に示さない案内が必要です。冬の車両条件と送迎の実施範囲は施設ごとに確認を。室内の展示、工芸、食事を実際の開館日と結び付けておけば、天気に合わせた案内ができます。[1][4][19][20][22]

最初に確かめたいこと

  • 荷物と履物の受入れ
  • 冬季車両・送迎
  • 雨天の展示・食事先

03 / LOCAL PRACTICE

湯と工芸の連携を具体的にする

総湯、旅館、工芸店、体験工房はそれぞれ運営と受付が異なります。宿泊者への体験を組むなら、予約期限、人数、作品の受渡し、取消条件を受入先と確認しましょう。地域の文化は稼働や売上の保証にはなりません。温泉設備の権利や点検は別の調査として行い、現地で体験できる内容を正確に紹介することが、長く続けられる地域案内の土台になります。[7][8][9][11]

最初に確かめたいこと

  • 体験の予約と受渡し
  • 共同浴場と宿の区分
  • 源泉・浴場設備の確認

FOR THE NEXT OWNER, AND THE CURRENT OWNER

この土地の良さを、
分かってくれる人へ。

買いたい方も、引き継ぎたい方も。地域を知るところから、次の対話へ。

買主・運営を考える方へ

ここで営む、次の宿を探す。

公開情報から案件を探し、詳しい条件は売主・担当者との対話で確認していきます。

中部の公開案件を見る →購入条件を登録する →

本番の地域区分に合わせた一覧です。この代表エリア内だけの案件を示すものではありません。

QUESTIONS

このガイドについて。

このガイドの対象地域はどこですか?

金沢・加賀温泉郷・能登・越前を中心に、金沢、山代・加賀、山中温泉、七尾・和倉・能登、富山・新湊・五箇山、福井・越前・奥越を紹介しています。観光・宿泊を考える広域のガイドで、個別案件の所在地を示すものではありません。

掲載写真や紹介施設は売却中の案件ですか?

写真は撮影地を明記した地域景観・文化・食などの参考写真です。掲載施設との取引関係や、売却案件の所在地を示すものではありません。

市場データはこのエリアだけの数値ですか?

観光庁の2025年確定値から、都道府県全域の集計を掲載しています。代表エリア単独・市町村単位・個別施設の集計とは分けて確認してください。

売却をまだ決めていなくても相談できますか?

現在の営業状況や設備の課題、次の運営への希望から相談できます。非公開下書きと担当者への相談窓口を用意しています。手続や受付状況は本体の各画面をご確認ください。

監修:堤 誠之 / 運営:ジャパンリアルター株式会社 / TSUNAGUの想い

出典・写真・編集について

本文・データの出典

  1. 石川県「金沢城公園と兼六園 ご利用案内」

    庭園・公園の利用

  2. 石川県「兼六園」

    回遊式庭園の構成

  3. 兼六園観光協会「金沢城公園」

    前田利家の入城

  4. 金沢市立鈴木大拙館「交通案内」

    館の利用と所在地

  5. 金沢市観光協会「鈴木大拙館」

    大拙と建築・思索

  6. 泉鏡花記念館「利用案内」

    鏡花の生家跡と展示

  7. 山代温泉観光協会「湯の曲輪」

    総湯・古総湯・薬王院

  8. 同「ガイドと歩く歴史文化さんぽ」

    魯山人・九谷のコース

  9. 同「九谷焼のふるさと」

    魯山人寓居・絵付け

  10. 同「古九谷の発祥」

    1655年・窯跡

  11. 加賀市観光交流機構「鶴仙渓 川床」

    渓谷・川床・ゆげ街道

  12. 同「加賀温泉郷の紅葉スポット」

    鶴仙渓の橋と道

  13. 石川県観光連盟「能登半島の今② 2026年2月更新」

    復旧・施設ごとの状況

  14. 同「金沢から七尾・和倉への旅」

    祭り会館・総湯・工事

  15. 同「8月27日の大雨による状況 2026年9月9日」

    最新の道路・交通確認先

  16. 同「能登の施設状況一覧」

    個別施設の営業案内

  17. 富山県観光連盟「内川」

    新湊の港町

  18. 同「五箇山合掌造り集落」

    1995年の登録と集落

  19. 同「合掌造りとは」

    暮らし・五箇山豆腐

  20. 福井県観光連盟「養浩館庭園」

    池と書院建築

  21. 同「永平寺で禅の世界を体験」

    1244年・修行道場

  22. 同「白山平泉寺・平泉寺白山神社」

    白山信仰・石敷道

  23. 同「越前おろしそば」

    食文化

  24. 同「冬の水ようかん販売店一覧」

    冬の菓子

  25. 富山県観光連盟「富山の多様な寿司文化」

    ます寿し・白えび

  26. 羽咋市「神子原地区棚田群」

    水田景観と神子原米

  27. 観光庁|宿泊旅行統計調査・2025年確定値

    都道府県全域の年計と月別の延べ宿泊者数。エリア単独や個別施設の数値ではない。

本文・統計の確認日:2026年10月28日。旅の行程と宿の活用は編集上の提案です。

写真の撮影地と利用条件

↑